リプレイ「空を仰いで」 part1

Last-modified: 2017-08-07 (月) 02:04:13

千幻抄セッション 「空を仰いで」 自己紹介~オープニング~調査1日目

自己紹介

GM: 今回は開始前に各自自己紹介をしておいて貰ってから進めましょうか。ポーリアさんからお願いしていいですか?
ポーリア: ほいさーです

自己紹介: 気まぐれ万年花 ポーリア

類型:奉仕者、自然の顕現

ポーリア: 「こんちゃ。いや、こんばんは?花妖怪のポーリア、です」黄緑を基調とした着物を着たちびっ子がひょこっと
ポーリア: 「んと、趣味は土いじり。大好きなもの、お花。大好きなところ、太陽が良くあたるところ、です」
ポーリア: 「お花の香りでお話聞いてもらえるようにも、できます。…少しだけ」
ポーリア: 「これで……いい?後はこっちに載ってたり、載ってなかったり…」ずず、とキャラシート出すですよ
GM: ありがとうございました。
GM: 妖精っぽく見えてしまうかもしれないですが、妖怪(怪異)ですね。感覚特化で強力です。
ポーリア: 「これでも、妖精には負けないし」エッヘン
GM: 今回の類型は「奉仕者」と「自然の顕現」です。
GM: 「奉仕者」スキル1つかスペル1つの判定に+1。「自然の顕現」属性使いの追加能力化か基本能力1つに+1、となっています。自己紹介終わるまでに選択をお願いしますね
GM: では、次は淡さんへ。

自己紹介:"薄茶色の事件猫" 淡

類型:探索者、好奇心

淡: 「みゅ?およびですか?」
淡: 「迷い家の名Tan偵、略して迷Tan偵、淡といいます。…まぁ、本当に迷うほうの探偵なんですけどね。」
淡: 「人間の里にはついつい入り浸っちゃって、橙から何回も怒られてます。」
淡: 「助手もいるんですよ」 助手の銀「なぉう。」
淡: 「みゅ~…・よろしくお願いします」 
淡: http://ux.getuploader.com/sengensyou/download/641/%E6%B7%A1_2017.xlsx
GM: ありがとうございます。
GM: 探索系妖術に長けた妖獣、という感じですね

自己紹介:"一発狙いのディスガイザー" 魅上 魔子

類型:商売人、潜むもの

GM: では、魔子さん。
魔子: 魔子「おうおう、わしか。わしは妖怪狸の魅上 魔子というもんじゃ。あんじょうよろしゅうたのむぞい」
魔子: 魔子「マミゾウの姉御に面倒見てもらっちょるが、わしは常にビジネスをする気がある。抜け目なーく儲け話を見据えたり、屑屋に化けたり物漁りもやっちょる。ゆくゆくは人里の一角をわしの物に出来るぐらい大成したいのう」
魔子: 魔子「化学(ばけがく)で騙すのは狸柄得意じゃからそこそこ里では顔が効く…かもしれん。まあ、せいぜい今回は頼むぞ」
魔子: ぽいっと木の葉型狸札を投げるとそこにはURLが
魔子: http://ux.getuploader.com/sengensyou/download/633/%E9%AD%85%E4%B8%8A%E3%80%80%E9%AD%94%E5%AD%90.xls
GM: ありがとうございました。……方言からすると関西出身の狸でしょうか。有名なのは阿波とか?
魔子: いろんな方言をごっちゃ混ぜにするからこわいよね
GM: 特に出身の設定はない感じでしょうか(必須ではないです)
魔子: 方言ごっちゃ混ぜにして、隠してるという設定
魔子: 誰もわかんない
魔子: もしかしたら本人もわかんない
GM: 了解しました。「おぬしはどこの出じゃ」とかマミゾウさんに言われてそうな

自己紹介:"もう一つの歴史" 慧簪

類型:英雄、保護者

GM: 最後ですね。慧簪さん。
慧簪: 「初めまして、里で退治屋をしている慧簪(けい しん)と申します。」拱手
慧簪: 「これでも、慧音先生の寺子屋OGなんですよ。訳あって、今でもお世話になる機会は多いですね。」
慧簪: 「それと・・・何やら自分の情報を上げる流れになっていますが、たしか退治屋組合に提出した最新のものが・・・」
慧簪: http://ux.getuploader.com/sengensyou/download/642/%E6%85%A7%E7%B0%AA_%E9%A1%9E%E5%9E%8B%E4%BB%AE%E6%8B%A1%E5%BC%B5_%E4%BF%AE.xlsx
GM: ありがとうございました。組合みたいなものは一応あるという設定にしておきましょう。
慧簪: はいですや。

オープニング

GM: では、この4人で、異変に巻き込まれてもらいましょう、ということで……。
GM:  
GM: 季節は秋。空が高くなる季節です。
GM: 幻想郷はこのところ秋晴れが続いていて、今日も快晴の日でした。
GM: まだ世間では、様々な都市伝説が具現化する異変が続いていて、幻想郷の有力者もいろいろ駆け回っているようです。
GM:  
GM: 設定上は、どのキャラでもコネクションに出せるように、現時点で最新(紺珠伝後)ということにしています。

オープニング(ポーリア):花畑の拾い物

GM: ……割といつもPC1から始めようか真逆にしようか迷ったりすることが多いのですが、今回はハンドアウト順に行きましょう。
GM: というわけで、ポーリアさん。ハンドアウトの通りの状況からスタートです。
ポーリア: はーい

ある日、あなたは不思議な友達と出会います。
銀色の長い髪をしたその女の子は、眠っているようでした。
その傍らには、全長70cmほどの、葉巻型のような金属の筒があります。
筒はところどころ傷んでいて、十年以上は経過しているように見えます。
その表面には、子供のものらしいひらがなの字で「ほしぞら」と書かれていました。

