武器/炎剣リオレウス

Last-modified: 2024-03-24 (日) 17:18:52

リオレウスの翼を模して創られた大剣。
素材の発火作用によりその斬撃には爆炎が伴う。
(レッドウィング・炎剣リオレウス)

初代MHから登場し続けている大剣の一つ。
天空の王者の異名を持つ火竜リオレウスや、その亜種希少種二つ名の素材を使用した伝統ある大剣。
作品によって多少異なるが、下位の後半から上位の中盤辺りで入手できる。

目次

概要

  • 「天空の王者(または空の王者)」の異名を持つ火竜リオレウスの素材をふんだんに使い、その翼を模して作られた大剣。
    初めはレッドウィングという銘で、強化すると炎剣リオレウスとなりリオレウスの名前をそのまま貰って銘とする。
    火竜の翼爪を取り付けた赤く分厚い刀身が特徴。その外見は正しく火竜の翼。
    刃はそれほど鋭くはなく、単純な斬撃の威力はそれほどでもない。
    しかし、その刀身には火炎袋が仕込まれ、表面には発火性のある火竜の体液が塗り込まれている。
    その影響により振り抜く度に爆炎を巻き起こし、飛竜の翼撃の如く対象を吹き飛ばす。
    「斬り裂く」ことより「焼き薙ぐ」ことに重点を置いた武器であり、火に弱いモンスターには絶大な威力を発揮する。

性能

  • シリーズを通して基本攻撃力はやや控えめで、代わりに高い火属性を持つ属性ダメージ重視の大剣。
    外見が非常にカッコイイ。大剣の代表格的存在である。
    見た目的にもスキル的にもレウスシリーズ系の防具との相性が非常に良い場合が多い。
    また、同攻撃力の別属性大剣より微妙に属性値が高いことが多いのも嬉しい。
  • シリーズによってはより上質な素材や希少種の素材などを使って更に強化することも出来る。
    また、レッドウィングを亜種の素材で派生強化することも可能。
    銘の前半部分は「爆炎剣」「焔剣」「吼剣」「煌剣」「輝剣」等々シリーズや素材によって多種多様だが、
    それ等の多くが「リオレウス」の名を受け継ぐ
    (亜種素材を使った「ブルーウィング」等例外になることも稀にある)。
  • MHP3及びMH4以降の作品では、オトモアイルー用の武器として、
    火竜の端材を利用した「レウスネコブレイド」及び「炎剣ネコブレイド」というものがある。
    これらの武器の見た目はオトモサイズの炎剣リオレウスとなっており、
    ハンターと併せて装備させると統一感がある。
    性能としては中~上位の強さの切断系火属性武器となっている。

炎剣リオレウス

MHP2G

  • 残念ながら強化が通常種は下位、亜種は上位止まりである。
    G級クエスト中盤以降の攻略用火属性武器はヴォルガノス大剣が担う。
    その代わり、G武器の1つとして「炎剣リオレウスG」と「煌剣リオレウスG」が存在する。
    ただし、性能で言えば、テオ・テスカトルの素材から作られる大剣テスカ・デル・ソルの下位互換なので、
    製作難易度で差別化しよう。

MH3

  • モデルチェンジが行われ、刀身に火竜の甲殻を纏うカッコイイ見た目となった。
  • 今作では焔剣リオレウスで強化が打ち止めとなっているが、
    最終強化で要求される火竜の逆鱗3枚が非常に厄介。
    • 肝心の性能だが、ぶっちゃけ苦労の割には微妙。
      攻撃力816と控え目で、斬れ味レベル+1でも白ゲージが10しか出ない。
      一方火属性値は560と高いものの、持ち味はそれだけ。
      そもそも大剣にとって属性ダメージはオマケのようなものであり、
      ベリオロスやラギアクルス相手でも、アルレボアングイッシュにはどう足掻いても敵わないのだ。
      アルレボに攻撃力の数値で負けているのも痛いだろう。

MHP3

  • 希少種素材を用いた輝剣リオレウスが初登場。
    焔剣リオレウスは輝剣リオレウスまでの通過点となった。

MH3G

  • 今作でも輝剣リオレウスが続投し、前作同様に輝剣リオレウスで最終強化を迎える。

MH4(G)

