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モンハン用語/継承者

Last-modified: 2017-08-13 (日) 09:38:27

特定の理由で登場できないモンスターに代わり、代役として登場した(と思われる)モンスターのこと。
「後継者」とも。
また、既存モンスターが別シリーズに登場した同骨格のモンスターのモーションを受け継ぐ場合もあり、
此方も同様に「継承者」と呼ばれることがある。
公式の名称ではなく、定義もユーザーによって異なる用語なので注意。

概要 Edit

  • この用語の初出は、MH3と思われる。
    MH3では原点回帰のコンセプトの元にモンスターの顔ぶれが一新されており、
    過去に登場した大型モンスターたちはリオレウス、リオレイア、ディアブロスを除きリストラ
    小型モンスターもアイルー、アプトノス、ケルビ、メラルー、ポポを除き消滅。
    ランポスやランゴスタさえ登場せず、牙獣種や甲殻種はカテゴリーごと抹消という思い切った対応が行われた。
  • そんな中、新規参入したモンスターの中には、
    旧作(MHP2Gまで)モンスターの特徴・モーションを受け継いだモンスターが多く存在している事が明らかになった。
    そこで、旧作のモンスターはもうナンバリングでは登場することは無いのだろうという前提のもとで、
    彼らを旧作モンスターの代役または後継、つまり「継承者」と呼ぶ動きが広まったものと思われる。
    • ちなみに旧作モンスターは「先代」と呼ばれていた。
      この点からも、「世界観の一新に伴いもう彼らは登場しない」という前提に立っていたものと見られる。
  • 具体例は後述するが「継承者」と呼ばれるモンスターは概ね以下3点いずれかの特徴を有している。
    • 生態や外見的特長に、旧作モンスターを彷彿とさせるものがある。
      (例:ギギネブラ(フルフルに似た姿)、ブナハブラ(ランゴスタに似た性質)など)
    • ゲーム内におけるポジションが旧作の特定のモンスターと同じ。
      (例:ドスランポスに代わる序盤のドス鳥竜ボスであるドスジャギィなど)
    • 旧作モンスターの「モーション」や「骨格」を引き継いでいる。*1
      (例:レックス系骨格で、ナルガクルガを彷彿とさせるアクションを行うベリオロスなど)
  • 継承者というと既存モンスターの使い回しのようにも聞こえるが、
    引き継いでいるのは飽くまでも一部モーションやパッと見の印象のみであり、
    そもそも旧作とは大きく設定・モンスターのアクション・行動が異なるMH3において、
    それらの単純流用と考えるのは早計であった事は言うまでもない。
    継承者というのは大抵旧作モンスターの面影を若干ながら残しているモンスターといった程度の存在であり、
    それらと掛け離れた特徴やモーションを多数持つ別モンスターが殆どである。
    • 上に挙げたモンスターを例にとっても、フルフルと似た印象を受けるギギネブラは
      そもそもフルフルとは似ても似つかぬレックス系の骨格を用いた攻撃方法を多数持つほか、
      自ら卵塊を生み出しプレイヤーを攪乱するという他に見られない特徴を持つ。
  • MH3Gまでの作品では、継承者は割と一般的な概念として普及していた。
    何故なら、「継承者」と言われるようなモンスターでも、
    その一作品で見れば重複するモンスターはいなかったからである。
    その為継承者は、同じ作品内にいないから登場できる(という設定がある)とまで言われていた程である。
    • 上の例で言えばベリオロスとナルガクルガはMHP3で共演しているのだが、
      両者の差別化のためか、ベリオロスはナルガクルガの技を用いなくなった。
      この点が、「継承元と継承者が重複しない」事の根拠の一つとなっていた。
  • ところが、MH4では旧作からの復活モンスターが多数登場し、
    4G、MHX、MHXXでも「継承元と継承者が重複する」状況が続いて発生するようになった。
    そしてこれらの作品では「リストラされた継承者のモーションを継承元が受け継いで復活」
    という図式も少なくなく、「継承元・継承者」という概念で説明することが難しくなった。
    そのような状況が4年近く続いている事もあり、継承者という概念は廃れ気味である。
    MHWorldでは新天地での狩猟になり、登場モンスターも大きく異なる事が示唆されている。
    そのため、継承者という概念が再び出てくる可能性はあるだろう。
  • ちなみに、MH4ではジエン・モーランに似たダレンモーランが登場したが、
    本種は外見や一部攻撃の差異はあるものの、特徴や舞台、狩猟の流れが非常に似通っており、
    正しく本来の意味での「ジエン・モーランの後継者」そのものであると言える。
  • MHFでは2012年に獣竜種海竜種が導入され、
    2013年のMHF-Gでは、MH3系モンスターのモーションを有するモンスターが複数登場している。
    ちょうどこの時期は上述したとおり「継承者」という概念が普及していたことや、
    生態や外見的特長にMH3系モンスターを彷彿とさせる要素が少なくなかった事から、
    これらは「メイン(本家)シリーズからの継承者」と呼ばれ、話題になった。
  • 最も有名なのは、新獣竜種として登場したアビオルグであろうか。
    アビオルグは体色やモーション、生態などがMH3にて登場した獣竜種、
    イビルジョーに酷似しており、巷では様々な話題を呼んだ経緯を持つ。
    また、ロアルドロスに似た生態・モーションを持つポカラドン、
    ベリオロスに似たアクションを用いるヒュジキキ、
    モンスターのベース自体がMH3以降の飛竜種に準拠しているアノルパティス、
    アルバトリオンと同じ基本姿勢を有し、モーションも一部共通しているディスフィロアなどが話題になっている。
  • これらのモンスターはアクションの方向性付けがいわゆる「継承元」とは完全な別物*2となっており、
    文字通りの意味で「雰囲気だけ似ている」ものとなっているのだが、
    上述したように当時の「継承者」が「継承元ありき」であったことや、
    当時のMHFでは遷悠種(MHP2G以降のモンスターの直接導入)が存在していなかったため、
    ビジュアルや生態の公開時には、安易な流用と批判されることも多かった
    (ただしこれは「メインシリーズからの継承者」に限った話ではないが)。
    メインシリーズで「継承者」の概念が薄れるとほぼ同時期に遷悠種の実装が始まった事もあり、
    現在ではそのような観点で新モンスターを論議する風潮はなくなっている。
  • ちなみにMHFオリジナルモンスターのデュラガウアのモーションは、MHP3のベリオロスに一部流用されている。
    そのため、MHP3のベリオロスはデュラガウアのモーションを「継承」したとするプレイヤーも。
  • いずれにしても継承者自体、明確な定義があるわけではない。
    いわゆる「新大陸」設定同様、以後旧モンスターが復活しないという前提に沿っており、
    その際に「多少性質が似ている(骨格が共通している)」というだけで継承者扱いされたモンスターも多い。
    勿論公式でも「継承」「後継」というワードは用いられていない。
    あくまで一部のユーザーの判断の下で定められた用語であることは留意する必要がある。

