ネコスキルの一つ。
クエスト中に力尽きても、そのクエスト開始時における体力とスタミナの最大値を維持する効果を発揮する。
概要
- クエスト時に於けるハンターの基本的な体力とスタミナの値は、
スキルなどで補わない限りほぼ100で固定されている。
それをクエスト中に秘薬を飲むかこんがり肉を食べるか、
あるいはクエスト前に食事をするか温泉に入るかすることで
そのハンターの体力およびスタミナの上限を引き上げ、
両方とも最大で150まで引き上げることが可能となっている。
しかし、もし途中で力尽きてしまうとその追加された値がリセットされて上限が100に下がってしまい、
そうなるとまた秘薬やこんがり肉、あるいはいにしえの秘薬などを使ってこれらの値をもう一度上げねばならず、
結局は貴重なアイテムを使わされた上に戦線復帰にも時間がかかってしまう。
もしこのスキルが追加発動していれば、たとえ力尽きてもクエスト前に追加された体力とスタミナの
上限が減ることはなくなり、結果的に時間とアイテムの節約ができるため、秘薬なども戦闘時における
緊急回復アイテムとして心置きなく使用可能になるというメリットが生まれる。- ただし、あくまで維持されるのはクエスト開始前に確定した上限値までである。
よって食事や温泉で追加された補正値が+40だった場合、クエスト中に秘薬などを飲んで
その最大値を150に引き上げていたとしたとしても、力尽きればその体力の最大値は140に戻ってしまう。
また、鬼人薬や硬化薬、クーラードリンクなどのドーピング系アイテムの効果もやはり消えてしまう。 - 食事で発動させる場合は乳製品+乳製品でほぼ確実に発動できる。
ただし、この組み合わせの場合攻撃力・防御力に補正がかからないので、
おまけ術の対象になるのは基本的に体力とスタミナだけになる。
- ただし、あくまで維持されるのはクエスト開始前に確定した上限値までである。
- 通常のクエストは3乙で失敗になるため、基本的に2回までしかこのスキルの恩恵に預かる事は出来ない。
更にそもそも乙らなければこのスキルは完全に死ぬので発動させるかどうかの見極めが必要になる。
発動していれば心に余裕が生まれるが、それで気が緩んで力尽きてしまえば本末転倒である。
このスキルはいざという時の保険として考えて頼り過ぎないようにしよう。
- なによりこのスキルが一番活きるコンテンツといえば、
やはりMH3(G)のモガの森の探索と、MH4(G)の未知の樹海の探索であろう。
どちらも、いくらハンターがモンスターに倒されてもクエスト失敗にならずにBCに戻されるだけであり、
そのモンスターが逃げるか、あるいはハンターがそのモンスターを倒すまで戦闘を継続できる場所になっている。
ここでネコのおまけ術を付与させておけばいかにそこに現れたモンスターがこちらを数発で倒すほどの相手でも
BCに強制送還される以外のリスクを気にすることなく戦うことができる。
場合によって乙って体力を回復することを前提にした
いわゆるデスベホマ戦法*1で回復アイテムそのものを節約する方法も使えたりする。
加えて力尽きることを前提とする関係上、不屈をノーリスクで活かすことができ、その相性は抜群。
4GのG級探索では不屈とおまけ術と組み合わせたゾンビ戦法が流行っている。
- MHFにおいては狩人珠スキルの「おまけ術」が同様の効果を持つ。
コストが高いので武器術スキルと両立できず、従来はほとんど顧みられなかったスキルだが、
アイテムを持ち込めない上に復活回数に上限のない天廊遠征録とは非常に相性がよい。
天廊遠征録の後釜である狩煉道では高額な秘薬を節約するために活用される事が多く、
番人戦においても火事場飯や体力飯の維持に重宝されている。
- MHX(X)でも、屋台の特上・究極まかない飯を選ぶことで容易に発動できる。
秘薬を最大値確保でなく回復のために使うことが多い超特殊許可では、特に恩恵が大きい。
- MHWでは体力・スタミナの他にステータスアップや発動したネコスキルも維持されるようになった。
その代わりランダムスキル化し、確定発動する手段がなくなってしまった。
しかし、何度力尽きても失敗しない探索ではこれ一択になってしまうため、
この変更はやむなしと言えよう。
その他にも、報酬金保険も維持はされるものの最初の一回しか効果はない。