MHP2G以降の作品に登場するランスの一つ。
グラビモスの素材を使った重厚な見た目と、安定感抜群の性能を持った一品。
目次
概要
- ヴェノムランスと同じく鎧竜グラビモスの翼を加工した巨槍と、頭殻を大胆にあしらった盾が特徴のランス。
赤く尖った槍の切っ先はグラビモスの放つ熱線と同等の高温を放つ仕組みとなっており、
それ故にランスだけでなく武器全体から見ても非常に高い火属性を誇る。
突きつけられた対象は体を内部から焼き焦がされ、痛みに暴れまわった挙句沈黙するという。
- 通常種、亜種の両方の素材で作られており、見た目は槍が亜種、盾が通常種カラーになっている。
同じくグラビモスのG級ハンマーであるダイダラボラスが、
亜種の色合いが強い毒属性武器であるのに対し、見事に対を成しているといえよう。
強化段階で轟竜の上鱗を使用するためか、柄にはティガレックスの革が巻かれているのも特徴。- 通常種のみの素材を用いて作る場合は「重槍グラビモス」の銘になる。
こちらは槍も鎧竜カラーになっている他、柄に巻かれているのはランポスの皮である。
どちらからでも強化することができる。
G級強化がそれぞれ分かれていると思って両方作り、泣きを見たハンターは多いだろう…。- 一応、激槍や漆黒槍のファンのため(?)に、それぞれの面影を残したG武器である
「豪槍グラビモスG」と「黒槍グラビモスG」が用意されている。
- 通常種のみの素材を用いて作る場合は「重槍グラビモス」の銘になる。
性能
MHP2G
- 集会所G級の最後のランクでないと製作できないだけあって、その性能は折り紙つき。
- 安定の攻撃力598(武器倍率260)
- 斬れ味もデフォルトで白ゲージ、匠スキルで長めの紫ゲージが出現
- 手数武器のランスと見事にマッチする火属性400
- グラビモス武器らしい防御+14
- 装備の自由度をさらに広めるとどめのスロット2
攻撃性能は言うまでも無く完璧、更にスロットや防御+のおかげで安定感も抜群。
地味な印象の多いグラビモス武器の中では頭一つ抜けた人気を誇る。
- ただし、性能と見事に比例した製作難度の高さも一緒に付いてきてしまった。
前身の重槍グラビモスは連戦していれば自然と集まる重殻がメインなのでさほど気にならない。
だが重火槍に強化するとなると一転、なんと鎧竜の天殻と黒鎧竜の天殻を同時に要求される。
この素材表を見て頭を抱えたハンターは多いはず。
例のアレに負けずにがんばって集めよう。
- 競争相手として名高いのは飛竜の王者リオレウスの素材を使ったプロミネンスソウルと、
炎帝テオ・テスカトルの素材を使ったテオ=エクシス。
前者は重火槍を上回る高属性値、後者は攻撃力と斬れ味ゲージで、それぞれ魅力があるものの、
プロミネンスは地獄の尻尾切りマラソンを敢行しなければならない上、スロット数と斬れ味ゲージで劣り、
エクシスは究極の物欲アイテムを含めた古龍素材と、スロットが無い上属性値も220と低く、
作成難易度が非常に高い上、双方共に重火槍グラビモスに比べてクセが強い。
飛竜トップクラスのタフネスと攻撃力を持つグラビモスを相手にしなければならない難点はあるが、
それでも上二つに比べると重火槍が一番マシだと思うハンターは結構多い。
- ウカムルバス討伐後には豪槍グラビモスGと黒槍グラビモスGが作成できる。
豪槍グラビモスGは攻撃力575・毒270・匠で紫30という悪くない性能。
黒槍グラビモスGは攻撃552・火属性360と、端的に言って重火槍グラビモスの劣化である。
両者共に延髄は使用するが、妥協前提で作るならアリかもしれない。
MH4G
- MH4Gで重火槍グラビモスも復活…したのだが、
属性が火属性から毒属性に変更されている。
前回から失われている系譜を統合した結果なのかもしれないがこの銘を冠して毒属性になるとは一体…。
しかも今作のグラビモスは毒ガス攻撃がオミットされているので尚更意味不明である。
まさかエスピナスよろしく毒物を燃やしているとでも言うのだろうか…
攻撃力は高めだが匠でも白止まりの斬れ味になり、昔は2あったスロットも0になった。
- 今作の毒ランスは他に黒狼軍のホウテンゲキがあるが、
斬れ味・会心率・属性値・スロットなど総合で見るとあちらに勝るのは難しいだろう。
MHXX
- 今作ではグラビモスの通常種のみが登場するため、「豪槍グラビモス」として登場。
前々作に続いて毒属性を持ち、
ヴェノムランスから豪槍グラビモス→激槍グラビモスと強化され、究極強化で「激毒槍グラビモス」LV5となる。
4Gの時のチグハグっぷりがようやく問題視されたか。
グラビモスの毒ガス攻撃は復活しなかったので何も解決していないのは内緒
強化には鎧竜の天殻や覇竜の重殻を要求される。
性能は- 攻撃力320
- 防御+30
- 毒属性20
- 斬れ味は白20、匠+2で紫20
- スロット無し
ウロボロスとは白・紫ゲージの長さと、スロット無しという点が共通しているが、
あちらは46という非常に高い属性値を持つため、特に理由が無いのならあちらが優先されるだろう。