GM: 追加の情報ですが、服装は滑らかで金属光沢のある、やや身体にピッタリした感じ……
ポーリア: ピッチリスーツ…(
GM: ボーカロイドとかみたいな想像をしてもらえればいいです。いわゆる「近未来感」がある造形ですね。非常に花畑には似合わないです。
ポーリア: ぎらぎらしてるからのう。興味本位で見に行きそうだ
GM: では、見に行くと。他にも妖精が集まっていますね
ポーリア: 「おう、もう先客がいる。…ここら辺だと見ない顔」 遠めで見つつ、妖精気にせず近づきましょうかね
GM: 顔見知りの妖精もいるので、「あ、ポーリアだ」「これなにー?」「人間じゃないよね」
ポーリア: 「おーっす。人間じゃない…。じゃあ、妖怪かな?」妖精さんに
GM: 妖精たち「わかんないけど」「あれだ、メディに似てる?」「生き物じゃないよねー」
ポーリア: 「この辺りで人間なんて滅多にこないから。でも、生物(ナマモノ)だよね」寝てる子のホッペをツンツンと
GM: ??「うーん……?」 目を覚ましたようですが、ぼんやりとしていますね
ポーリア: 「お、起きる?やっぱり生物だ」反応あったので
GM: 体を起こしてぼんやりとポーリアさんを見ていますが、視線はさらに上、空を見ているようです。無意識なのか、傍らの金属の筒を抱えていますね。
ポーリア: 持ってた筒の名前には気づいてもいいのかしら
GM: いいですよ
ポーリア: 「?『ほしぞら』?っていう名前でいいか?」ぼーっとしてそうだけど、一応聞いてみましょうかね
GM:?? 「ほしぞら? ……私の名前?……」
GM: ほしぞら?「……そうなのかな? ……あなたは?」
ポーリア: 「私、ポーリアって言う。周りの子は顔見知りだから大丈夫。…あなたは、人間?妖怪?」もう、色々聞きたくてウズウズしちゃう感じ。結構興味を持っています
GM: ほしぞら?「人間……? わからないけど、人間じゃない……妖怪、って……?」
ポーリア: 「人間じゃない生物だぞ」(酷い言い方)
GM: ほしぞら?「じゃあ、そうなのかも……」
ポーリア: 「そうなのか。ムー…、そういえば、どこから来たんだ?どうして空見てたんだ?」などなど話したがりますが
GM: ほしぞら「空……綺麗だから」そう言いながら、これも何となく、手を伸ばしています。
GM: さて、話していると、たくさんの秋のひまわりの向こうから、見覚えのある日傘が近づいてきます。
ポーリア: 「お?幽香さん?」日傘の人を確認して
GM: 幽香「妖精たちが集まっていると思えば。これはとんだ落とし物ね」
GM: 隠れる妖精のほうが多いですね。ほしぞら(?)は幽香の方を見ます。きょとんとしていますが、ちょっと怯えてしまう感じ。
ポーリア: 「誰か、分かるの?」こっちはまあ、傍にいますかねぇ。扱い間違わなければ怖くない(
GM: 幽香「わからないわよ。私の花畑には似合わない、人工物みたいね」 特に機嫌が悪い様子なわけでもないですが。
ポーリア: 「ヒトガタってやつ?気づいてたら落ちてたから、気になって」
GM: 幽香「人形とは違うわね。もう少し別の何か……。捨てて来なさい、とは言わないけれど。気になるなら、どこかへ連れて行ってあげて。少しね、花がざわつくの。きっと何か、花畑の外の大切なことよ」
ポーリア: 「外?人里とかかな…?。どこから来たか分からないっぽさそうだけど、ココじゃないと思うから」
ポーリア: 「…うん。幽香さん、ちょっとこの子をお家に帰れるまで、ちょっと行ってきます」
GM: 幽香「いい子ね。助かるわ」
ポーリア:「それほどでも」フフンと
GM: 幽香「それと……幻想郷で初めて旅に出るあなたに、私から贈り物よ」
ポーリア:「お、贈り物?」ちょっとワクワク
GM: と、ほしぞら(?)に花を幾つか。ひまわりと、サクラソウと、ミセバヤですね
ポーリア:「おー、綺麗で元気なお花達だ!良かったね」ほしぞら(?)さんに
GM: ほしぞら「ありがとう、ございます……」 まだぼんやりしている様子でも、幽香が怖いということは何となく分かる。幽香が強大さを隠さないせいでもありますが。
GM: ひとまずオープニングはここまでにしますね。
ポーリア: はーい。まあ最後に一言だけ
ポーリア: 「大丈夫。私が寄り添うから。一人じゃないから任せて」
GM: ほしぞら「ありがとう、よろしくね」 と言っておきます。

GM: ここまででも任意のタイミングで行けましたが、縁故を結んで構いません。
ポーリア: あ、縁故ですが、シナリオに関係してる人がよろしいでしょうか?今回みたいに幽香さんにとるとか、どうなのかなぁ、とGM: 関係している人の場合、登場が多いので自然に結びやすいですね。幽香さんの場合、会いにこないと強化しにくいです。
GM: ただ、GMに対して、「この人をできればたくさん出してください。自分も会いに行きます」というシグナルにもなります。GMが従わなくても泣かない、という注釈付きですが。
GM: これと、相手に与える印象に影響することにも注意してくださいね。
ポーリア: なるほど…

