武器/精鋭討伐隊剣斧

Last-modified: 2024-01-04 (木) 18:21:33

MH4でようやく初登場となった、鉱石素材製のスラッシュアックス。

目次

概要

  • MH3で初登場となった武器種であるスラッシュアックスには、長い間鉱石製のものは存在していなかった。
    初登場のMH3では初期から使えるのは骨素材武器のボーンアックスだけであり、
    続くMHP3、MH3Gにおいてもそれにファンゴ素材製のワイルドアックスが加わっただけと、
    鉱石スラアクの居場所はほぼないも同然の状態が続いていたのである。
    そのため、晴れてMH4でこの武器が登場した時には、様々な場所で驚きの声が上がることとなった。
  • その名の通り、討伐隊シリーズであり、シンプルかつ実用性重視のデザイン。
    素材からして非常に重そうに見えるが、ハンターは気にせずに振り回すため、問題はない。
  • 同様にチャージアックスにも精鋭討伐隊盾斧が登場しており、やはり鉱石武器ルートである。
    しかし初期武器の扱いであるため、名前も外観も酷似していながら性能は大きく違う。

性能

MH4

  • 骨スラアクの原型であるボーンアックスを地道にマキシモブロウニーまで強化していくと、
    突然強化先にこの精鋭討伐隊剣斧が表示される。
    それまでの「見るからに骨武器」という外見はどこへ行ったのかと言いたくなるほどに見た目が変わるため、
    初見でのインパクトはなかなかのもの。
    ちなみに強化手順の関係上、上位に上がってからでないとこの武器は手に入らない。
  • その後精鋭討伐隊剣斧改を経て最終強化はディズオブアーム
    覚醒を発動させることで、火400、攻撃力864、強撃ビンと焔斧リオブレイアードに劣らぬ逸品になるが、
    残念なことに斬れ味まで焔斧リオブレイアードと互角なので、
    覚醒の手間を考えれば向こうを使った方がまだマシだろう。
    一応、こっちのほうが簡単には作れるが…。
    • どうしても活用するのならば、装備は覚醒と集中が同時に発動するラギア一式あたりが無難だろうか。
      この場合は雷耐性も高いため、フルフルなどには割と有効な運用ができる。
  • ちなみに、この武器は早い時期からPVにも出ていたため、鉱石スラアクが登場すること自体は発売前から明らかだった。
    しかしゲーム中での登場の遅さは予想外だったが
  • それにしても、骨武器の正当な最終強化先が鉱石武器でいいのだろうか…

MH4G

  • ディズオブアームの更なるG級強化先として、ジェネラルアーム→コンクエスタが新たに登場。
    ジェネラルパルドにも似た輝く黒と金の配色が高級感を醸し出す。
    最終強化先のコンクエスタの基本性能は、
    • 平均的な高さといえる表示攻撃力1404
    • それを大幅に上乗せするおなじみの強撃ビン搭載
    • 火属性は450と実戦的だが、相変わらず残念ながら覚醒必須
    • 素でごく短い白ゲージ、匠で紫ゲージを獲得するが、やはり短め
    • G級を生き残る上ではありがたい、防御力+30のボーナス
    • スロットは2つ
    と言ったところ。
  • コンクエスタの性能を見た感じでは相変わらずパッとしないように思えるが、
    実は最終強化一歩手前のジェネラルアームの方が大活躍をする。
    ディズオブアームからの強化に要求されるG級素材は、なんとエルトライト鉱石皇帝バッタのみ。
    つまり、G級に上がったら適当に遺跡平原やら地底洞窟やらで採取すれば、簡単に強化ができてしまうのである。
    それだけではない。なんとなんとこのジェネラルアーム、一発生産までできてしまうのだ
    皇帝バッタが要求されない代わりに獄炎石が必要になるものの、非常に簡単に手にできる武器といえる。
    それでいて性能はMH4時代の高性能発掘スラアクにもあまり引けを取らない。
    まさに、G級へ向けたスタートダッシュにピッタリな武器なのだ。
    もちろん、覚醒させることができればG級序盤は火弱点のモンスター相手にはまさに鬼に金棒である。
  • ジェネラルアームに真紅蓮石などのレア鉱石やG級グラビモス素材を投入することで、コンクエスタが完成する。
    しかし、この頃になるとケチャワチャ亜種のクク・ダグダンガやアグナコトルの紅蓮斧ヘルゼスティといった
    強力な火属性スラアクのライバルたちが頭角を現してくる。
    グラビモスを狩猟するのもそう簡単ではないため、頃合いを見て引退となることが多い。
    しかしながら、物理攻撃力や強撃ビン、防御力ボーナスなどを見れば決して使えなくはない。
    装備によってはライバルに引けを取らない活躍も可能かもしれない。
    さすがに、リオレウス希少種武器の光焔斧リオエクシード相手には、どうあがいても勝てないが。

