登場人物/ギルドマスター

Last-modified: 2024-02-26 (月) 10:32:05

各主要都市に存在するハンターズギルドの代表であり最高責任者。
村などの出張所における責任者は「ギルドマネージャー」と呼ばれる。
職務内容がほぼ同じであるため、本稿では「ギルドマネージャー」についても記述する。
両者とも、竜人族が役職に就いていることが多い。

目次

概要

  • 主に受付カウンターに座っており、ハンターの登録やアドバイスを行っているが、
    上位・G級・凄腕等へ昇格する資格があるか見極めたり、その為の試験の発注も受け付けている。
  • ゲームシステムの都合と言ってしまえばそこまでだが、
    ほとんどのギルドマスター/マネージャーは放置していると酒を飲んだり俳句を読んだりしているだけで、
    おおよそ仕事をしているようには見えない。
    まあ、「上に座っているのも責任者の仕事の内」というのもある意味真理なので、
    ああして泰然自若としているのも皆に安心感を与えるための必要な業務…なのかもしれない。
    なお、緊急時は有能っぷりを発揮することも多く、やはり単なる昼行灯ではないことは察せられる。
  • 以下に、各都市のギルドマスターを挙げる。

ミナガルデ

  • ココット村の村長の弟であり、容姿は瓜二つ。
    ココット村の村長との最大の違いは口調で、こちらは関西弁で喋る。
    MH2では引退しており、村長とともに隠居生活を送っている。
    • また、彼の息子はココット村の集会所のギルドマネージャーである。
  • MHXで久々に登場した。
    今作ではユクモ村のユクモノ足湯にたまに現れ、ミナガルデや受付嬢のベッキー、
    そしてココット村について談話で色々話してくれる。
    「そういえば今日は○○(雑貨屋、素材屋など)の特売日だったな」と言いつつ、
    ハチミツやモンスターの体液をくれることも。
    • 村に帰ってきてから長いため言葉が戻ったのか、はたまた開発陣が設定を忘れたのか、理由は不明だが、
      なぜか以前と違い関西弁では喋らなくなっている。

ドンドルマ

  • ドンドルマは特殊で、ハンター登録・下位クエスト専門の大衆酒場をギルドマスター。
    上位クエスト専門の大老殿を大長老と呼ばれる竜人族の長がそれぞれ取り仕切っている。
    詳細は大長老の項を参照。
  • 再登場となる4Gでは大老殿がG級クエストを取り扱う。
    酒場の方だが、我らの団の設備が大衆酒場とマイハウスの前を埋めており、
    中には入れない模様。

ロックラック

  • 俳句をたしなむ竜人族の老人。
    話しかけると、ハンターへのアドバイスとともに自作の俳句を披露してくれる。
    丁寧な言葉遣いが特徴で、(実質的な)配下であるハンター達にも常に敬語を使う。
    だが、時折「ア゛ーーーーッ!」と絶叫する癖があり、
    リッチなハンター同様、一部のハンター達からはあまり快く思われていない。
    絶叫する前後に頭を叩くので、句作で良い言葉が思いつかずにあんな声を出しているのかもしれない。
    ここで一句

    ア゛ーーーーッ!

    ハンター登録を済ませたハンターへ
    栄光への 最初の一歩かな ハンター登録
    アナタには期待していますぞ。

    上位に昇格したハンターへ
    最高の 素材手に入れ 夢広がる
    ワクワクしますな

    いざアルバトリオンとの決戦へ
    煌黒龍 挑む勇気は プライスレス
    ふむ、横文字も悪くないですな。

    アルバトリオンを討伐したハンターへ
    ギルドから 感謝の気持ちだよ ワタシのヘソクリ
    50000zを受け取った!

    • 初めから俳句ではなく川柳になってしまっているが、
      最後の方は川柳の形をした何かに変貌している…。
      彼の絶叫には俳句が詠めぬ苦悩が込められているのだ…。
    • ちなみにMHXでも作風は相変わらず
      イビルジョー 怒り喰らって ビビるジョー
      もはや親父ギャグの領域に達してしまったようだ…。
  • 関連人物として、クエストの依頼人として登場する「砂漠の街の長」が存在する。
    「砂漠の街(=ロックラック)の長」と称されていることから、
    ロックラックのギルドを仕切るギルドマスターを指すのではないか…という考察もあるが、
    依頼文の文面にはギルドマスターの話し方とは明らかに異なる部分が見受けられることから、
    本当の意味での「街の長」である可能性が高い。
    依頼文

    (砂漠の大遊宴)
    峯山龍の新種が出現しましたぞ!
    先行して背中に飛び乗った奴の噂では、
    珍しいものが採れるとか。
    さぁ、参加したい者はおるか?
    前代未聞の、壮大なこの祭りに
    参加したい命知らずは大歓迎だ!