  • リオレイア大剣のヴァルキリーブレイドからレッドウィング→炎剣リオレウス→焔剣リオレウスと派生・強化する。
    今作も焔剣リオレウスは新たに登場した亜種武器と希少種武器への通過点であり、
    最終強化先として、亜種素材の「煌剣リオレウス」と希少種素材の「輝剣リオレウス」へ分岐する。
  • 続く4Gでは亜種武器の煌剣リオレウスと希少種武器の輝剣リオレウスには新たに派生が追加されたが、
    MH4の時点で通過点となった通常種武器に追加点はない。

MHX

  • 通常種・希少種・黒炎王すべての名を冠した「リオレウス」が登場している。
  • ボーンブレイドLV5からレッドウィングを作成可能。
    MHXでは限界突破並びに究極強化することで
    MH3以来で通常種武器のまま最終強化を迎える事が可能。
  • 通常種大剣「炎剣リオレウス」は、
    攻撃力210、火属性38と悪くないのだが、斬れ味レベル+2を付けても白ゲージが10しかない。
    大剣の手数であっても、これはかなり厳しい。属性値が2低いが同攻撃力でスロ1、斬れ味レベル+1で
    既にこちらを上回る白ゲージが出現する斬竜剣アーレーに使い勝手で劣る。
  • 希少種大剣の「輝王剣リオレウス」は属性特化。
    属性値が56と異様に高い代わりに、攻撃力は190と低め。
    しかしスロットが少ない今作ではありがたいスロット持ちである。
  • 二つ名大剣「黒炎剣リオレウス」は攻撃力190ながら属性値42と一見輝王剣に劣る。
    しかし会心率10%で補っている他、斬れ味レベル+1で白ゲージ25を得られるなど、
    スキル面での圧迫率が低いため使い勝手は上々。
    二つ名武器特有の狩技ゲージ補正も合わせれば、他の火属性大剣に性能では負けることはないだろう。
  • と、三つのリオレウス大剣が存在しているのだが、今作の火属性大剣は激戦区である。
    • まず、上述した今作のメインモンスター四天王の一角ディノバルドの大剣斬竜剣アーレー
    • MHP2Gから久々の復活を遂げた火属性特化の大剣クリムゾンゴート
    • こちらもMHP2Gからの復活武器で兄貴ことヴォルガノスの火砕斬
    • そして攻撃力、斬れ味、属性がバランスよく整った先生ことイャンクックのザンシュトウ【軍鶏】
  • 詳しい力関係はザンシュトウの記事を参照するとわかるが、
    この中ではなんとザンシュトウが一番使いやすいのである。
    輝王剣が属性特化という点で差別化できるように見えるが、
    こちらはこちらでクリムゾンゴートと競合することになる。
    こちらはほぼ同じ性能であり、趣味で選んでも良いだろう。
    黒炎剣は二つ名武器であるため狩技ゲージが溜まりやすいという利点はあるが、
    二つ名武器の特徴として製作難易度が非常に高い。
    ならば繋ぎとして炎剣を…と思えばそこには
    初期からラスボス戦まで熱血指導してくれるザンシュトウがある。
    …とまあ決して弱いわけではないのだが今作のリオレウス大剣は少々不憫である。

MHXX

  • 炎剣リオレウスは究極強化することで焔剣リオレウスとなる。
    性能の方は、火属性大剣トップタイの攻撃力330、
    十分な火属性値45と、攻撃力、属性値共に隙が無いが、
    斬れ味は素で白20、斬れ味レベル+2で紫10と微妙。
    スロットも0と拡張性に乏しい。
    さらに強化されたザンシュトウ系統に喰われ気味だが、そこそこ強い部類には入るので実戦には十分耐える。

MHW(:I)

  • 今作にも続投……と思いきや炎剣リオレウスがまさかのリストラ。
    レッドウィングブルーウィング煌剣リオレウスという流れのため完全に消えてはいないのだが、
    リオレウスの大剣といえば炎剣リオレウスが思い浮かぶ人も多い中これは衝撃である。
    また、レッドウィング強化元として新たにフレイムブレイドが登場。
    フレイムブレイドはバスターソードにリオレウスの素材を貼り付けたような見た目だが、
    レッドウイングまで強化するとお馴染みのあの形になる。