MHX

  • ついにスラアクにも初期鉄武器のアイアンアックスが追加されたため、そちらからの強化に変更された。
    ちなみに前作ではG級強化先であったジェネラルアームと最終強化先のコンクエスタは、
    精鋭討伐隊剣斧の途中派生先に変更されている。
    他の派生先はリオレイアの竜姫の剣斧、セルレギオスのアクサアルダバラン
    そしてザボアザギルのノッチスダイルの3つになる。

精鋭討伐隊剣斧系統

  • 生産時点から攻撃力110強撃ビン、防御+5、そこそこの緑ゲージとスロット1と、
    無属性スラアクでそれまで使っていただろうベルダーアックスから乗り換えるにはちょうどいいものになっている。
    なお今回は覚醒がないため、純粋な無属性武器としての参戦となる。
  • また、直接生産はできないが村★5から武具屋で買える
    5400zと武具屋の中では高い方だが、アイアンアックスを生産してから強化するのに比べ6900zも安い
    もちろん素材も節約できるため、どうしても★4で欲しい場合を除けば店で買った方が良いだろう。
  • またこの武器自体もLv2に上げた後に攻撃力も高く、
    青ゲージが出るアクサアルダバランに強化するルートが一般的であるため、
    中継ぎとして使われることが一番多いのではないだろうか。
  • 最終強化時にはディズオブアームとなり
    • 標準から若干低めの攻撃力190
    • それを補う強撃ビン
    • 補助程度の防御+10
    • 短い青にかなり長めの緑ゲージ。匠ありだと短い白が追加される。
    • さらに増えたスロット2
    と言った感じでバランスの良い性能。
    ただし最終強化に必要な勇気の証Gも集会所★7の大連続狩猟でしか入手できないため強化が遅れがちになる上、
    その頃になると叛伐斧アルダバランを始めとする白ゲージ持ちや、
    巨獣剣斧などの高攻撃力青ゲージのものもあったりするため選択肢として挙げることがあまりなくなる。
    • ならばスロット2を差別化にと考えると。
      アクサアルダバランから派生する叛逆斧バラクレギオンが匠いらずの白ゲージで
      ほぼ上位互換として存在するため、やっぱり選択肢に挙がらない。

ジェネラルアーム系統

  • 最終強化先の武器名は、MH4Gと同様コンクエスタ。
    本流の精鋭討伐隊剣斧が強撃ビンを継続して保持したためか、
    派生強化武器であるこちらは強撃ビンから減気ビンへと変更されたために、火力が非常に弱体化してしまった。
    また、こちらも火属性が没収されて無属性武器になっている。
  • 「じゃあ強撃ビンには敵わなくともでどうにか!」と行きたいところだが、残念ながらそちらも厳しい。
    今作の斧業界はかつてないほどに多数の有力選手が集まっているため、
    それほど突き抜けた特徴を持っておらず攻撃力も並み程度のこの武器では、
    とてもではないがまともにやっていくことはできない。
    せめて火属性がデフォルトで発動していたりすれば、まだ何とかなったかもしれないが…。