※縁故ルール(今回の試験版)については、注意事項を参照してください。

オープニング(淡):尋ね人の依頼

GM: では、淡さん。今日もマヨヒガのあたりで過ごしていると、橙から「淡、ちょっといいー?」
淡: 「みゅぅ…。ふぁ…」 寝てた。「ん…どうしたの」
GM: 橙「いたいた。何かね、人探しをしてるって子がいるらしいんだけど、淡ってそういうの好きでしょ?」
淡: 「人探し…人探し…みゅ~…。」 ぱっちり目が覚めた。食いつきは上場。
GM: 橙「いらいにん、ってやつ?」
淡: 「それは話を聞いてみたいな~」
GM: 橙「じゃ案内するねー」というわけで、妖怪の山の方へ。
GM: やってきたのは、鳥の羽を持った女の子ですね。天狗ではないです。おそらく鳥妖。
淡: 「こんにちはー。」 銀「なぅぅ!」
GM: ??「あなたが探偵してるっていう猫? あ、私は巣端笹音(すばた ささね)っていうの」
淡: 「はい、迷うほうですけど、迷Tan偵の淡です。すばた…ささね…さんですね…みゅ~…」 手帳に書き込んでおくのだ
GM: 笹音「迷う……? とにかく、友達を探してほしいの。舞っていう、私と同じ鳥妖なんだけど……2週間ぐらい前から、姿を見なくて」
淡: 「…みゅっ…舞…って」
GM: 笹音「結構面倒見のいい子だったの。でも、ちょっと様子がおかしくて……。この間、麓の妖怪で集まってたときに、ちょっと酔ってたのかな」

舞「空から落ちたこと、ある?」
舞「昨日までいたはずの空が、どんどん遠くなるの」
舞「あそこにいたはずなのに、どんなに手を伸ばしても、届かない」
舞「自分が別の世界に吸い込まれていくみたいに…」

GM: 笹音「そんな話をされて…。それからいなくなったから、心配なの」
淡: 「みゅ~…。空から落ちる…不思議な話です」
GM: 笹音「同じ鳥だから、落ちるのが怖いのはわかるけど…。最後に見た友達の話だと、山から降りて、人里かどこかの方に向かってたって言ってた。私達じゃ、そっちの方はよくわからないから」
淡: 「人間の里に向かった…と。わかりました。人間の里ならいっつも出入りしてるのでよく知ってます」(実際には結構迷子になる)「みゅー。これは…不思議な事件のにおいがします・・・・。」
GM: 笹音「良かった。猫なら結構いそうだもんね。よろしくね? 私も友達とかもっと聞いて見るから。この辺に来て貰えれば会えると思う」
淡: 「わかりました、よろしくお願いします!」
GM: 笹音「お礼はいろいろ集めた光り物からあげるから、きっと何かいいものはあると思う」