    (煌黒龍アルバトリオン)
    災厄、というものは予測できん。
    突然起こるものなのだ。
    そして、たまたま今がその時であり、
    我らは種として生き残りをかけて戦うしかない。
    ハンターにとってはただ、
    目の前のモンスターを狩るだけなのかもしれんがな…!

    • その後MHXで再登場した際には「ロックラックの長」と名乗っていることから、
      ギルドマスターと町長を兼ねた立ち位置であることが、この作品で確定されることとなった。

タンジアの港

  • 船乗りの衣装にクルペッコ人形を乗せた船長帽を被った容姿の竜人族の老人。
    外見そのままの豪胆な性格で、カウンターに待機している時も酒を飲んでいる。
    ふらっとハンターの傾向の変更を依頼することができ、
    タンジア港の名物である大銅鑼を打たせることができるのはギルドマスターの特権である模様。
    話しかけると、ハンターにアドバイスをしてくれるのだが、
    その際に、「綴れ(新米)ハンター日誌、『~』。」と言う癖がある。
  • 外見は全く違うが、座り方や酒の飲み方等のモーションはユクモ村のギルドマネージャーに似ている。
    おそらくデータの一部を流用したためだと思われる。
    • MHXでは飲み友達であることが判明している。
      同じ酒好き同士、色々と気の合うところがあったようだ。
  • 人柄はそこまで悪くはないもの、酒癖が悪いようで、港にいる子供から
    「酒に酔った勢いでキャシーに絡んだため、エリナに大銅鑼を叩くハンマーで海の彼方まで吹っ飛ばされた」
    という話が聞ける。
    MHXでも本人の口からこの話を聞くことができるのだが、最後には
    「ハンターたるもの、ワシのように大槌の一振り位受け止められねばならんな!
    それがモンスターの尻尾だとしてもじゃ!」
    と無茶苦茶な理由を付けられてドボルベルクの狩猟依頼を出されてしまう。

バルバレ

  • 頭にテンガロンハットを被り、カウボーイ風の外見をしている竜人族の老人。
    非常に丁寧で柔和な口調で話し、古風な表現を用いることが多い。
    「ほっほほ」という笑い方も特徴。
  • かつてはあるキャラバンのリーダーだったらしく、お伽話や昔話を求めて各地を旅していたという。
    その長年培った経験がギルドの目にとまり、バルバレの集会所を任されたらしい。
  • また、シナト村付近の出身であったことも語られている。
  • MHXではココット村を訪れており、プレイヤーにゲネル・セルタスの狩猟クエストを依頼してくる。