MHXX

  • それぞれ限界突破・究極強化に対応。
    派生先は前作の3つと、ジェネラルアームからビークアックスへの派生が追加された。

精鋭討伐隊剣斧系統

  • 限界突破に真紅蓮石を要求されるのがネックだが、他の素材は強竜骨とユニオン鉱石のみと、
    鉱石武器ゆえ基本的に採取素材がメインなのでお手軽。
  • 究極強化でディズオブヴァラーと銘を変える。
    その性能は…
    • 伸び悩んだ攻撃力310
    • 斬れ味は素で白20、匠で延長可能だがは出ない
    • 据え置きの強撃ビン、スロット2、防御力+10
    無属性強撃ビン持ちとしては物足りない攻撃力に斬れ味も白止まりと、
    作製時期を踏まえてもパッとしない性能。
    HR解放後に作成可能なラスボス武器、真名アナトカルナイムの完全劣化版である。
  • 素材に勇気の証XXを要求されるため完成はG★4以降になり、その頃には豪嘴剣斧ビークックス
    巨重爪ゼンブンダンなど、こちらにそのまま紫ゲージと属性値+αを付け足したような
    事実上の上位互換となる強撃ビン剣斧が次々と完成するため、攻略用の繋ぎとしても影が薄い。
  • それならば作製難度の低さで差別化したいところだが、ほぼ同時期に同じ難度で作製可能な
    無属性強撃ビン持ちのソフォスアックスアイカラスの存在は無視できない。
    • ソフォスは初期武器でありながら攻撃力320、素で延長可能な白40、スロット3つと
      全てこちらを上回るため、たった+10の防御力ボーナスでは差別化にもならない。
    • アイカラスはスロットこそ無いものの攻撃力350に匠+2で紫20という圧巻の物理期待値を誇り、
      匠無しの青ゲージでもこちらの期待値を軽く上回る大業物である。
      化石や骨にすら劣る討伐隊武器って一体…
  • 以上のように、クセは無いものの没個性ゆえにあらゆる面で上位互換品が存在するため、
    討伐隊武器のデザインに余程のこだわりがない限り出番はないだろう。
    せめて同じ討伐隊武器であるカイゼルコマダントのように攻撃力が340ほどあれば、
    上記のソフォスとは20の倍率差で、アイカラスとは素白による継戦力で差別化ができ、
    攻略用の繋ぎとしてまだ使えるはずだったのだが…。

ジェネラルアーム系統

  • こちらは限界突破に真紅蓮石のほか、重竜骨と黒蝕竜素材を要求される。
  • 究極強化でリ=コンクエスタと銘を変える。
    その性能は…
    • 高めの攻撃力330
    • 蓄積値35減気ビン
    • 斬れ味は素で白30、匠+2で紫40が出現
    • 据え置きのスロット2、防御力+20
    今作では減気ビンに大幅なテコ入れがなされたため、使い勝手は悪くはない。
    減気ビンの蓄積値は2位タイで優秀(もう片方はこれ)。
    ただしピュアクリスタルに加え金火竜と飢餓ジョーの素材を要求されるため作製難度は高く、
    完成もHR解放後となる。
  • 一番のライバルは嶺潰グリュンフェストだろう。
    こちらを上回る攻撃力340にトップクラスの減気値45を持ち、斬れ味も素で白40を備える
    隙のない武器となっている。
    こちらが勝る点は匠+2時の紫ゲージの長さ、スロット1つ、防御力ボーナス。
    攻撃面では分が悪いため、継戦能力と拡張性を活かしたスキル構成で上手く差別化しよう。