淡: 以下2件の縁故について、取得を申請します

■淡
New探索者目的舞失踪事件の真相を探る
New探索者人物笹音/依頼人

GM: 了解です。笹音はかなり期待が持てそうだと思ったみたいでした。

オープニング(魔子):親分からお仕事

GM: 魔子さんですね。
魔子: ほいほい
GM: 昼間は商売探しとかでしょうか?
魔子: 商売探しか、人里で屑屋してるか。無縁塚で値打ち物探しが主な感じね
GM: 人里にしましょうか。あと、追加で質問ですが、人間名があったりします?偽名とかは使ってないでしょうか。
魔子: じゃあ偽名だと称して発音が同じの真子さんで
GM: はい。
魔子: 真って書いてるから本当の名前だよ!(欺瞞
GM: では、商売しているところで…… マミゾウ「おう、どうじゃ。儲かっとるか?」
GM: こちらも人間形態。通りがかった顔見知りというノリで。当然商売するような場所なので、周囲には人間もいます。
魔子: 「おや、姉御じゃねえですか。ぼちぼちってえとこですがいの」屑屋に化けてたので、籠には屑鉄や布切れ等がそこそこ入ってる
GM: マミゾウ「何よりじゃ。ちょっと一服どうじゃ? いつもの店でな」 少し肩を組むように近づきながら。たいてい、こういう場合は密談の合図だということにしましょう。
魔子: 「ちょうどあっしも昼にしようかと思うてましたけん、行きましょ行きましょ」被ってる編笠を外して
GM: マミゾウ「おう、じゃ、ちょいと歩くか」
GM: というわけで、マミゾウさんがよく使っている店の一つに。ここも人里に紛れた妖怪で、しかもマミゾウさんに恩のある妖怪がやっているので、密談がし易い場所です。
魔子: (わしもいつかは人里にこういうテリトリーを作りたいもんじゃのう全く)はーやれやれどっこいしょと座りつつ
GM: マミゾウ「さっきのアレ、持ってきれくれんか。それと、兎鍋二つな。酒は……魔子はどうする?」 最初の方は店員に。
魔子: 「もちろん頂きます。あっしはちょっと入ってた方が回るんですわ」一合だけだよ
GM: マミゾウ「じゃあ、二合くれ」
GM: というわけで、料理を待ちつつ……と、店員がまずお酒と一緒に、妙なものを持ってきました。不思議なオブジェのようなもので、紙と金属でできた翼のようにも見えます。
GM: マミゾウ「おまえさん、こいつは何だと思う?」
魔子: 「…んん?なんだんねんこりゃ…外来品…ですかい?」すちゃっと丸メガネ付けて観察
GM: マミゾウ「まあ、そうかも知れんな。こいつ自体、そう価値のあるものでもなさそうじゃが……問題は、出てきた状況でな。つい昨日、人里近くの林に流れ星が落ちたのは噂になっておるが、そこでわしの若いのが見つけてきてな」
魔子: 「ほうほう、聞きましょう」
GM: マミゾウ「ちょっと、こいつの正体を探ってくれんかの」
魔子: 「へえ、姉御も分からんもんなんですけえ」ちょっと驚きながら改めてブツを見て 「えー、つまり降ってきたって事かいな…まんずそりゃたまがったこって」ふーむふーむと言いながら懐を漁って狸札を取り出し
GM: …津軽弁が出てきた?
魔子: 無駄だと分かっちゃいるけど、念のため照妖撃ってみてもいいかしらん
GM: 判定どうぞ
魔子: 3D6+6 = [4,4,3]+6 = 17
GM: 成功ですね。全く幻想の存在ではないわけではないですが、特に何か術がかかっていたりとかそういうことはなさそうです。
GM: マミゾウ「まあ、そいつ自体に何かあるわけではなさそうじゃ。ただ、流れ星というのも変な話でな。隕石ならもっと大事になるし、第一こんなものが原型を保つとは思えん」
魔子: 「ふーむふーむ、確かにこりゃなんとも言えんもんですな。骨董というわけでもなし、術の道具というわけでもなし、でもこりゃ金の匂いも……」
GM: それと、マミゾウさんからの場合はちょっとこちらの話も重なりますが……。
魔子: ほう
GM: マミゾウ「実はな、最近、人里で噂が広がっていてな。まあ、お前さんも知っとるだろうが、最近は都市伝説にまつわる異変が続いておっての。その一つじゃないかと疑っておるんじゃ。なんでも、空に楽園があるとかなんとか、と言うんじゃ。そこにこんなものとなると、何か関連があると思うじゃろう」
魔子: 「ああ、あの巫女でさえ解決に導けないというあれでっか…空に楽園……天界や宝船とは気色が違いそうですな」
GM: マミゾウ「確かに、すぐ金の話にはならんがな。都市伝説の異変自体は、もっと大事じゃ。儂は大本の方を探ろうと思っておるが、そうすると一つ一つの異変までは手が回りきらんでの。手間賃は出す。それでどうじゃ?」
GM: マミゾウ「天界も宝船も今まで話題になったようじゃが、そういう話とは、ちょっと違いそうじゃな」
魔子: 「へえ、姉御には随分世話になってますけん、喜んでやらせてもらいまっしょう。もし別に儲けが出たら折半で」
GM: マミゾウ「そいつは助かる。儲け話なら乗ってやろう。だが異変の一つとなると、藪をつついて蛇を出すなよ。金の方は、そうじゃな。とりあえず10円は出そう。足りるかの」
魔子: 「銭を惜しんで命惜しまずとならんようせいぜい気をつけますわ……ええ、とりあえずはそれで。なるべく経費は減らしますよって」
GM: マミゾウ「細かい経費ぐらいなら持ってやろう。では、頼んだぞ」
魔子: 「へえ、では鍋を食ったら早速」兎にはポン酢とかかな多分
GM: というあたりで、兎鍋が運ばれてきます。あとは酒と食事になりますね。ひとまずこの辺でいいでしょうか?
魔子: ういうい

オープニング(慧簪):人里の噂

GM: では、慧簪さんへ
慧簪: はいです。
GM: 今日は慧音が訪ねてきました。慧音「慧簪、いるか?」
慧簪: 「はい、いますよ。先生からお訪ねとは珍しいですね。」土間に出てくる
GM: 慧音「元気そうで何よりだ。実は、頼みごとがあってな。ちょっとした仕事になるが、いいか?」
慧簪: 「ええ。今は手空きですし構いませんよ。詳しくお話を聞かせてください。」
GM: 慧音「では、失礼させてもらうよ」 と挨拶して。構わなければ上がってきます。
慧簪: お家に招き入れます。お茶と月餅(来客用)が出てくる。
GM: ではお茶と月餅を食べながら。慧音「最近、都市伝説の異変が続いていて、噂になった都市伝説が具現化したりしているが……その中で、ちょっと気になる話がまた出てきてな」

「天より高いところに、浮かべられた社がある」
「そこは地上から断絶された楽園」
「幾多の命がそこで永遠の繁栄を過ごす」
「永劫の救いを求める者は、銀の鳥に導かれ、天より高くを目指せ」

GM: 慧音「そんな話だ。これだけだとよくわからんが、実際に人里の中には、この楽園らしい星を夜空に見つけたという者が出てきていてな。どうも、本当にそこへ行けるという、半ば信仰みたいなものが広がりつつある。都市伝説は広まれば広まるほど力を持ってしまうから、これは本当にそうなるかもしれない。そうすると何が起こるか、予測がつかないんだ」
慧簪: 「ふむ・・・一時都市伝説が大流行りした時期ほどではないですが、気になりますね。」
GM: 慧音「今でもいろいろ出てきているさ。この間も決闘騒ぎがしばらく続いたが(注:深秘録)、どうも根本的な解決は見ていないらしい」
慧簪: 「出所も定かではありませんしね。ひとまず状況を調べてみなければ何とも言えませんし・・・」
GM: 慧音「人々の行動に影響を与えているという時点で、この噂には注意したい。頼めるか?」
慧簪: 「天上の楽園の都市伝説の調査、ですね。分かりました、やりましょう。」
GM: 慧音「よろしく頼む。私も都市伝説の異変続きで、手がまわらないんだ」 頭を下げて、ちょっと肩の荷が下りた感じ。
慧簪: 「それでは、早速準備に取り掛かりますね。何か分かったら、こちらからお伺いします。」
GM: 慧音「ああ、寺子屋の方に頼む。出来る限り協力しよう。それと、協会の方には報酬を頼んでおこう」
慧簪: 「宜しくお願いします。」
GM: 慧音「仕事の話はこの辺にしてだ……最近はどうだ? 真面目なお前のことだから、異変続きで忙しすぎるんじゃないかと心配してたんだ。ちゃんと休憩は取ってるか? そろそろ寒くなる、キチンと食べて、風邪には備えるんだぞ?それから……」 先生モード。いつものことです。ちょっと話が長い。
慧簪: 「あ、えーと大丈夫ですよ。そろそろお仕事の準備にかからないと・・・」etc
GM: そんな感じで、シーンを切りましょうか
慧簪: そうですね。あと、縁故を申請します。