MHRise

  • 今作でも続投。通常種しか存在しないため、通常種武器のまま最終強化を迎える。
    一発生産か、ゴーレムブレイドIからの派生であるリームスクリンガI
    さらに派生させることでレッドウィングIを作成可能。
    そこに逆鱗や宝玉、さらに妃蜘蛛の灯腹獄炎の龍鱗を用いて強化することで
    最終的に銘が変わり、炎剣リオレウスとなる。
  • 気になるその性能は、
    • 平均的な攻撃力210
    • 火属性40
    • 斬れ味は素で青30、匠4から白10が出現
    • 会心率、防御力ボーナスは共に0
    • スロットはLv1が1つ
    • 百竜スキル攻撃力強化III属性強化【火】I弱点特効【属性】の他に、
      ゴーレムブレイドから引き継ぐ鉄蟲糸技強化も選択肢に入る
    と、なかなかバランスのとれた性能になっている。
  • 似たような性能を持つ大剣として蛮顎大剣フラムヘレヴが挙げられる。
    こちらを上回る攻撃力220と、Lv3のスロットを持つフラムヘレヴだが、属性値と会心率、
    そして斬れ味の面では此方に軍配が上がる。
    昨今の大剣は手数も増え、微増とはいえ属性値も無視できなくなってきたためこの差は小さくない。
    ゴシャガズバァの例のように火力を盛りつけるとあちらがどんどん高みに昇るが、
    性能のバランスを追い求めるならやはりこちらの出番となる。

MHR:S

降り注ぐ王者の咆哮全ての
命は跪く。彼の者は王道を征き
後には灰すら残らない
(吼剣リオレウス)

  • サンブレイクではMHXX以前での名である焔剣リオレウスではなく、新たに「吼剣リオレウス」の銘に。
    なんとここに来てリオレウス大剣のシリーズに新顔が登場したのだ。
  • その新顔の性能は
    • 平均的な攻撃力330
    • 会心率、防御力ボーナスは共に0
    • カクトスクラフトに次ぐかなり強い火属性62
    • スロットはLv1が1つと据え置き
    • 斬れ味は素で紫10匠で延長可能
    • 百竜装飾品スロットは大きめの Lv3
  • ライバルはバフォムブラッド
    攻撃力、会心率、百竜装飾品スロットは同じで火属性値がこちらより高く、
    Lv3スロット1つと防御ボーナス+20を持つ。
    しかし、素で紫10で一応斬れ味は上回っていて、更に匠で延長が可能。
    素の紫のままでは一撃重視の溜め斬りでも継続能力が低めな為、匠などのフォローを検討しよう。
    因みに白ゲージだけでは物理期待値が同じな為、残念な事に属性値で負けてしまう。
  • 上記で説明した性能的に、やはり差別化するなら紫ゲージを伸ばして運用していきたいところ。
    火竜の名恥じず素紫の火属性大剣の中では属性値もトップであるため、
    斬れ味ケアを施したうえでの流斬り連携やチャージマスター採用の溜め斬り連携など、
    物理も属性も欲張りたいハンターにはうってつけの火属性大剣になる。
    • 「極短の紫ゲージ」かつ、「百竜スロット3」であるため、
      実は防御研磨術IIを入れて強引に斬れ味をキープする運用も可能。
      ターゲットが分散しづらいソロならこれでも十分紫を保つこともできるため、差別化としては十分アリだろう。
  • 弱点としてスロットは小さめな為、スキル自由度には恵まれていない。
    様々なスキルを付与して…というよりは
    主に属性値をメインとした無難に高い攻撃性能でガンガン攻めていく、説明文通りの王道を征くスタイルが推奨される。

MHF

  • 早い段階から炎剣リオレウスから「爆炎剣リオレウス」へと派生可能になり、
    高い会心率と火属性によるバランスの取れた性能を持つ。
    強化可能ランクもHR4(旧HR51)、かつ要求素材が楽なものばかりと扱いやすい。
    また、煌剣リオレウスも「蒼煌剣リオレウス」へと派生。
    炎王龍と祖龍の力を得、HR4(旧HR91)と上位ランクだが凄腕ランクの武器に匹敵する性能を誇る。
    しかし、今のところは双方とも凄腕での強化先は存在せず、長らく銘を変えないままでいる。
  • G級では同じデザインのまま「インスティンボルグ」と銘を変えて転生した。
    最終強化にしてはリオレウスの銘を受け継がない珍しい大剣である。
    ついでに火属性から龍&毒属性へと変更されている。
    MHF-G1黎明期には貴重な龍属性武器として担がれてもいたが、
    よく言えば無難な、悪く言えば突出した性能のない普通の武器であるため、
    黒蝶タイムレスバトルなど個性的な大剣が多く存在する現在ではあまり活躍出来ているとは言い難い。