MHRise

  • 今作では鋼鉄製改良剣斧から精鋭討伐隊剣斧になる。派生形でジェネラルアームも復活している。
  • なお、外観は鉄製試作剣斧を踏襲したものになっており、
    かつて斧刃に付属していたエンブレムは護拳部へ移行された。

精鋭討伐隊剣斧系統

  • 最終強化でいつものディズオブアームになる。
    性能は以下の通り。
    • 攻撃力200
    • 麻痺ビン(蓄積値22)
    • 斬れ味は素で青30、匠Lv5で青10白40が出現
    • スロットはLv1が1つ
    • 百竜スキルは「攻撃力強化III」「防御力強化III」「鉄蟲糸技強化」
  • 今作では麻痺ビンに鞍替えしたので過去作より火力は落ちるものの、それなり扱いやすい。
    最初は低かった麻痺属性値も強化され実用レベルになった。
    青ゲージも比較的長く、今作では重いが匠をつければ長い白ゲージも出現する。
    素材も特定のモンスターの素材では無く、鉱石や骨で作れるのでお手軽。
  • しかし、麻痺にするだけなら素で麻痺があり強属性ビンのバウンドローラー
    強撃ビンだが属性値が高いシュレムカッツェなどが存在し、
    何より今作では派生形のコンクエスタが非常に強力なのでいまいち影が薄い。

ジェネラルアーム系統

  • 精鋭討伐隊剣斧Iからの派生強化で復活。
    生産も可能だが、オロミドロ素材の黄金色の泥土を要求されるので少々面倒。
    もっとも、剣斧使いはいち早く高速変形Lv3を発動するためにオロミドシリーズを作成することが多く、
    黄金色の泥土が自然と余っているという状況も珍しくない。
  • 派生時点での性能は攻撃力150、斬れ味青30減気ビン(減気値25)と、
    上位上がりたてで作成できるとは思えないほどの高性能。
    さらにこの時点からLv1スロット×3と装着ビン強化の百竜スキルが存在するため、
    ☆5でボルボロスを倒して奪気珠【1】を作成すれば破格の減気値を得ることが可能である。
  • 最終強化でコンクエスタになる。
    最終強化には妃蜘蛛の堅殻やラージャンの黄金の毛など高ランクのモンスター素材が必要。
    もっともレア素材は全く要求されないため、ヤツカダキやラージャンを狩れる腕前さえあれば、
    素材集めに手間取ることはないだろう。
    なんなら操竜時の落とし物で拾える素材なので、無理に狩る必要すらない。
    性能は以下の通り。
    • 攻撃力210
    • 減気ビン(減気値30)
    • 斬れ味は素で青50、匠Lv5で青30白20が出現
    • スロットはLv1が3つ、防御力ボーナス+10
    • 百竜スキルは「会心率強化III」「装着ビン強化」「鉄蟲糸技強化」
  • 減気値はレックスラッシュIIタイラントアックスIIを抑えダントツ。
    それに加え、攻撃力は全スラッシュアックスの中でも高めで、斬れ味も良い。
    スロットが3つあるので拡張性は十分、百竜スキルもどれを選んでも良し……とかなりの高性能。
    古龍以外なら迷ったらとりあえずこれを担いでおけばいいというぐらいに優秀である。
    Ver.1.1.2までレックスラッシュIIの殆ど上位互換になってしまっていたとか
  • 減気ビンはMHWで性能が大きく改善されており、今作でも例外ではない。
    さらに装着ビン強化で減気値を強化でき、空いたスロットに奪気珠【1】を3つ詰め込めば
    減気値は56にも達する。これはMHW:Iの覚醒武器にビン【減気】IVとスタミナ奪取Lv5を付けた数値に匹敵する。
    モンスターを斬ってみれば、ものの数発でモンスターが減気怯みを連発し、すぐに疲労状態になる
    頭を集中的に攻撃すればスタンも狙えないことは無いので拘束能力が非常に高い。
    ちなみにスタミナ奪取Lv1の時点で減気値48。数値としてはこの時点でもう十分だったりする。
    最終強化の難度は高いが、強化前のジェネラルアームI、IIでも十分使える性能である。
    MHWのジャグラスアックスに続き、減気ビンの躍進を象徴する斧と言えるかもしれない。
    • その優秀さもあってか、匿名掲示板や動画サイトなどで
      「最強クラス」「これ一本で十分」という声が冗談抜きで挙がることもあるが、
      実の所本武器の強みは「減気怯みを誘発できる減気値」が大きいことは留意される。
      適切な運用法におけるダメージで見ればより優れた武器も存在する他、
      ましてや減気が有効でない相手では流石に分が悪い。
      後者はマルチプレイで厳しい判断を下されても文句は言えないので、
      相手に応じた装備選択のプレイヤースキルを忘れることがないようにしたい。
  • Ver.2.0ではレックスラッシュIIに強化先のレックスラッシャーが追加された。
    攻撃力220と素で白ゲージ30を備える大業物に生まれ変わったため、マイナス会心を考慮しても物理火力では見劣りする。
    一方でビンの減気値は24にスロットは無しと、スタミナを削る性能に関しては依然としてこちらが有利。
    さすがにコンクエスタが一択となる場面は少なくなったが、パーティー全体の火力の底上げが期待できるマルチプレイや、
    減気自体は効きにくいものの疲労で極端に弱体化するヌシモンスター戦など、適切な場面では相変わらず有用である。
  • Ver.3.0では百竜剣斧【量体裁衣】が百竜強化に攻撃力強化IV・無属性攻撃強化・ビン変更【減気】IIIを
    付けることで攻撃力230・減気値40というスペックになったため、
    物理火力で上を越され、減気値もこちらの装着ビン強化込みの値まで追いつかれた。
    • 最終的な数値上のスペックでこそ他の武器達に地位を譲ったものの、攻略段階での有用性は変わらず健在で
      運用する上での必須スキルの少なさと空きスロットによる拡張性の高さはHR解放後でも見劣りしない長所。
      生存性を重視する構築では採用される場面も多く、層の厚さを陰で支えるいぶし銀的な立ち位置となっている。
    • 百竜スキル「鉄蟲糸技強化」を付けて飛翔竜剣メインでパンパンゼミ戦法をするのも良い。