メゼポルタ

旧ギルドマスター
  • 老齢な竜人族の男性で、青い衣服に身を包み、パイプをふかしている。
    いかにも『威厳のあるギルドマスター』といった雰囲気。
    ゲーム内においてはネタ的要素は一切存在しない。
    尚ミナガルデやドンドルマのギルドマスターも同じ姿の為、恐らく流用したと思われる。
  • メゼポルタのギルドマスターは業務が比較的多く、
    HR500以降も秘伝書の取得、新スタイル「嵐ノ型」の試験、
    秘伝書の強化、グーククエストの受注など多岐に渡っていた。
  • また、凄腕以降もHR100、200、300・・・900、999とHR上限解放のための試練が続くが、
    これもモンスター討伐試練と寄付金試練はギルドマスターが貼り出している物である。
    • リオレウスやナナ・テスカトリなどはまだしも、
      最終的にはアカムトルムやミラボレアス種をこれも一人で狩って来いと言い出す。
      もちろん腕を試すためであり、祖龍ミラボレアス以外は金を使うことでやり過ごせた*1が、
      現実的に考えてミラボレアスを一人で狩って来いというのは如何なものか・・・。
  • 2014年の正月イベントクエスト内の依頼文にて、孫がいることが判明している。
    孫には甘い、らしい。
  • MHF-G5の時期に、下記新ギルドマスターにギルドマスターの座を譲り、調査の旅に出ていった。
    そして、その調査の途中で偶然に天廊を発見、それの調査を同行者と共に行っていたが、
    内部が危険すぎて思うように進まず、定期的に準備が出来次第ハンター達に召集を掛け、
    天廊の調査の協力を仰ぐことを決めた。
    それもあり、天廊一区の調査を最初(各開催週の1クエスト目)に行う際には、
    天廊の入り口でハンター達を待っている姿が確認されていた。
    • 運営インタビュー等では先代ギルドマスターが「今後の実装コンテンツに関わる」存在だとのことで、
      再び姿を現す可能性はあると考えられていた。
      また、その時既にG6の天廊の存在は判明しており、
      「それに関わっているんじゃないか?」と見ていた人もいたようである。
    • ちなみに毎週水曜日に更新される運営レポートでは、
      「ギルドマスターが武器等の読み方を教えてくれる」コーナーがあったのだが、
      G5アップデート初日の運営レポートでは
      「ギルドマスターのおじいちゃんがいなくなっちゃったので、お休みさせていただきますニャ」
      と、こちらでもちゃんとギルドマスター(先代)は居なくなっている。
      なお先代ギルドマスター時代は運営レポートの巻末は先週分の回答が掲載されており、
      この回でも先週分(G4最終週)のそれに対する解答は掲載されている。
      新ギルドマスター時代になってからは、巻末にその週の回答が掲載されるようになった。
    • ちなみに狩煉道に置き換えられた際に置き去りにされたという説も
      存在していたようだが、シリーズクエスト「メゼポルタ10年の軌跡」に登場しており、
      最悪の展開だけは否定されてはいるらしい。
新ギルドマスター
  • MHF-G5からは、竜人族の女性が新たなギルドマスターに着任することになった。
    これまで居たギルドマスターは何処かへ旅に出かけたらしい。
    新ギルドマスターは先代(つまりGGまでのギルドマスター)からの要請を受けて、
    大型探査船に乗ってメゼポルタにやってきたらしいが、途中で黄金に輝く何かの妨害にあったらしい。
  • 先代の業務を全て引き継いでおり、秘伝書関連やグーククエストなども、彼女から受注を行う。
    更に超越秘儀の習得や、天廊の調査をハンターに勧めたりする。
  • なおギルドマスターの変更もMHF-G5にて急遽実施されたらしく、
    性格設定が今一つはっきりしていないキャラクターでもある。
    上述したバレンタインイベントの件など、個性付けはこれからと言ったところか。
    G5の時点では台詞も先代から全て流用されていた。
    ただしストーリークエスト第4章ではG5当初から
    「女性のギルドマスター」を意識した台詞回しに変更されている。

ギルデカラン

  • 頭に青いターバンを巻いた竜人族の老人。「マッホ」という名前であることが明らかになっている。
    ハンター社会の人間としては珍しくライダーの存在を知っており、
    ギルデカランを訪れたMHSTの主人公に、ある名うてのハンターを紹介する。
    「ハッハ!」という笑い方が特徴的。
  • 個人的に何やら変わったものに価値を見出しており、それを収集しているらしいが、
    部下であるギルドガールズの三姉妹にはなかなか理解されず苦労している模様。