MHXR

  • MHXRにももちろん登場。従来の通常種、亜種、希少種の3振りの他、
    特殊種であるリオレウス豪火種のものが実装されている。属性はすべて火。
  • 通常種のレッドウィング(☆3)はモンスターに火属性のダメージを与える武技を持つ。
    初心者向けに最大レベルのものが配布されていた時期もあり、
    襲来クエストには行かなかったが持っているというハンターもいるのではないだろうか。
  • 亜種のブルーウィング(☆4)は与ダメ3倍と代わりに防御力がやや下がる武技を持つためやや上級者向け。
    進化させて煌剣リオレウス(☆4)にするとスキル「雪だるま耐性+100%」がつくため
    雪だるま攻撃を多用するモンスターにもストレスフリーで挑める。
  • 希少種の輝剣リオレウス(☆5)は与ダメ3倍だが1度でも攻撃を受けるとその効果を失うという、
    動かずに溜めを行う大剣としてはやや扱いづらい武技を持っている。
    • かつて配信されていた低難度版クエストでは「輝剣リオレウス・(☆4)」が入手できた。
      こちらは与ダメ5倍の代償として防御力が大幅に下がる諸刃の剣であり、
      同系統の効果を持つ亜種武器以上に上級者向けの武器であった。
  • 豪火種の豪炎剣カリューオー(☆5)は朱と金の甲殻、
    刀身から常に発される炎のエフェクトがあり非常にアツいデザイン。
    防具のソルフレアシリーズとセットで装備すれば少年漫画の主人公ばりに赤く熱い出で立ちとなる。
    武技は与ダメが3倍になる円形の小さな効果エリアを生成する、いわゆる「円」の効果を持つ。
    効果エリア内でないとダメージが上がらないが、
    代わりにエリア内であれば味方もダメージアップの効果を受けられるようになっている。
    ちなみにこの武技と同じ効果を持つ武器に豪火種のチャージアックスがある。
    先読みの溜め斬りがメインのダメージ及び武技P蓄積ソースである大剣と比べ、
    あちらはとりあえず斧をぶん回していれば武技Pが貯まっていくという調整不足お手軽仕様のため、
    どちらかというとあちらの方が扱いやすく人気が高い。
    少年漫画の流行りは両手剣より剣と盾ということだろうか…
    あちらも扱い方としては両手剣とさほど変わりはないが
    • なお、短いスパンで発動する必要のない鋼膜個体戦では武技P効率はある程度無視できるため、
      溜め斬りによる瞬間火力の高さから寝起きの火力兼バフ役としての需要はある。

MHST

  • 本作ではレウス系統の下位武器として登場。
    下位の火属性大剣の中ではトップの攻撃力を持つ。
    そもそも下位火大剣はザンシュトウ灼炎のブレイザーとコレしかない
    なお、本武器は下位レウス武器で唯一5段階の強化で上位武器に進化し、輝剣リオレウスとなる。
  • ストーリー上では必ずレウスがパーティに加わるため、シナジー効果を発揮させるためにも早めに作っておきたい一本。
    防具のレウス装備と合わせて、かなりの活躍が期待できる。
    • 最速の生産タイミングは普通に進めていればストーリー後半、ボルデの丘にリオレウスが出現する頃。
      DLC有りであればクプニ村到着直後からMHXコラボクエストが受注可能。
      リオレウスの討伐クエストのため、倒す事さえできれば一足早く生産できる。
      この時点で生産できれば破格の火力で、最終強化時は下位レウス武器の中では最強
      とはいえ、強化中は片手剣ハンマーの方が強いものの、
      ライダーの攻撃力は誤差の範囲レベルとなるので、使い慣れた武器種を選ぶと良い。
      防具のレウス装備とも相性が良く、レウスとのシナジー効果を含めてかなり頼りになるだろう。
    • アニメ版では、第1部終盤から主人公であるリュートがレウス装備とともに装備するようになる。

煌剣リオレウス

MHP2G

  • 今作から新たに亜種素材を用いたブルーウィング煌剣リオレウスが新登場。
    レッドウィングから炎剣リオレウスかブルーウィングに派生する。
    最終強化である煌剣リオレウスからG級素材で強化することはできないが、
    G級武器として煌剣リオレウスGが一発生産できる。