※このタイミングでオープニング中の縁故を再確認し、以下のようになりました。

■淡
1探索者目的舞失踪事件の真相を探る
1探索者人物笹音/依頼人

 

■慧簪
New英雄目的都市伝説の調査
New英雄人物慧音/依頼人

 

■ポーリア
New奉仕者人物ほしぞら(?)/困り人

 

■魔子
New商売人人物マミゾウ/姉御兼依頼人

1日目

GM: ひとまずバラバラでスタートなので、順不同でもいいですが、ここまでの流れで順に回しますね。
慧簪: はいです
魔子: ほいほい
GM: ちょうどいいので時系列的にもそう並んだことにしておきましょう。ポーリアさんが朝、淡さんがお昼前、魔子さんがお昼時、慧簪さんが昼過ぎという感じでした。シーンでしてた会話にも合うはず。

1日目-1:ほしぞらはどこから? (ポーリア)

GM: というわけで、ポーリアさんからどうぞ。ひとまず、どうします?
ポーリア: んー、まずはほしぞらさんが何者か、を確認したいですかねぇ
GM: なるほど。なにか良さそうな方法はありますか?
ポーリア: 人工物なので、アリスに聞くのが正道なんでしょうが、コネの狭さはそれなりなので美鈴かなぁ?……理由?なんとなくなのと、パチェさんに行ければ御の字かなって
GM: わかりました。ひとまずコネクションの判定で結果を見ますね。パチュリーさん取次はちょっとだけ難易度を上げて、16にしておきましょう。問題なく通りそうですが。
ポーリア: では身体判定の難易度16でよろしいでしょうか?(美鈴へのコネクションは身体で取っている)
GM: はい。コネクションのレベルを加算するのを忘れないでください。
ポーリア: ほい。 5+1+3D6 = 5+1+[3,1,5] = 15 ……ぐえっ
GM: 美鈴「この子の正体? 悪いけれど、うちの詳しそうな人はちょっと忙しいみたいで……聞いておいてみるけど、期待はしないで」
ポーリア: 「む、分かった。…、あと、この子の事知ってるような人、いる?」それとなく次につながるような事を…
GM: 美鈴「そうね……見た感じ、付喪神でしょ? 同族とか……あと、やっぱり人が作った道具のことだと、人里かなあ。ちょっと何の付喪神なのかわからないけど……」
ポーリア: 「むー、分かった。ありがと!」とりあえず人里に引っ張っていきましょーかね
GM: 美鈴「それと、ほしぞらで、金属の筒でしょ。何か、咲夜さんがしばらく前に、いろいろ探してたときにあったような……」
ポーリア: 「む、メイド?だっけ。そうなんだ(なんだろ…)」
GM: 美鈴「その時の咲夜さん、香霖堂とかいろいろ回ってたから、そういうところだと何かわかるかもね」
GM: では、そのぐらいで。美鈴に縁故を取ってもいいですが、有効に強化できるかは努力次第になりそうですね。
ポーリア: 「おー、なるほど、ありがとう!」
GM: 美鈴「どういたしまして。またお花の種とか頂戴ね」

1日目-2:舞の足取りを追って (淡)

GM: では、淡さんへ。
淡: 人間の里付近で舞の目撃証言を集めたい
GM: 淡さんは、依頼人の笹音から、舞の外見については聞いています。黒く長い髪に、灰色に汚れた印象の翼。背は160cm半ばほどで、少し大人びた印象。服装は軽めの洋装をしていました。
GM: さて、目撃証言集めですが……スキル的にはちょっと適切なものがないですね。
淡: 難しいのです。
GM: ひとまず聞いて回ったことにして知性で振るか。コネクションを活用してもいいですが、目撃証言とは少し外れるでしょうか。
淡: あ、待ってください。人間の里はずれでレトロコグニション。人間の里の方向に向かったのであれば、履歴に見つかるかもしれない。
GM: なるほど。場所が特定しきれないので、当たるかどうかちょっと運任せなのでちょっとむずかしい、という裁定になりますが、よろしいでしょうか?
淡: お願いします。
GM: では、発動の判定を。
淡: 感覚+スキル組み合わせ+レベル+好奇心 7+1+2+1+3D6 = 7+1+2+1+[1,1,3] = 16 ……これはひどい…ファンブルです
GM: まあ、スペル使用時のファンブルに関しては規定がないので、通常の失敗で。
淡: さすがにこれはもう一度試みたい…(今回は霊力を消費して再挑戦)
GM: どうぞ。
淡: 7+1+2+1+3D6 = 7+1+2+1+[6,6,4] = 27 ……ファンブル→クリティカル。なんだこのハイリスクハイリターンダイス…
GM: 消費霊力半減はルールに規定があります。
淡: あい、半返しもらいます。「………」 人間の里のすぐ近くの道端で目を閉じ、過去のイメージに集中…。
GM: さて、ちょうどいい情報を得られる場所だったか、幸運判定。人里の外れ、というだけの情報なので、目標をちょっと高めに、18としましょう。
淡: 直感入れます。 感覚+好奇心+直感 7+1+5+3D6 = 7+1+5+[3,1,4] = 21
GM: 成功ですね。ちょうど情報が得られそうな場所を当てることができました。
淡: 「(きっかけをつかむ…。)」
GM: レトロコグニションのイメージでは、夜、山からやってきた人物を見ます。特徴は概ね聞いていたとおり。詳しいイメージは省いてしまったので、服装も普段着ているものの通りだとしましょう。舞という鳥妖です。4日ほど前、笹音の言う飲み会の後でしょうか。ただし、1つだけ聞いていた情報と差があります。灰色に汚れた羽の一部が、輝くような純白になっています。
淡: 「(…あれ…?)」
GM: 彼女は星空をしばらく見上げていました。見つめる先の方角には、一際明るい星があります。それから、何か決意したような表情で、人里の方へと飛び去っていきます。「もう一度、私の空へ…」そんな声が聞こえました。
淡: 「(あんな明るい星あったっけ…)(もう一度、高いところを目指そうとした…のかな…。)」
GM: 知性+生活-2で判定、目標値は12。天文学とか占星術なら、ペナルティは無しでしたが。
淡: 5+1-2+3D6 = 5+1-2+[3,4,1] = 12
GM: まあ、幻想郷では夜の星は方角の基準になるので、ある程度覚えていてもおかしくないわけですが…。見覚えのない星ですね。
淡: 「みゅー…。あの星、夜になったら見えるかな…。」 目を開けて、星が見えるであろう方角を仰いで
GM: 当然、今は見えないですね。明けの明星ぐらいに明るいです。
GM: …ひとまずそんなところですね。今回のイメージから、舞への縁故や、今のイメージ自体を縁故対象にしてもいいです。
淡: 探索者/記憶 ひときわ輝く星
淡: 好奇心/目的 星の正体を探る

