リュウ(RYU)/真昇龍拳

Last-modified: 2014-11-23 (日) 02:55:12

真・昇龍拳

リュウはよく三つのSAを選べるキャラとされているが、やはり真空波動が多いだろう。
ここでは真昇龍にスポットを当てていきたいと思う。
まず真・昇龍拳の特徴としてあげられるのは

  • ゲーム中最速クラスの発生
    真昇龍は発生が2Fと早いです。ちなみに迅雷3F、鳳翼4F、雷震魔破拳にいたっては8Fです。
  • 高い攻撃力
    真昇龍は打撃系最大の攻撃力をもちます。その攻撃力で一発逆転も狙えます。
  • 相手に与えるプレッシャー
    ゲージが溜まるだけで相手にかなりのプレッシャーをあたえます。
    このおかげで投げなどの裏の選択肢が決まりやすくなります。
  • 長い無敵時間
    真昇龍はクリーンヒットとカス当たりの二種類がありますが、クリーンヒットで発生後23F、
    カス当たりでも8Fの無敵があり相手の連係に強引に割り込むことなどが可能です。
  • あまりにも長いSAゲージ
    攻撃力も最高クラスだが、ゲージの長さも最長クラス。
  • 狭い間合い
    真昇龍をクリーンヒットさせるには、密着に近い間合いじゃないと無理。またその間合いから当てる機会が限られてくる。
  • 性能の良いEX技とのゲージ配分
    リュウのEX必殺技はどれも性能がいい。
    ガードされてもなかなか反撃を受けない(EX)波動と竜巻、追い打ち含め高い攻撃力の足刀、無敵があり発生の早い昇龍。
    これらを使うとゲージが減ってしまうのでなかなか配分が難しい。

どのようにデメリットを克服するか

  • SAゲージを貯める
    当たり前だがゲージを貯めるには攻撃を当てるのが有効である(屈中Pは空振りしてもゲージ貯めとして有効)。
    当てる攻撃は近距離では各種中P、近中Kを当てるとガードさせてもこちらが有利なので比較的ローリスクでゲージを貯められる。また近中Pは下BLも潰せるし、攻撃後は移動投げが有効な間合いで投げからダウンを奪うことで起き上がりにまた攻撃を仕掛けられる。密着に近い間合いは真昇龍の間合いなのでこの距離でゲージを貯めることは相手へのプレッシャーとなる。遠、中距離では遠中Pはガードさせても有利で、牽制能力も高い。また差し合いで勝つことはゲージを貯めつつ近距離戦に持ち込めるので是非とも中距離、遠距離戦の牽制合戦を制したい。足刀仕込み屈強Pは置いておくことであいての牽制攻撃を潰し、画面端に吹っ飛ばし、さらに大きなゲージ増加と見返りが大きい(EXでも追撃すればある程度回収できるのでダメージ優先ならEXがおすすめ)。ただスキが大きいので乱発は好ましくない。おもむろにズカズカ歩いてBLやダッシュ投げなどから近距離戦に持ち込むのも有効だろう。距離にかかわらず足刀、竜巻、昇龍を含めた連続技(単発でも)はゲージ増加が多いので確定する場面では確実に決めたい。昇龍は当てた時ゲージが溜まっていたらSCすることで真昇龍が連続ヒットする。限られたチャンスなので狙っていきたい。(当てずに温存するときとは状況も見て判断)
  • 狭い間合い
    狭い間合いをどうするか。一番簡単で分かりやすいのは相手を画面端に追い込むのである。そうすれば位置を入れ替えられるか押し戻されるまでは間合い取りを完全に制圧できる。なぜなら相手は下がって間合いをとることができないが自分は間合いの管理は自由に出来る。つまり近距離を強要できる。相手を画面端に追い込む技としてEX波動、各種足刀、各種竜巻、投げ。反撃、差し合いで狙っていきたい。またダウンをとって相手がQSをとらないならダッシュで押すのも有効だ。また起きぜめでは画面の場所にかかわらず密着を作れる。
    そのために差し合いからダウンを奪ったり、近距離で投げをきめることは真昇龍をあてる上でとても重要だ。ちなみにBLとった後に真昇龍はあいての攻撃の当たり判定を刈るためヒットするがフルヒットしないことが多いが近い間合いならある程度まで吸い込めるので覚えておきたい。
    また狭い間合いを克服するため移動真昇龍というのもあるがどちらかというとネタの領域だろう。これに関しては後で解説したい。
  • EX技をどのように使うか
    リュウのEX技は性能がかなりいい。だからストック2の真空波動を選ぶ。たしかに真空波動はEX技を多く使えるが、真昇龍とくらべてそんなにも多いのか。MAX時なら真空波動なら5回、真昇龍なら3回である。
    確かに二回の差はある。がゲージとは溜まっていくものだ。ゲージは貯めながら戦うので流れを断ち切ったり、均衡を打破したり、追い打ちや起きぜめで回収できるなら使っていくべきだろう。
    また真昇龍を使わずにEXに回すのも選択としてはありだ。なら真空波動を選ぶべきだと思うだろうが、真昇龍という選択肢があるのは大きなことだ。

真昇龍を当てる

  • ヒット確認
小足>小足(屈弱P)>真昇龍
下段始動の基本確認
近中P>真昇龍
繋ぎはノーキャンセル
6強P>真昇龍
繋ぎはノーキャンセル
昇龍拳>真昇龍
対空やぶっ放しから
近中K>真昇龍
キャラ、状況限定。立ち&しゃがみ両対応=アレックス、まこと、ダッドリー 立ち限定=ネクロ、トゥェルブ、レミー、ヒューゴー、エレナ 屈限定=いぶき、ユリアン 最速ではない特定フレーム限定=屈状態ネクロ、立ち状態オロ
近中K>移動真昇龍
コマンドは23623中(強)KずらしP

難易度的には実戦投入可能
(持続当て)6中P>移動真・昇龍拳
ダッドリー、アレックス、ユリアン、まこと、いぶき限定。

(注:コンボに関しては上の内容と重複するので上のコンボの記事を見てほしい)

これらを当てるには単純にこれだけを狙っても無理だろう。それだけ真昇龍は相手にとって警戒すべきものだからだ。
あてるには連係が必要だ。プレイヤーの数だけ連係があるのでいろいろ考えてほしい。
例えば、小足から投げだとか真昇龍に対する裏の選択肢を狙ってみよう。
極端な話、真昇龍にビビっているならKOするまで投げてもいい。
さらにヒット確認からだけではなく確定反撃や無敵や発生の早さをいかしたぶっぱなしや割り込みなども有効だ。

真昇龍のいいところはやはりロマン溢れるSAなところだと思う。それでいて実戦もいける。そんな真昇龍で爽快感を味ってほしい。この記事をみて真空派や電刃派の人も真昇龍を使ってくれたり、他キャラ使いも興味が沸いてくれるとうれしいかぎりである。

2010年7月24日若干修正 また追記・整理しようと思います