継承者一覧 Edit

以下にあるのは「○○の継承者ではないか」と言われたモンスターとその継承元(先代)との関係である。
前述のとおりこれらはいずれも公式設定ではなく、
あくまでMH3シリーズ時代のプレイヤーの考えがベースとなっていることに留意されたし。

 
先代継承者備考
アプケロスorブルファンゴリノプロスリノプロスとブルファンゴは
MHP3, MH3G, MHXで共演,アプケロスとリノプロスはMH4G, MHXで共演
ランゴスタブナハブラMHXで共演
カンタロスオルタロスMHXで共演
ランポスジャギィorジャギィノスMH4,MHXで共演
ドスランポスドスジャギィMH4で共演
イーオスフロギィ
ドスイーオスドスフロギィ
ドスジャギィドスマッカォ
ギアノスバギィ
フルフルギギネブラ
ナルガクルガ(モーション&骨格)
or
ドドブランゴ(原種⇔亜種)
ベリオロスドドブランゴとベリオロスはMHXXで,ナルガクルガとベリオロスは
MHP3,MH3G,MHXX,MHFで共演
ベリオロスヒュジキキMHFで共演
ロアルドロスポカラドン
チャナガブルハプルボッカMH3Gで共演
イビルジョーアビオルグMHFで共演
ミラボレアスグラン・ミラオスMH4でミラオスからボレアスに
モーションが逆輸入された
ジエン・モーランダレン・モーラン
アマツマガツチシャンティエン
アルバトリオンディスフィロア

余談 Edit

  • グラビモスのリストラに際して「グラビーム」を「熱線」として受け継いだアグナコトルなどの様に、
    非常によく似た技を搭載して登場したモンスターなども継承者と呼ばれることもある。
    この傾向はその技が必殺技クラスであればあるほど強い。
  • 上記までは類似点のある新旧モンスターらの比較や、それらが起きる制作側の裏事情について語ってみたが、
    現実においてこのような他生物同士の類似というのは実在する。「収斂進化」と呼ばれるものがそれである。
    • 例えば過去において存在した魚竜イクチオサウルスに、現代に生きるイルカやサメ。
      これらはそれぞれ爬虫類、哺乳類、魚類であるにも関わらず姿かたち、生態が非常に似通っている。
      これらは「海を速く遊泳する大型肉食生物」というポジション、ニッチに生物としてそれぞれ適応した結果、
      必然的に同じ進化を遂げたといえる。
  • オーストラリア大陸では人類史以前から有袋類以外の生物があまりいなかった背景があり、
    その結果ハリネズミのようになったハリモグラ、オオカミのようになったフクロオオカミ、
    サルのようになったキノボリカンガルー等の有袋類による多彩な進化の枝分かれが起きている。
  • このように、まったく生物学的に親戚でもなんでもなく、
    環境は似ているが生息する大陸や海域同士が遠く離れていてもそれらの生物同士が似通うというのは、
    偶然でも神の悪戯でもなく、ある種の必然といえる。
    モンスターハンターの世界でも、それらが起きていても何ら不思議ではないといえよう。
    尤も、古龍種などが存在するMH世界のそれは、現実世界とは色々と事情が異なるのだが…。

関連項目 Edit

モンハン用語/骨格
モンハン用語/新大陸 - 同じく、MH3シリーズで普及し、MH4シリーズで実情と噛み合わなくなった概念。






*1 MH3ではモンスターの骨格が一新されたほか、新種族が多数登場する
*2 最も顕著なのはアビオルグとイビルジョーであるが、それが明確に浸透したのはMHF-G8以降である