MH4(G)に登場するイベントクエスト。
本記事では関連クエスト「2頭が織り成す狩猟讃歌」についても記述する。
※2024年4月9日のニンテンドーオンラインサービス終了に伴い、本クエスト群は配信終了した。
未受信の場合、受信済みデータとのローカル通信を行うことで受注可能になる。
目次
概要
- 内容は闘技場でのテツカブラとガララアジャラの同時狩猟クエスト。
「闘技場で大自然もへったくれもあるか!」というツッコミはさておき、
もうメンツを見ても巨体と無属性ブレスによる攻撃範囲の広さが厄介なガララアジャラと
攻撃自体は見切りやすいが1発が重めで図体に反して動きも素早いテツカブラで
分断して戦うのが厄介な組み合わせとなっており、気が重くなる。
が、依頼内容を見て安心するハンターもいるのではないだろうか。- 孤高の作曲家
- 大気を震わす絞蛇竜、地面を鳴らす鬼蛙、
スイッチを叩いて柵を上げる狩人…。
ブラーヴォォォ!素晴らしい楽曲が書けそうだよ!
君の熱いソウルをぜひとも自然の旋律に乗せておくれ!
分断柵が使えるとなれば、上位でも序盤~中盤のモンスターであるテツカブラとガララアジャラ。
分断さえしてしまえばさほど苦労せずに勝つことが出来るだろう…
このように思って闘技場に足を踏み込んだ時、そのハンターはこんな感想を抱くだろう。
…なんかデカくね?
そして被弾した時には、こんな感想を抱くだろう。
…なんか痛くね?
- このクエスト、サイズが銀冠以上で確定であるうえ、
さらに攻撃力に補正がかかった強化クエストだったのである。
他の分断柵が使えるクエストはこれとかこれのように強力なモンスターが出現するものが多く、
テツカブラとガララアジャラというワンランク落ちるモンスターで分断柵が使えるのには
こういうカラクリがあったというわけである。
その攻撃力の高さは結構洒落になっておらず、★5時点での防御力400程度では普通にボッコボコにされる。
MH4におけるギルクエLv76以上級の攻撃力補正がかかっていると見られており、防御力500は確保しないと危ない。
体力の方も2頭クエストなのに1頭クエストと同等かそれ以上と非常に高く、
ソロプレイでは決して油断のならない難易度に仕上がっている。
- とにかく厄介なのはガララアジャラ。
普通のサイズですら十分すぎるくらいデカいのに銀冠以上確定で、下手をすれば金冠サイズである。
そのサイズでの蛇行突進は予期していないと抜刀状態での回避は絶望的なくらいの範囲を誇り、
巻き込み→地面突き上げなんてされようものなら生半可な防具では軽くネコタクのお世話になりかねない。
巻き込み中の麻痺噛み付きや咆哮効果が厄介な鳴甲飛ばしと搦め手もしっかり完備。
中途半端な距離にいると無属性ブレスの餌食にされる。
ガララアジャラと比較すると攻撃範囲が狭いテツカブラも、
集会所★7のラージャンに匹敵するかそれ以上の攻撃力で暴れ回る上に、
岩設置による移動妨害や振動と、ガララアジャラの相方としてはこれ以上ないくらい厄介な相手である。
とにかく何とかして分断柵で分断しないと軽く地獄絵図である。
状態異常はガララの麻痺くらいしかない組み合わせなのに、ここまでのシナジーを形成するとは…。
- とはいえ、これまでの強化クエストと比較するとステータスの上昇はほどほどに収まっており、
狂竜化もしないのでPTでやればそこまで苦労せずに勝つことが出来るだろう。
ソロプレイでも高級耳栓と耐震の2つがあるだけで明らかに被弾率が下がる。
- このクエストをクリアすることによって「蛇と蛙チケット」を入手することが出来、
このチケットで公式ガイドブックなどで存在が判明しておりながら長らく作成することが出来なかった
「EXインゴットシリーズ」を生産することが出来る。