■淡
1探索者目的舞失踪事件の真相を探る
1探索者人物笹音/依頼人
New探索者記憶ひときわ輝く星
New好奇心目的星の正体を探る

淡: 舞もそうだけれど、あの星気になる…。 といった感じです
GM: 了解です。

1日目-3:古道具屋 (魔子)

GM: では、魔子さんですね。
魔子: ほいほい
GM: 何か情報収集のあてがあれば。
魔子: 香霖堂さんに行って鑑定してもらおうかしらね……ふっかけられなきゃいいけど
GM: なるほど。では、香霖堂へ。霖之助は、いつもどおり商売する気があるのかわからない態度で本を読んでいます。
魔子: 「ごめんよ、鑑定を頼みたいんじゃが」ぬぅっと入り口から顔を出して
GM: 霖之助「おっと、これは失礼。この間はどうも。また何か拾ってきたのかい?」
魔子: 「んむ、この間はばってりーとかいう単なる鉄の箱じゃったが、今回は曰く付きじゃぞ。神妙に頼むぞい」ゴトリと例の物を置こう
GM: 霖之助「あれはただの鉄の箱じゃない。力を貯めるという用途があって、箱の中に詰まった力といえば……と、話がそれるな。これは、また得体が知れないな。どういう曰くなんだい?」
魔子: 魔子「なんでも、この間の流星が落ちた場所にあった、とか。外から来た大妖怪もこれがなにか検討がつかない、とのことじゃ」姉御を大きく見せる部下の鑑
GM: 霖之助「なるほど……見た目の通り、翼だね……用途は……」……コネクション判定お願いしますね。霖之助がどのくらい頑張ってくれるか、ということで。
魔子: 3D6+7 = [3,3,2]+7 = 15
魔子: びみょん
GM: 霖之助「用途……『夢を与えるもの』……? でも、翼だなあ……」 ひっくり返したり、色々ぐるぐると見ていますね。
魔子: 魔子「危ない薬みたいなものかの」じーっと見てる
GM: 霖之助「第一、一部は紙だし、この翼の作りも適当だ。傷んでいるせいもあるが、飛べるとは思えないよ。……おっと、内側のこの場所に何か書いてあるな。『まさる しょうた ……』子供の名前か?」 霖之助が見つけた場所には、掠れてきていますが、子供のものらしい筆跡で平仮名の名前があります。
魔子: 魔子「寺子屋のがきんちょが作った図画工作の課題じゃなかろうな」じどー
GM: 霖之助「まあ、これが道端に落ちてたならそれで片付いただろうね。それに、こいつは数十年はたっていそうだ」
魔子: 魔子「うーむ…けったいな代物じゃのう」金の匂いが消えていく 「ま、まあ危ないものじゃないようならそれはそれでいいんじゃが」
GM: 霖之助「危なくはないだろうが……流れ星で落ちてきた、という話が気になるな」
魔子: 魔子「巷で流行りの空の楽園噂の副産物かもしれぬか」
GM: 霖之助「そんな噂があるのか」
GM: ……さて、ちょうどいい動きなので、ここはポーリアさんが来たことにして合流させてしまいましょうか。お互い異論がなければ、ポーリアさんがほしぞらを連れてきたことにしましょう。時系列的にもちょうど良さそうですし。
ポーリア: おっと、了解です
GM: では、そんな流れで、入ってきたことにしていいです。コネクションはないみたいですし、ここに来るのは初めてでしょうか。
ポーリア: まあ、まだ大丈夫です。噂はきいたことあるだけでくるのは初めてですかね
GM: では、美鈴から場所を聞いたことにして。道中で誰かに聞いたりもしたかもしれないですが、魔法の森入り口の香霖堂へたどり着きました。
ポーリア: 「おー…。なんか、色々ある…っぽい?」入り口からキョロキョロと
GM: PL同士で話し合って設定的に合意が取れれば顔見知りで、という緩い裁定にしておきます。一方的設定とかも可
魔子: 魔子さん色々歩き回ってるから顔は見たことあるかもしれない。「おお、どこかで見た顔じゃが…誰じゃったかの」
ポーリア: 人里たまにいくから見てるかもしれんですの
GM: 人里だと正体は知らないかも?
ポーリア: センスオーラとかも持ってないですからの。知らないと思います
魔子: 香霖堂でも人に化けるか否かという問題……多分化けない
GM: じゃあ、人里で商売やってる人、というぐらいの認識で。話したことがあるかどうかは自由ですね。人里にいる人っぽいけど明らかに狸だ、というシチュエーション。
ポーリア: 「お?あれ、物売ってる人がいる?」
魔子: 魔子「んむ、今日はここに持ち込んで鑑定なんじゃ。みてみいこれ」紙鉄翼を見せて
ポーリア: 「おー。紙ヒコーキ?」
魔子: 魔子「鉄の部分もある。なんでも空から降ってきたそうじゃ」 「おや、後ろの奴は新顔じゃな。知り合いかの?」
ポーリア: 「私も、ちょっと聞きたいことあって来た、んだけど。この子の、ね」