MH3G

  • 打ち止めとなっていた焔剣リオレウスから新たにブルーウィングへと派生し、煌剣リオレウスに派生する。
    しかし、MHP3から続投した輝剣リオレウスの通過点となっている。

MH4

  • MH4ではブルーウィングではなく、直接煌剣リオレウスに派生する。
    MH3Gでは輝剣リオレウスの通過点だったが、焔剣リオレウスから独立して煌剣リオレウス輝剣リオレウスに分岐する。
  • しかし、煌剣リオレウスはスロットを除き輝剣リオレウスの完全下位互換なので、
    煌剣リオレウスの存在価値ははっきり言って無い。作成難度も大きく変わる訳では無いのが更に痛い。

MH4G

  • 亜種素材の「煌剣リオレウス」は強化先に「煌剣リオレウス改」、
    そして最終強化として「煌炎剣リオレウス」という新たな銘を得た。
    どちらもスロットが3つ空いており、使いやすい。だが最終強化しても匠でも紫ゲージが出ないことが厳しい。
    素の白の長さは大剣ならば十分な長さなので業物で運用するといいだろう。
    「改」はフルファウラブレイドに次ぐ攻略用武器として有用で、G★3緊急などでは心強い味方となるだろう。
    「煌炎剣リオレウス」は太古龍骨が必要になるが、天鱗を不要とする点が嬉しい。
    ただし、下記の希少種大剣と比較すると、やはりスロット以外は全て下位互換となっている。

MHWorld

  • 今作では煌剣リオレウスの前段階としてMH3G以来となるブルーウィングが登場。
    通常種武器であるレッドウィングを通過点にして派生する。
    亜種の素材を投入することで完成する最終強化「煌剣リオレウス」の性能は、
    • レア度8、よってカスタム強化は一回
    • 属性武器としては悪くない攻撃力912
    • 低めの火属性240
    • 会心率15%
    • 斬れ味は素で青40、匠レベル3から白が出現
    • ささやかだが嬉しいスロット1
    となっている。
    白ゲージ時の物理期待値は白ゲージ時のモンストロの憤怒に次いで全大剣中四位とかなり高く、
    以前と違って抜刀状態で動くことが基本となる今作の大剣にとっては、会心率も無駄になりにくい。
    属性値は低めだが、物理性能優先の大剣にとってはそこまで気にならず、
    スキルの仕様変更によってスロット1つの拡張性が増加、体力や耐性系の装飾品で立ち回りのフォローもできる。
    総じて、とても優秀な一振りである。
  • ライバルとなるのはアンジャナフの大剣、蛮顎大剣フラムヘレヴ
    あちらは会心率が低く、スロットが無く、素の青ゲージは20と短めで匠でも青止まりだが、
    素の攻撃力と属性値がこちらより上で、レア度が7であるためカスタム強化を二回行うことができる。
    匠で白ゲージを出せばこちらの方が物理期待値で大きく上回るため、火力ではこちらが上。
    一方、大剣と相性がいい回復を始めとしたカスタム強化を一回多く行える他、
    今作では斬れ味や会心率のフォローが行いやすいため、カスタマイズ性ではあちらの方が上となる。
    なお後に追加されたコンテスト大剣に属性解放を発動されると、会心率以外の全ての点でボロ負けしてしまう。

輝剣リオレウス

MHP3

  • 希少種素材を用いた輝剣リオレウスが初登場。
    今作の希少種は非常に厄介な強敵と化しているが、
    強化の際に逆鱗紅玉等のレア素材が一切必要ないため、
    銀火竜武器の中ではぶっちぎりの作りやすさを誇る。
    • ただし、めんどくさい素材が無いかと言われればそうではなく、
      火竜の翼爪をなんと20個も必要とする。
      しかしそれぐらいしか面倒な点はない*1ので、作りやすいことに変わりはない。
      ただし一発生産することはできず、ボーンブレイドから地道に強化していく必要がある。
  • しかも前作より性能も引き上げられている。
    属性値の高さはそのままに平均的な攻撃力200に斬れ味レベル+1で白ゲージ20と、
    物理・属性共に隙の無い性能に仕上がった。
    前作で煮え湯を飲まされたアルレボとアングイッシュに関しても
    紫ゲージの消滅や斬れ味の調整などで弱体化された事から、
    これまでの扱いから一転、相手を選べば第一線で戦える大剣に返り咲いたと言えるだろう。

