対抗判定_1.3

Last-modified: 2016-11-02 (水) 01:43:18

対抗判定

 変装しているキャラクターの正体を見破る場合や、異なるキャラクター2人が同時に物を探し始め、どちらが先に見つけたかを決める場合など、「どちらの行動が相手の行動を上回ったか」を問う判定では、対抗判定を行う。

 対抗判定では、2人(場合によっては3 人以上)で判定を行い、高い達成値を出した方を勝ちとする。同値の場合は、「勝っても状況が変化しない」側を受動側とし、受動側が勝ったと見なす。どちらか決めかねる場合は、3Dを再度振っての出目のみを比べること。

 状況によっては、通常の判定と同様に目標値を定めてもよい。上記の例であれば、2 人同時の物を探す場合などはこのような扱いが適切となる。目標値を以上の達成値が得られず、普通の判定の意味でも失敗している場合、まず見つけることに失敗した、と見なす。両者とも失敗した場合、どちらも見つけられないままとなる。片方のみが成功した場合は自動的にそちらが先に見つけたことになり、両方が成功した場合、高い達成値を出した方が先に発見する。

 PCとNPCが競争するような場合で、それほど重要なNPCが関わるわけではなく、時間を短縮したい場合、GM はNPCとの対抗判定では単に目標値を指定する(NPC の判定値+10程度)ことで対抗判定の代わりとしてもよい。


(ver1.2から改訂なし)