GM: 魔子さんから見ると、光沢のある変わった服の上に、70cmぐらいの金属の筒を持っているというけったいな姿ですね。
魔子: 魔子(なんじゃいこいつ、以前姉御の与太話に出てきた、うちうじんかいな)
GM: 霖之助「今日はお客さんが多いな。何だい?」
ポーリア: 「知り合いというより、今朝見つけた知り合い?かな」>魔子さん
魔子: 魔子「見つけたのう……まさか空から降ってきたんじゃなかろうの」
GM: ほしぞら「あ……」ポーリアの後ろについてきて、キョロキョロと見回していた銀色の髪の子が反応します。
GM: ほしぞら「それ、私の……私……?」 魔子さんのオブジェを指差しています。
魔子: 魔子「えっ」
GM: ほしぞら自身も、自分で言ったことがよくわからない感じもあります。
ポーリア: 「とと、そうそう。店主さん、この子を見てくれる?」ほしぞらさんの方ポンポンして
魔子: 魔子「これ、ぬしのか?」オブジェを近づけ
GM: 霖之助「ちょっと待った。その筒は『胴』、そして用途は『夢を与えるもの』、さっきと同じだ。もしかして……」と、三人を静止します。「ちょっと、二つとも貸してくれないか」
ポーリア: 「…?何の話?」
魔子: 魔子「よくわからんが、ちょっとそれ貸してやらんか」
GM: ほしぞら「?」 ちょっとどうしたら良いかわからなさそうに、ポーリアを見ています。
ポーリア: 「んー貸しても大丈夫?かな。返してくれなかったらグーで取り返すから」
GM: ちゃんと設定を出していませんでしたが、もちろんポーリアさんよりも低いはずがなく(※ポーリアはかなり背が低い)、むしろ身長は160台半ばぐらいはありますね。
ポーリア: 大きい!
GM: ほしぞら「うん、わかった……」
GM: というわけで、霖之助が両方を受け取ります。
ポーリア: 「大事に扱ってよ」
GM: 霖之助「これ、部品じゃないか……? うわっ……!」 霖之助は両方が接合しそうな場所を探していましたが、筒の近くに翼を近づけて場所を探っていくと、ある場所でひとりでにくっつきました。
GM: 接合しそうなところは破損していたり歪みもあったのですが、勝手に修復されます。
ポーリア: 「おお?…おおお!?」
GM: 「筒の端の方で、ずんぐりした翼が突き出たオブジェ」になりました。
魔子: 魔子「こ、これは、もしや…全部揃えることで宝が出たり、なんとかいう楽園への道が開くとかかもしれぬ!」金の匂いが戻ってきた!
GM: ほしぞらが歩いて、筒に手を伸ばして抱き寄せました。
GM: ほしぞら「『まさる しょうた』……この子達、知ってる。 一緒には遊べなかったけど……」
GM: 霖之助「……なにやら探しものが見つかってよかった様子だけど、まだ話が見えないな……」
魔子: 魔子「わしも手探りじゃからの。何者じゃこいつは」尻尾でもさもさとほしぞらちゃんを突いて
GM: ほしぞら「くすぐったい」
ポーリア: 「うん。お願いしたいことがあってね。あの子を見てほしいの」ほしぞらさんを指さして霖之助に
GM: 霖之助「何となく分かるけど、付喪神だね。そうなると、用途がわかるわけじゃないけれど……間違いなく、この物体から生じたんだろうね。彼女はどこで、どうやって知り合ったんだい?」
ポーリア: 「う~ん…」とまあ、ちょっと悩んでカクカクシカジカですかのう。「…という感じ?私も良く分かってない…」
魔子: 魔子「これこれしかじかのかくかくうまうまというわけか…なるほど、全員曖昧じゃのう」
GM: 霖之助「なるほど、彼女はこの物体の付喪神で、君の話だと幻想郷に来てすぐということか。そして、その流れ星で落ちてきたというパ
ーツも同じものだと。そして、人里で出回っている噂とも符合する。何か関係がありそうだ。……まあ、それがどんな関係なのかはわからない、と、そんなところかな?」
ポーリア: 「う~ん、解決したような、問題が増えたような…」
魔子: 魔子「まあ、今回の問題はこいつが鍵になっちょるようじゃからの。このオブジェもまだ新しい部品があるかもしれぬし、ここは一緒に調べたほうが得策じゃないかえ?」
ポーリア: 「うん、いいよ。私だけだと、大変そうだし」
GM: 霖之助「じゃあ、僕の方はこの物体が何なのかもう少し調べてみよう。借りる訳にはいかなさそうだが、形は覚えたよ。またあとで来るといい」 霖之助も興味は惹かれた様子ですね。
ポーリア: 「分かった。多分またくるかも」
魔子: 魔子「頼んだぞい」
GM: 霖之助「明日にでも来てくれれば、調べたことを話すよ。そっちの花の妖怪さんもね」
GM: ひとまずそんなところにしておきましょうか。
魔子: ういうい
GM: 縁故の設定も可能です。
ポーリア: うーん…
魔子: とりあえず今回はなしにしとこう