ギルドマネージャー

地方の村などのハンターズギルド出張所にいる責任者。
ギルドマネージャーがいない村では村長・又は受付嬢がその役を担っている。

ポッケ村

  • ポッケ村ギルド出張所のギルドマネージャーを務めている若い竜人族の女性。
    クールな美貌とは裏腹に、性格はいい加減なお調子者らしい。
    「…なのよ~。」というやや間延びした語尾が特徴。
  • アカムトルムが北エルデ地方の火山帯に現れ、誰が討伐に向かうかというギルド会議で
    勝手に主人公を推薦してしまう。主人公が集会所上位★8の最後のキークエストを終え、
    集会所に戻るともう引き返せない状況になっていた。
  • フラヒヤ山脈ウカムルバスが出現し、ギルドから避難勧告が発令された際、
    自分だけさっさと逃げ出そうとしていた。
    • 避難勧告が発令された以上、本来ならば彼女が誘導して
      ポッケ村の村民を避難させなければならなかったはずである。
      だが、村人全員がハンターを信じて誰一人として逃げようとしなかったのだから、
      彼女としては避難する事を要請するのが関の山だったと思われる。
      とはいえ、後述するユクモ村のギルドマネージャーは、
      「避難勧告が出たらマネージャーとハンターだけが村に残ることになる」と語っているので、
      彼女本人が逃げようと考えたのは、確かに根性が座ってないとしか言いようがない。
      しかも、後発のギルドガールは似たような状況に遭った際に
      クビ覚悟でギルドに嘘の報告をしてまで居残り、他のギルドガール
      古龍襲来の危機に「何があってもハンターを待ち続ける」とドンドルマと運命を共にする覚悟を見せる事から
      ますます駄目っぷりが目立つ事に。
      だがその仕事が出来るようで出来ないギャップがたまらない
      ハンターたちの間で密かな人気となっている。
  • MHXでは久々に登場した。
    ハンターと会話するのを楽しみにしている様子。
  • 余談だが、MH2に登場する竜人族のお姉さまとは、容姿や服装は似ているが全くの別人である。

ユクモ村

  • ロックラックから派遣されて来た、ユクモ村ギルド出張所のギルドマネージャーを務める竜人族の老人。
    垂れた耳と顔中を覆う髭のせいか、小型愛玩犬っぽい風貌をしている。
  • 傍から見ると、カウンターで日がな一日酒を飲んで、
    (ハンターがクエストをこなしている最中に)風呂に入ってるだけのように見えるが、
    地理や武器防具についての知識はあり、マネージャーとしての職務はきちんと果たしている。
    一人称は「アタシ」。ハンターのことを「チミ」と呼び、「ひょっひょっ」という特徴的な笑い方をする。
  • MH4でもジンオウガの討伐クエストの依頼者として登場。
    ここでは、肩書きが「酒好きの竜人族」となっている。仲介人にはマネージャーに見えなかったらしい。
    相変わらずの特徴的な口調で、ハンターが帰ってくるのを酒を呑みながら待っているとのたまうなど、
    その飄々とした雰囲気は全く変わっていない。
  • MHXにてタンジア港のギルドマスターと酒飲み仲間であることが判明。
    どこのギルドにも酒飲みキャラがいるので、案外交友関係は広いのかもしれない。

龍歴院

  • ベルナ村に本部を置く龍歴院の院長。
    ハンターズギルドとの兼ね合いでギルドマネージャーを兼任している竜人族の老婆。
    研究分野は古文書の解読のようで、普段は広場の中央で虫眼鏡を片手に古い書物の解読に勤しんでいる。
    話し掛けると、虫眼鏡でこちらをキラリと覗き込んでから表情を砕けさせて話し始める、という癖がある。
  • 長年の研究の賜物なのか、非常に鋭い直感の持ち主で、
    古代林の奥地で原因不明の飛行船事故が多発した際には真っ先に調査団を派遣、
    更にその原因であるオストガロアが龍歴院ハンターにより撃退された際も、
    これで事態が収束したとは考えず、引き続き調査を続行するよう指示した。
    本人曰く、「私の勘は良く当たることで有名なんだ。嫌な勘ばかりだけどね。」とのこと。
  • 余談だが集会所下位の緊急クエストとしてのライゼクスのクエストが開放された際に話し掛けると
    「ユクモ村で話題の飛竜だね(原文ママ)」と妙なことを言う
    (クエスト依頼文では、ちゃんと「ココット村」と書いてあるのだが……)。
    まぁ、この時期は古代林周辺での謎の消失事件の事で気を揉んでいた頃なので、少し勘違いしてしまったのだろう。
    つまるところ開発のミスである
  • 続編のMHXXではなんと調査隊の隊長のおばあch…もとい祖母である事が判明した。

カムラの里

  • カムラの里の長老兼ギルドマネージャーで七福神のえびす様の様な風貌の竜人族の老人。
    名はゴコクと言い、里の民からはゴコク様、ゴコク殿と呼ばれて親しまれている。

関連項目

世界観/ハンターズギルド
登場人物/ギルドガールズ


*1 G級クエスト実装でハンターランク999が最終目標でなくなったMHF-G現在、最後の試練もゼニー関連で解放可能となっている。
*2 一部の台詞はそのまま流用されている