MH3G

  • 今作でも続投し、前作同様に輝剣リオレウスで最終強化を迎える。
    ただし今作は亜種が復活したためその分強化回数が増えてしまった。
    しかも途中のブルーウィングで紅玉を1つ、
    煌剣リオレウスと最終強化で天鱗を計2枚要求されてしまう。
    アギトから派生して強化し続けないと入手出来ないのも相変わらずであり、
    前作の比ではないどころか、今作で一二を争う作成難度となってしまった。
  • そして輝剣リオレウスの性能だが、
    攻撃力1248・火属性値520・紫ゲージ30・スロット1と非の打ち所がない
    今作では新たなライバルとしてミラオス大剣が登場したが、
    彼方は大剣の性質に全く噛み合わない属性特化型なので実用性や総合性能で上回っている。
    やはり今作でも最強の火属性大剣という立ち位置は変わらないだろう。
    • 因みに攻撃力と属性値が高水準で両立されたこの武器のポテンシャルは非常に高く、
      ラギアクルス亜種や希少種相手ではタルタロスネロを上回る。(肉質にもよるが)
      上記2本の無属性大剣や新参のディオホコリと比較しても引けを取らない大剣の一つであり、
      作っておいて損は無いと言える。

MH4

  • 輝剣リオレウスの性能は攻撃力912・火属性500・匠発動で白30と極めて高水準。
    特に物理期待値は190(武器倍率)×1.32(白ゲージ)=250.8と、今作の生産大剣では上位に位置している。
    流石に単純な無属性大剣として考えるとクラッグクリフミラブレイドには勝てないが、
    ゴア・マガラなどの火属性に弱い相手には無類の強さを誇る。
  • MHP2Gで火属性最強格の大剣であり、炎剣リオレウスのポジションを奪っていたテスカブレイド系統であるが、
    今作では、何とあちらが爆破属性に鞍替えした事により、輝剣リオレウスとの競合は避けられた。
    その為、両武器共に落ちぶれる事もなく、向こうは爆破属性大剣、こちらは火属性大剣として、
    互いにトップの座に居座る事が出来るようになった。
  • また、発掘装備で「輝剣」という武器が存在する。
    今作最強モンスターの片割れと名高いイャンガルルガや、古龍・古龍級生物のギルドクエストで入手出来る。
    見た目は輝剣リオレウスよりも少し明るい銀色といったところ。
    高レア度のものはさらに様々な色に発光している場合がある。

MH4G

  • 希少種素材の「輝剣リオレウス」は、「輝剣リオレウス改」を経て
    輝王剣リオレウス」に最終強化される。
    攻撃力1296に属性値620とバランスが良く、斬れ味も匠で紫30と大剣として十分。スロットも1つ空いている。
    隙のない性能に仕上がっているが、3Gと同じく天鱗を計2枚要求される。作製は計画的に。
    競合相手こそ大剣の特徴と全く噛み合わないフレイムミラブレイドなので
    火属性大剣として輝王剣リオレウスを作ること自体に別段損はないものの、
    他武器種や防具まで見てみた場合、天鱗の需要はかなり多いのが問題だからである。
    また、最終強化には覇王の証Gが要求されるので作製時期が同様に遅く、攻略用にも使えない。
    G級リオレウス希少種のクエストの受注条件はG3許可証なので一段階前の「改」の方はまだ使えるのだが。

MHX

  • MHXではレッドウイングから輝剣リオレウスへと派生し、最終強化を施すことで「輝王剣リオレウス」となる。
    その性能は
    • 低めの攻撃力190
    • 非常に高い火属性56
    • スロットが1つ
  • 他武器との比較など、詳しい解説はこちら

MHXX

  • 希少種武器の究極強化は「輝煌剣リオレウス」と新たな銘を得た。
    攻撃力300に火属性値60と変わらず属性重視で、
    斬れ味は素で白30、斬れ味レベル+2で紫30と優秀。
    スロットも1つある。
    ライバルのバフォムブラッドはこちらより高い属性値65を持ち、防御+30が付くが、
    攻撃力が290とやや低く、斬れ味も若干見劣りするうえにスロットが空いていない。
    上位同様好きな方を選べば良いだろう。