■ポーリア
1奉仕者人物ほしぞら(?)/困り人
New自然の顕現人物霖之助
New自然の顕現目的ほしぞら(?)と持ってたオブジェの正体を確認する

1日目-4:噂の源 (慧簪)

GM: では、慧簪さんのミドルがまだ残っているので、そちらを進めますね。何を調べますか?
慧簪: ひとまずは里内で聞き込みですね。都市伝説について。
GM: こちらも適切なスキルがないのですね。では、知性でそのままでしょうか。
慧簪: OKです。調査対象が里で広がってる都市伝説なので保護者のボーナスも乗りますかね。
GM: それは乗ります。
慧簪: はいさ、では振りますー 6+1+3D = 6+1+[1,2,6] = 16
GM: ・噂は2・3日前から広がっていますね。今では結構な影響があるみたいで、夜に星空を見上げたり、空や、星がある宇宙についての本を探したりするのがちょっとしたブームになっています。
GM: ・人里で都市伝説を最初に言い出したと思われる人物は、人里の西側に住み、メガネ屋を営んでいる佐城という人物ですね。仕事柄。望遠鏡も持っていて、天体観測なども趣味にしていたようです。
GM: とりあえず、聞き込みをするとそんな調子でした。
慧簪: 佐城さんの住居を特定しての突撃取材も可能?
GM: そうですね。それは大丈夫です。
慧簪: うーん、どうしようかなぁ。真偽の確認と言い出した意図ぐらいは聞いてみますか・・・
GM: わかりました。人里の西側、ちょっと外れに近いあたりですが、まだ街中ですね。住所は調べてわかったことにしましょう。店は空いていますよ。人里では眼鏡屋もいくつもあるわけではないですし。でも小鈴とか阿求とか、もしかしたらマミゾウさんも含めて需要はありそうです。
慧簪: 「ごめんください、退治屋ですー」
GM: 佐城「退治屋? 間に合ってるけど……」
慧簪: 「あーいえ。少しお伺いしたい事がありまして。私、慧簪と申します」拱手
GM: 40は超えた中年のおじさんですね。そこそこには儲かっていそう。 佐城「これはどうも。どんなご用向きですか?」
GM: さて、交渉関連のスキルはないですが、保護者ボーナスは乗ります。
慧簪: 言い出しっぺかどうかと、真実なら言い出した意図を確認してみますや。
GM: 判定してみてください。知性+1ですね。この場合、相応の礼儀を払えたかも含みます。
慧簪: 6+1+3D = 6+1+[1,2,4] = 14
GM: 佐城「ああ、お恥ずかしい、随分噂が広まってしまって。星のこともありますし、仕方のないことですがね」
GM: 佐城さんによれば、3日ほど前の夜、趣味の天体観測をしているときに、一際輝いている星を見つけたようです。もちろん驚いて、星を見ていました。
GM: 青と緑に輝くきれいな星だったそうですが、その日の夜、都市伝説の内容の夢を見たらしいです。

「天より高いところに、浮かべられた社がある」
「そこは地上から断絶された楽園」
「幾多の命がそこで永遠の繁栄を過ごす」
「永劫の救いを求める者は、銀の鳥に導かれ、天より高くを目指せ」

GM: 佐城「化かされたのかとも思いましたがね、それにしてはありがたい気配でした。星のこともあったので、何かご利益もあるのではと、人に話したら一気に広がってしまいました」
GM: 佐城「夢の中では、青い空から声をかけられましてね。輝くようにきれいな、純白の羽が舞っていたのを覚えています」……と、今日は客も少ないらしく、店番をしながら立ち話。
GM: 追加知識というか設定ですが、幻想郷のことなので、こういうときは妖怪に化かされているときもあれば、本当に神に類するもののおかげだったり、どちらもありうると人里の人々は認識しています。としておきますね。
慧簪: ふむ・・・ほかに聞くことは無さそうか、夢・・・ドレミー?
GM: そこにコネクションがあると有効だったかもしれませんが、流石になかなかコンタクトの取れる相手ではないですね……。
慧簪: あの御仁は色々と無茶がある立ち位置。
GM: ひとまず佐城さんの話はそこまでですね。
慧簪: 話の内容から化かされたか否かの推測を立てるとしたら幻想知識ですが・・・可能ですか?
GM: 振ってもらってもいいですが、ケースバイケースですね…。いくら神々しいイメージでも妖怪が騙していたり、妖怪っぽくても良く接したらご利益があったり。どちらの伝説もあります、ということにします。これ判定なしの知識でいいです。
慧簪: あ、了解です。
GM: あと交渉することがなければ、一旦切りますね。
慧簪: はいです。
GM: 話の内容に関して縁故をとってもいいですし、佐城を重要視したければそれでもいいです。
慧簪: 「夢・・・ですか。困りましたね、夢の中までは追いかけられないですよ。」メガネ屋を去って独り言。

■慧簪
1英雄目的都市伝説の調査
New英雄記憶都市伝説の夢の話
1英雄人物慧音/依頼人

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