バランス調整

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弾幕のオプション

戦闘行動の「弾幕」には、ボスが単体の場合などにほとんど有効な選択肢とならない問題があるため、以下のように弾幕ルールを変更する。

弾幕：DP消費3

　弾をばらまいて相手の行動を制限する戦闘行動を指す。
〈弾幕〉スキルがなければ行えない。DPを3消費する。判定不要で成功する。
弾幕に対する回避は、通常は必ず成功するものと見なし、ダメージを与えない。代わりに、回避を選択したキャラクターのDPを弾幕の「DP減少数」の分だけ減らす。減らすDPが足りないキャラクター、あるいはダメージを受けることを選択したキャラクターにはダメージを与える。ダメージは固定値で「弾幕基本ダメージ＋能力レベル」となる。
弾幕には「拡散」「集中」の2つのオプションがあり、使用時に決定する。

• 拡散：敵全体に影響する。（前衛・後衛ルールの影響を受けず、敵全体に同じ効果をもたらす。）　DP減少数および弾幕基本ダメージは効果表の通り。
• 集中：敵1体に影響する。前衛・後衛ルールの影響を受けず、任意の敵を攻撃できる。DP減少数および弾幕基本ダメージは効果表の通り。ただし、最終的に求めたDP減少数を1.5倍（切り上げ）、ダメージを2倍とする。

　通常は味方に影響はないが、上記の効果に加えて、「任意の味方にダメージ無しに影響を与えて眠りから覚ましたり、[チャーム][コンフュージョン]などの状態からの回復判定を行わせる」等の効果を適用することも可能とする。
DP減少値と弾幕基本ダメージは以下の表を参照する。

弾幕効果表

〈弾幕〉Lv	1	2	3	4	5	6	7	8	9～
DP減少数	1	2	3	4	4	5	5	6	偶数Lv 毎に+1
弾幕基本ダメージ	1	2	3	4	5	5	6	6	奇数Lv 毎に+1

ボスのグレイズ

ボスのグレイズは一気に大量に溜まる可能性があるため、以下のルールを適用する。
なお、ここでの「ボス」はGMが任意に設定してよいが、「類型と幻想能力」ルールを使用している場合、類型「ラスボス」を持つキャラクターは必ず該当するものとする。また、「ボス」扱いか否かはGMが必ず戦闘の際に開示することが望ましい。

• ボスのGrは、「ショット」「近接攻撃」のダメージ増加には使用しない。
• ボスのGrを使用する際のGr消費量は、戦闘に参加しているPCの数だけ乗算される。（例えばPCが3人ならば3倍。途中で撃破された場合も減少しないが、途中参加などの扱いはGMが定める）