MHW:I

  • 今作ではリオレウス希少種が復活。
    最終強化はクリア後、「輝剣リオレウス」と銘を変えて完成となる。
    その性能は
    • 攻撃力1296
    • 順調に強化された火390
    • さらに伸びた会心率25%
    • 斬れ味は素で十分すぎる白50、匠3からはも出現
    • 最後の一押しにLv2スロットが1つ
    • レア度12なのでカスタム強化の枠数は少ない
    • 固有デザインでありパーツ強化は非対応
    と、難易度に見合う高性能となった。
  • 攻撃力はずば抜けて高いわけではなくこれより上は結構いるのだが、
    高い会心率が功を奏し、スキルなしでの期待値は大剣の中でもトップクラス。
    弱点特効、渾身、挑戦者スキルといった会心強化スキルの弱体化により、素で会心を持つ本武器の評価はかなり高い
    斬れ味の方もかなり優秀であり、匠で紫を出すのはもちろんのこと、
    ここまでの白ゲージがあると斬れ味スキルを積まず、他の火力スキルに回すなどの運用法も可能である。
  • 今作の大剣装備テンプレの一つであるラヴィーナ装備との相性も良い。
    素の会心が高く、斬れ味スキルを必ずしも必要としない本武器と組み合わせることで、
    冰気錬成+抜刀(溜め)攻撃による安定感と、チャンス時の真溜め斬りにも100%会心を乗せることが可能となる。*2
    冰気ゲージが最大の場合、真溜め斬り2段目まで冰気錬成による上方補正がギリギリかかるのも追い風か。
    また、大剣ではおまけ扱いの属性会心も、大霊脈石や装飾品集めに狩るモンスターのうち、比較的御しやすい
    キリン、イヴェルカーナ、ネロミェール、死を纏うヴァルハザクが火属性を弱点としているため、
    ほかのケースと比較しても格段に腐りにくいという利点もある。
  • このように火属性大剣の中では頭一つ抜けた性能ではあるが、製作がMR70後なのでやや遅いのが難点。
    とはいえ、大剣使いならば最終武器のひとつとして是非作っておきたい1本である。

MHR:S

  • 無料タイトルアップデート第1弾ではリオレウス希少種が追加実装。
    通常種武器からの派生で「輝剣リオレウス」が復活した。こちらの性能は
    • 通常種大剣より下がった攻撃力310
    • それを補う会心率35%
    • バフォムブラッドに次ぐ火属性70
    • スロットはLv3が1つ
    • 斬れ味は素で白。匠4で紫が出る。
    • 百竜装飾品スロットは吼剣より低いLv2
    バフォムブラッドとの差別化にもなりうる、圧倒的な会心率35%を得ている。
    同アプデで追加されたが会心率を失ってしまった七星大剣【巨門】から会心率を奪ってきたのではとの声もある。
    …のだが、MHR:Sでは見切り7+弱点特効3の両立も現実的であり、
    条件付き100%会心なら大体の武器で達成できる。そのため、低攻撃高会心の武器は
    低攻撃力の分最大出力が低くなってしまい、火力面での評価が落ちがちになる。
    このあたりの事情はナルガ武器に通じるものがある。
  • 同じくリオレウス希少種の実装によって追加されたシルバーソルシリーズは会心と属性に特化しており、
    特に胴が火属性会心装備としてみた場合ぶっ飛んでいるためスキルを組みやすい。
    属性重視の場合は弱点特効が乗らない部分も叩くことが多いため素で高い会心率は強みになりうる。
  • 回避距離合気などの生存スキルとある程度の火力の両立や、
    巧撃逆襲といった固定値バフを使いたい場合は、このスペックが活きてくる。
    ライバルも強力なものの、火属性大剣では唯一性を見出しやすいか。

MHST

  • 本作ではレウス系統の上位武器として登場。炎剣リオレウスに銀火竜素材を使用し、
    上位進化させることで入手可能。勿論強化にも銀火竜素材をメインに使用する。
    性能は以下の通り。
    • 火属性8・攻撃力124(最大強化時)
    • 大剣にほぼ共通の会心率3%
    • スキルは相手単体に火属性大ダメージのテクニック技炎撃斬
  • 攻撃力は火属性大剣では最強
    • ライバルはやはりテオ武器のテスカブレイド
      スキルは同じ炎撃斬で攻撃力はこちらが勝るものの、あちらには爆破やられという利点がある。
      生産難易度はややこちらに分があるか。
      最終的にはシナジー効果狙いでオトモンに合わせて選んで良いだろう。
    • アニメ版でも登場し、ブラックライダーズの1人であるゲイルシルバーソル装備とともに装備している。