この防具、頭に刀匠のスキルポイントが付いている上にスロ2と剣士垂涎ものの高性能を誇り、
他のスキル構成もガンランスや徹甲榴弾主体のボウガンにとって嬉しいものが揃っている。
…が、この防具最大のストッパー素材、それはなんと一式で88個必要になるフルクライト鉱石である。
チケットは1枚は確定で手に入るので、このクエストより天空山で採取している時間のほうが長くなることも…。
よってこのクエスト配信で一番狩られるようになったのは、テツカブラでもガララアジャラでもなくアプトノスである。
- ちなみに他の報酬として、報酬枠下段にはハチミツ、回復薬、アオキノコ、そして回復薬グレートと
回復系アイテムがズラリと並ぶ。
その分テツカブラやガララアジャラの素材の入手量がいまいち少なめで、
素材集めの面では美味しいクエストとはいえない。
- 後に発売されたMH4Gでも配信された。
相変わらずEXインゴットシリーズは頭防具をはじめとして優秀な性能を誇っているうえに、
G級クエストではフルクライト鉱石の入手もやや容易になり、製作難易度は幾分落ちたと言える。
ただし、G級防具と比較すると鎧玉で最後まで強化したとしてもどうしても防御力が心もとなく、
真打発動に関してもより優秀なテンプレ装備が研究されているため、あくまで繋ぎとして使うことになるだろう。
2頭が織り成す狩猟讃歌
- MH4Gでは、「大自然に響く狩猟讃歌」の続編のようなイベントクエストが登場した。
依頼人はやはり大自然に響く狩猟讃歌と同じく、「孤高の作曲家」と名乗る人物。依頼文も前回と酷似している。
ランクはG★2であり、内容は闘技場でゲリョスとジンオウガ亜種を同時狩猟というもの。
- ジンオウガ亜種がG級だとかなり強化される点と、前回と異なり分断柵が使えない点には注意したい。
ただし、モドリ玉やけむり玉を上手く使えば柵なしでも分断は可能。
2頭同時狩猟ということで1頭当たりの体力の量は単体クエストのそれと比較してかなり抑えられている。
残念ながら報酬に関してはG級イベントクエスト共通の報酬である大長老チケット以外に目ぼしいものはない。
G級に上がってすぐジンオウガ亜種と戦えるということがこのクエストのメリットだろう。- 現状乱入を除けば、唯一G級ゲリョス通常種を狩猟できる集会所クエストであるが、
旅団★10にもG級ゲリョス通常種の単品クエストがあり、そちらの方が難易度も低く連戦もしやすいので
ゲリョス素材を目的とはしにくいか。
マルチプレイでやろうにも、地底洞窟のG級採取ツアーにも確定で乱入するため、そちらの方がやりやすい。
- 現状乱入を除けば、唯一G級ゲリョス通常種を狩猟できる集会所クエストであるが、
余談
- MH4発売前のPVで、初めて分断柵がお披露目された際に戦っていたのがこのテツカブラとガララアジャラ。
長らくこのPVの組み合わせを再現することは出来なかったが、
本クエストの配信によりようやくPVを再現することが出来るようになった。
- 蛇と蛙は「三竦み(蛇・蛙・蛞蝓)」の伝承における食うものと食われるものの関係である。
残念ながらMHには蛞蝓に相当するモンスターは存在しないが、
フルフルとギギネブラは蛞蝓と同じく雄雌同体の生物である。
これだと4Gになった時点で少なくとも四竦み(蛇・蛙・蜘蛛・蛞蝓)になってしまうが…。- 同作で登場した蛇に関しては、蛇の王と称される伝説の古龍も存在する。
また、4Gにて脱皮直後の個体は蛇の「帝」に昇格されているようだ。
尤も、こちらの蛇王は相手が蛙だろうと蛞蝓だろうと問答無用で叩き潰してしまうだろうが。
- 同作で登場した蛇に関しては、蛇の王と称される伝説の古龍も存在する。
関連項目
登場人物/孤高の作曲家
モンスター/ガララアジャラ
モンスター/テツカブラ
モンハン用語/強化クエスト
防具/インゴットシリーズ
フィールド/分断柵