■神術・陰陽術_1.3

Last-modified: 2016-11-10 (木) 22:49:47

神術・陰陽術について

 正確には異なる部分は多いはずですが、信仰や神の力の顕れとしての術や、陰陽師の使う陰陽術など、「呪術的なイメージのある術」を統合して「神術・陰陽術」にカテゴライズし、一つの術系統として扱います。原作では霊夢や紫の使用する術をイメージしていますが、「できることの」範囲を多少なりとも広げられるように、ゲームが破綻してしまわないような制限も考慮しつついろいろな効果のスペルを導入しています。
 範囲を決めて特殊な効果を与えることのできる「結界」系の術が特徴的ですが、他にも治癒や占術等を使用できます。魔法と比べるとスペルの数が少なく、できることの範囲が狭くなりますが、個々のスペルの効果は魔法の同様のスペルよりも強く設定されており、かつ融通が利くようになっています。神術・陰陽術独自の効果を持つスペルも幾つか存在します。
 結界系の術はかなり記述が細かくなっていますが、徒に複雑なルールにしたいというのではなく、「ある程度想定される状況に対して、よく問題になりそうな部分をしっかり記述しておき、様々な状況で適用できる形にしたい」という意図によります。最終的な判断はもちろんGM次第ですが、プレイヤーはルールに記述されている範囲で工夫できる使い方を色々試してみて下さい(これは属性使いなどにも当てはまります)。
 一方で、戦闘に直接適用してダメージを増やしたりするスペルはほとんど無く、この点では多少扱いにくいかも知れません。但し、妖怪にダメージが増えるなどの特徴も持っています。また、神術・陰陽術は「術式のみ」の取得が可能ですので、他の手段で
闘能力を獲得することもできます。
 なお、スペルの名前などは和風に設定していますが、名前や術のイメージを若干変更して、例えば中国の伝承にあるような仙術や、あるいはキリスト教の奇跡などのように扱っても構いません。スペル個々のイメージとしては、それほどずれることはないと思います。


(ver1.2から改訂なし)