MHR:S

精鋭討伐隊剣斧系統

  • ディズオブアームは、ディズオブアームII、IIIを経てディズオブヴァラーに強化できる。
    IIへの強化は密林固有の鉱石であるサファイアン鉱石、IIIへの強化には城塞高地のセントリア鉱石を用いる。
    しかしながら、どちらの強化段階でも下記のコンクエスタが同時期に強化でき、
    あちらと比べて麻痺以外の全ての性能で劣っているため、わざわざこちらを強化してMRを攻略したハンターは多くないだろう。
  • ディズオブヴァラーの性能は、
    • 攻撃力330とMR最終強化では平均的
    • 麻痺ビン(蓄積値25) と属性値は3しか増えていない
    • 会心率0%
    • 斬れ味は白60、匠Lv3から紫
    • 装飾品スロットは変わらずLv1、百竜スロットLv2
    MR最終強化として最低限の性能は備えてはいるが、
    またしても強化時期が同じであるリ=コンクエスタが非常に強力であるため、
    こちらの派生は空気と化してしまっている。
    • 麻痺武器として見ても、MHRiseで非常に属性値の低かったヴァーミリンガーの最終強化、
      紅剣斧ヴァーミリオン改が同攻撃力・強属性ビン・麻痺属性値22(剣モードで約32)となって帰ってきている。
      素の属性値で僅差ながら、ビン補正・斧モードを含めた実質的な蓄積値では大差でこちらが劣っており、
      斧モードで麻痺蓄積ができないという麻痺ビンの欠点が際立ってしまっている。
      本作では猫剣斧が火力と属性を兼ね備えた凄まじい一品になったため、ヴァーミリオン改ですら立場が悪いのは内緒。
  • Ver.11で武器の傀異錬成が実装されたことにより、
    これまで百竜スロットLv2だったこの武器にも変撃竜珠【3】を搭載できるようになった。
    状態異常ビンでビン変形強化を発動すると、剣への変形斬りで状態異常を確定蓄積できるようになるため、
    麻痺ビン武器の中で最も属性値の高い本武器は、独自の強みを活かすことができるようになっている。
  • Ver.14では武器の錬成ボーナスが追加されたが、これが非常に噛み合っている。
    スロット全解放で攻撃力+30と斬れ味+10という破格のボーナスが得られるため、火力で他の武器に見劣りすることもない。
    蓄積時攻撃強化を搭載することで、剣モード時の火力は更に高まる。
    加えて百竜スロット強化で空いた穴に斬れ味強化が2つ綺麗にハマり、錬成解放ボーナスと合わせて素で紫ゲージを得る
    ここまで強化すれば剣モード時に限り確定で麻痺を蓄積出来るため、
    簡単に麻痺にすることが出来て火力も高いという秀逸な剣斧に化ける。
  • Ver.15で武器の錬成ボーナスが更に追加された結果、
    斬れ味が更に10伸びて斬れ味強化1、または匠1から紫ゲージが出現するようになった。
    斬れ味だけでなく攻撃力も更に+10追加され、素で攻撃力370にまで至る。
    そして何よりの吉報が、蓄積時攻撃強化がお守りに付与されるようになったことである。
    依然として装飾品はないものの、スキルの自由度は格段に向上したと言える。
    勿論、運よく引き当てられればの話だが
  • 超高レベルの傀異化かつ、麻痺との相性が良くないモンスターがターゲットのマルチでも、
    二~三度は麻痺拘束が狙えると言えば、その強力さがうかがえるかもしれない。
    もちろんソロともなれば更に麻痺回数は伸びる。
    マルチにて麻痺による支援を狙いたいのであれば、是非担ぎたい一本となっている。
    • 現時点でも、やはり猫剣斧であるイルフェムフェレスはライバルと言える。
      強撃ビンかつ状態異常確定蓄積スキルと蓄積時攻撃強化の組み合わせにより、
      超高火力かつ確定麻痺蓄積が狙える。
      しかしながら、こちらはジャスト回避を狙わずとも安定して麻痺を蓄積出来るという、大きな利点がある。
      加えて覚醒ゲージの溜まりもこちらがやや早い。
      安定性のディズオブヴァラー、爆発力のイルフェムフェレス。自分の好みで選ぼう。