グロードウィング

MHX

  • 二つ名持ちモンスターである黒炎王リオレウスの素材を使用した一振り。
    最終強化を施すことで「黒炎剣リオレウス」と銘を変える
    その性能は、
    • 通常種大剣より低い攻撃力190
    • 火属性42
    • 会心率10%
    • 斬れ味は素で青。匠で白が出現。
    • 二つ名武器共通のスロット0
  • 他武器との比較など、詳しい解説はこちら

MHXX

  • 黒炎剣リオレウスの究極強化は黒炎王剣リオレウス
    その性能は、
    • 攻撃力300
    • 火属性49
    • 会心率10%
    • 斬れ味は素で白50。匠で紫が出現。
    • 変わらず二つ名武器共通のスロット0
    攻撃力は輝煌剣リオレウスと同じ300まで上昇したが、属性値はやや劣る。
    斬れ味の長さや素の会心率、二つ名補正を活かせるような運用をしていきたい。

余談

  • モンスターハンター代表のモンスターのリオレウス、そして大剣も最初期に作られた武器。
    開発側も思い入れがあるのかは定かではないが、この炎剣リオレウスもフィギュアという形でよく立体化されたり、
    派生作品では主人公の武器になったり優遇されている。
    • リオレウスの火炎ブレスと毒爪攻撃は他のモンスターに比べて頭ひとつ抜けた攻撃力を誇り、
      レウスシリーズでは汎用性が高い攻撃スキルが発動するのがお約束。
      そして大剣は駆け出しのハンターでも取っ付きやすい操作が特徴で、火力が高い溜め斬りも繰り出せる。
      大剣もリオレウスもシンプルかつ強力な攻撃が得意という意味で、イメージが一致していると言うことか。
  • MHP2Gのオープニングムービーではこの系統の大剣が工房で作られていく様子が見られる。
    このハンターはオトモアイルーと共に樹海を訪れており、
    ラストシーンを見る限りでは、ナルガクルガを狩猟しに来たものと思われる。
    ちなみに、大剣はナルガクルガと相性が良く、MHP2Gにおけるナルガクルガの第一弱点は火属性である。
    開発側から与えられたナルガクルガ攻略のヒント…というのは深読みのし過ぎであろうか。
    彼の防具がレイア一式であることを考えると、おそらく武器と防具で対にしているのだろう。
  • モンスターハンター10周年を記念してこの炎剣リオレウスをかたどったエレキギターの発売が発表された。
    気になるお値段、税抜き230万円(税込248万4千円)。
    • さらに、上述したネコ武器とレウスネコ防具を纏った純金製オトモアイルーの置物も発売。
      そのお値段、税抜き299万円(税込322万9200円)。
      モンハン関連グッズとしては史上最高額を更新した。
  • 『ロックマンXDiVE』のMHRiseとのコラボレーションで登場した
    「Xレウスアーマー」はこの系統の大剣をスキルで使用している。

関連項目

モンスター/リオレウス
モンスター/リオレウス亜種
モンスター/リオレウス希少種
モンスター/黒炎王リオレウス
モンスター/リオレウス/派生作品
武器/火竜武器
モンハン用語/モンスター名武器
武器/雷剣ラギアクルス - 火竜と対を成す海竜ラギアクルスの大剣。最初はラギアブレイドという銘で、強化すると雷剣ラギアクルスになる。
武器/ジークムント - もう一つの火竜大剣。こちらは無属性である。
武器/エムロードウイング - 本武器をオマージュして作られた電竜の大剣。
武器/水剣ガノトトス - 同じく「(属性)剣(モンスター名)」の名を冠する武器。
武器/スパイラルヒート - 強化を施すことでモンスター名を冠する火属性武器。こちらは、ランス。
武器/重火槍グラビモス - 同上。ただし、のちの作品にて毒属性に変化。


*1 延髄が3つ必要な程度。延髄は確定報酬で入手できるクエストがあるので、逆鱗や紅玉に比べれば遙かに楽
*2 巷ではこの運用法は”ハイブリッド”と呼ばれる。