ジェネラルアーム系統

  • MHR:Sでのコンクエスタの系統は、MR解放以前にコンクエスタII→コンクエスタIIIへと強化できる。
    IIへの強化は鉱石と骨塚素材、IIIへの強化には城塞高地の鉱石に加えてバサルモス素材、重竜骨が必要。
    コンクエスタIIIの性能は
    • 攻撃力300とMRで十分通用するレベル
    • 変わらず無属性。減気ビンは減気値34と微強化
    • 会心率0%
    • 斬れ味は長めの青。匠1から白が出る。
    • スロットはLv1*3と変わらず
    • 百竜スロットはLv3
    • 防御+30
  • 作成の簡単さに加えて、防具が整いきらない攻略段階には嬉しい防御+30が大きな魅力。
    スキル面でも、オロミドXヘルムデスギアX系統を組み合わせることで、
    高速変形+剛刃研磨+砥石使用高速化+匠などを発動させるのは容易。
    • さらに百竜装飾品スロットも3のため、剣斧専用の変撃竜珠(ビン変形強化)も付けられる。
      MHRiseに引き続きサンブレイクでも、ラスボス撃破までの大きな助けとなるだろう。
  • そしてMR解放直後には更なる強化によりMHXX以来のリ=コンクエスタへと昇華。
    その性能は
    • 攻撃力340
    • 減気値は36とあまり変わらず
    • 会心率0%
    • 斬れ味は長めの白70。匠1から紫に。
    • 装飾品スロットはLv1*3、百竜スロットLv3
    • 防御+30
    バランスよく性能が向上し、長く使えるだけでなく最終候補にも成りうる逸品である。
    強化に必要な傀異化した皮も早期に登場する鳥竜種系を倒せば入手可能。
    その後に待ち構える傀異化モンスターを相手取るのにも有力な武器となる。
    • ちなみに、36という減気値自体は、上位最終強化で装着ビン強化を発動させた時の値より低い
      MHRiseでの本武器と百竜剣斧の暴れっぷりを見て自重したのかもしれない。
      もっとも、Lv1スロットを豊富に備える本武器では常時スタミナ奪取Lv3が発動しているようなものであり、
      新たに百竜装飾品でビン変形強化を得たこともあって、使用感自体はMRでも変わっていない。
  • 高い汎用性を持つ本武器だが、古龍種など一部の相手には減気怯みが発生しないため分が悪いのは前作から変わらない。
    そんな相手に有効な龍属性剣斧や滅龍ビン付き剣斧は選択肢が豊富なのでうまく住み分けが出来ているとも言える。
    傀異化モンスターは減気怯みは発生するが疲労は別枠となっているため、
    強撃ビンや弱点属性の強属性ビンで殴った方が早く討伐できる場合も多いが、
    スタンや怯みを頻発させることで強力になってしまった攻撃の数々を半ば封じることができ、
    安全に狩猟できるようになる恩恵は計り知れない。
    もちろんマルチプレイでも減気怯みによるチャンスは大きな意味を持ち、
    そもそも減気怯み自体がとても効果的なモンスター、
    例としてジュラトドスやガランゴルム、セルレギオスなどでは更なる活躍が期待できる。
  • 傀異錬成強化では攻撃力を伸ばす、会心率を伸ばす、斬れ味を伸ばして素紫にすると言った、
    プレイヤーの装備構成に応じたビルドが可能となっている。
    Lv1スロ装飾品に有用なものが増えたので、3つのLv1スロを持つ本武器はその点でも有利。
    他の減気ビン武器も傀異錬成でビン変形強化を持たせられるようにはなったが、
    こと汎用性という点においては未だ盤石の地位を築いている。
    • そして第二弾アップデートにて蓄積時攻撃強化の実装により更なる強烈な追い風が吹いた。
      詳細はスキルの項に譲るとして、
      要するに減気ビンを持つ当武器においては剣モード時の火力が常時最大1.2倍になる
      ビン抜きの物理性能では強撃ビン武器を凌駕するこの武器であれば、その火力は属性武器にも匹敵する。
      当然、減気怯みや疲労、スタンによる拘束力も健在である。
      また、効果を発揮せずとも蓄積さえすれば良いので古龍種や傀異化モンスターにも問題なく火力は出せる。
      このスキルを得られるミズハ醒の作成がMR110と非常に遅く、
      必要スキルの多さや重さといった問題はあるものの、その恩恵は余り有る。
      相手の弱点に合わせて属性武器を使い分けるのが主流となった本作においても、
      この武器は真なる汎用装備となったのかもしれない。
    • Ver.13.0で傀異錬成が拡張されて他の防具にもこのスキルを搭載できるようになった。
      ミズハ醒防具はこの武器と相性のいいスキルが少なかったが、
      これでようやくミズハ醒防具を装備しなくとも蓄積時攻撃強化を付与できる。
    • Ver.14で傀異錬成スロットを拡張するだけで付与されるボーナスが追加されたが、
      最終的には斬れ味+10ボーナスが得られるので、遂に素紫の獲得に至っている。
      ライバルとなる他の減気ビンの多くはこのボーナス込でも紫を出すのに匠Lv2~3が必須なので
      一歩抜きんでた位置に立つことになった。
      更に無属性武器である分属性武器より攻撃力ボーナスが大きくなっており、
      強撃ビン武器との火力の差がわずかに縮んでいる。
      物理肉質が柔らかくスタンが機能する相手であれば、
      環境を席捲する強属性ビンにも負けないポテンシャルを発揮することができ、
      汎用装備としての価値は更に高まったと言えるだろう。
      Lv1スロットが3つあるので研磨珠や剛心珠を放り込みやすく、スキルの微調整が効きやすいのも利点。
      Ver.15ではスロット拡張で更に斬れ味を10伸ばすことができるようになり盤石になったが、
      攻撃力強化はLv4で打ち止めのため、そのままだと使い道のない2スロットが余ってしまう。
      攻撃力は400になるので別に気にしなくてもいいが、ちょっともったいない気分になってしまう。
    • 蓄積時攻撃強化と最高の相性を誇ることから「傀異錬金術・覇気で蓄撃3の護石が出たら真っ先に作るべき武器」
      として名前が挙がることがある。
      蓄積時攻撃強化さえ発動させていれば変形攻撃だけでもそこそこの火力が出せるので、蓄撃3の護石は
      他武器種を使っているハンターが本作のスラッシュアックスに入門する良い機会となる。
  • ライズの序盤からサンブレイクの最後の最後まで剣斧使いのニーズに応える一線級のスラアクであり続けた本武器。
    その裏付けとして、Ver.16のスペシャルプログラムでは
    スラッシュアックスの使用率No.1がこのリ=コンクエスタであったと発表された。
    属性武器全盛となったMHR:Sでは最終的には武器も防具もかなり手を加えてやる必要があるが、
    努力を決して裏切らない活躍をしてくれるので、これからサンブレイクでスラアクを始める人は是非手に取って頂きたい。
    • なお流石に上位までは里守護ノ剣斧・勇の方が作りやすさで圧倒的に勝るが、
      減気値、斬れ味、スロットなどはコンクエスタが有利であり、作る事自体もさほど難しくはない。

余談

  • 最終形態となる「コンクエスタ」とは、征服という意味。
    • ところで、MH4Gのオンラインのラスボスであるゴグマジオスのスラッシュアックスは、
      強化後の銘は「邪執のコンキスタ」という名前である。
      コンクエスタと名前がそっくりだがそれもそのはず、
      どちらも征服という意味のスペイン語、「conquista」という言葉が使われているのだ。
      スペイン語での読み方だと厳密には「コンクイスタ」というのが最も近いが、
      あえて読み方を変えて2種類の武器にこの名を付けた、といったところか。
  • MHXX、MHR:Sの最終強化である「リ=コンクエスタ」は再征服という意味になる。
    また、中世(718年~1492年)のイベリア半島において、
    イスラム教徒の支配から解放しようとするキリスト教国による国土回復運動が「レコンキスタ」と言われている。
    ガン○ムファンにはG○コと同じ由来だと言えばわかりやすいか。
    グランドカオス、レックスラッシャー、百竜剣斧等に押されていたRise Ver.3.0からの回復運動、ということだろうか
  • MHR:Sでは強力な武器となり、ネット上で言及されることが増えた結果、ユーザー間に略称が定着したが、
    その略称とは、よりによって「離婚」であった。なんとも不吉だが、モンハンの略称はこんなのばっかである。
    旦那と呼ばれて愛された某操虫棍とは正反対といえる

関連項目

武器/鉱石武器
武器/討伐隊武器
武器/ボーンアックス - 4シリーズでの強化元。
武器/アイアンアックス - MHXから登場したもう一つの鉱石スラアクであり、新たな強化元。
武器/鉄製試作剣斧 - MHWorldで追加された後輩の鉱石剣斧。
武器/精鋭討伐隊盾斧