マスター運用指南

Last-modified: 2020-10-16 (金) 16:52:55

ケーン
設定
ロムルス軍特務機関の少尉。幼少時代を不運にすごした影響で、16歳という若さに似合わず、その剣技には独特の凄みが備わっている。装備武器は剣。
使用感
主人公だけあって高次元の万能キャラクター。銃火器とヴォイドの数で勝敗の決まる時代に広範囲の敵を纏めて斬り裂くシャドウエッジ、障害物すら擦り抜けて遠距離から斬り掛かるハイパーソニック。正に時代の波にも負けない人間決戦兵器だ。
活用法
高めの耐久力と攻撃力を武器に最前線で敵を倒したり、敵の注意を集めて壁役をやるも良し。手加減で他の仲間の育成に貢献したり、SPの溜まり具合も早めなのでヒールを配って戦場の安定性を高めるも良し。足も速く、ハイパーソニック取得後には障害物を飛び越えられるので宝箱回収にも向いている。至れり尽くせりだ。


セラ
設定
フォルゴ-レ連邦内の、のどかな小島で生まれ育ったのんびり屋。だが、ホーリーナイトの血を受け継ぐ彼女、剣の腕は確かだ。装備武器は剣。
使用感
ケーンと同じく主人公だけあって性能の高い万能キャラクター。敵を纏めて攻撃するスキルが無かったり、壁抜け等が出来ない分、攻撃面はやや劣っている感じはするが、その分に味方にSPを配るトランスパワーや、広範囲の味方の攻撃力と防御力を上昇させるエンゼルヴォイス等の補助に優位性を持つ。
活用法
高めの耐久力と攻撃力を武器に最前線で敵を倒したり、敵の注意を集めて壁役をやるも良し。手加減で他の仲間の育成に貢献したり、SPの溜まり具合も早めなのでヒールを配って戦場の安定性を高めるも良し。ケーンと違ってトランスパワーやエンゼルヴォイス等の補助スキルがあるので、そこにSPを割くのも良いだろう。


サーブラウ
設定
ケーンの部下として鋼鉄の島に送り込まれてきたロムルス軍人。ケーンに対する態度はそっけないが、軍務はきちんとこなすタイプ。装備武器は銃。
使用感
ケーン編最序盤から仲間として登場。それ故のレベルの低さとステータスの低さ、更には飛び道具キャラの宿命、攻撃速度、移動速度の遅さも相俟って弱いイメージがある。が、実はしっかり育てて行けばHPや防御力が主人公より高くなる。
活用法
攻撃速度、移動速度、おまけにSPの溜まり具合、全てにおいて遅めでこそあるが、故に足の速い主人公より前面に出る事が基本的に無く、武器が飛び道具故に敵と直接ぶつかるケースも少ない。常に主人公の後ろから援護させる形で動かせば安定感があるともいえる。更に攻撃面においては少ないSPでそれなりの射程と威力を持つ連射、射程無限のレンジプラス。回復面においてもヒールを覚えられるのでそれなりに安定したキャラクターに仕上がる。


グリフィス
設定
19歳とは思えないほど幼い容姿をした兵士。サーブラウとともに鋼鉄の島へやってきたケーンの部下で、ケーンへの信頼は非常に厚い。装備武器は銃。
使用感
ケーン編最序盤から仲間として登場。それ故のレベルの低さとステータスの低さ、更には飛び道具キャラの宿命、攻撃速度、移動速度の遅さも相俟って弱いイメージがある。が、実は大器晩成型の万能型であり、しっかり育てて行くと安定性の高いキャラクターとなる。
活用法
攻撃速度、移動速度、おまけにSPの溜まり具合、全てにおいて遅めでこそあるが、故に足の速い主人公より前面に出る事が基本的に無く、武器が飛び道具故に敵と直接ぶつかるケースも少ない。常に主人公の後ろから援護させる形で動かせば安定感があるともいえる。更に攻撃面においては少ないSPでそれなりの射程と威力を持つ連射、射程無限のレンジプラス。回復面においてはヒール、キュアー、ディスペルと揃い踏みで様々な場面に対応出来るキャラクターとなる。


ディアナ
設定
セラに雇われたバウンティハンターで、銃の腕と情報収集能力は超一流。優れた判断力と決断力で、世事に疎いセラをよく助ける。装備武器は銃。
使用感
セラ編最序盤から仲間として登場。中盤裏切って仲間から外れるため育てる必要はないが、敢えてレベル上げをせずともストーリ-を進める上で戦わせる内にLV30前後にはなるはずある。
セラがオーラバッシャーを使うよりはガンマンに連射を3回使わせた方が強いことが多いため最初のうちはトランスパワー→連射のコンボに頼る事も多いはずである(これはケーン編後半でも有効)。
活用法
能力的にはサーブラウが少し素早くなったという感じのパラメータであるため序盤のあまりレベル差がない内はケーン編のサーブラウとほぼ同じ扱いでよいだろう。しかしセラがLV82になってからは正直お荷物となる、が戦闘から外すことはできないのでそれ以降は本人よりむしろ配下のヴォイドに回復や宝箱回収をさせるという運用に切り替えるとよいと思われる。


エアリアル
設定
人を救うという、強い信念をもって戦場へやってきたフォルゴーレ軍の従軍僧侶。セラを姉のように慕っているが敵対する立場に。装備武器は救急箱。
使用感
見た目からして分かり易い回復支援のエキスパート。防御力高めでSPの溜まり具合も早め。パーティーに入れておくと戦場の安定感がぐっと高まる。
活用法
SPの溜まり具合も早めであってヒール、キュアー、ディスペルと回復系を取り揃えている。そして、何より特徴的なスキルがヒールオールだろう。自分も含めた仲間全員(味方ヴォイドも含む)のHPを纏めて回復出来る上に射程無限というのが大きい。基本的には前線で戦うキャラクターを支える支援としての運用が向いていると思われるが、古代の救急箱を装備するとその武器性能とキャラクター性能が相俟って、強くて硬くて攻撃速度も速めというキャラに変貌する。


アリス
設定
ケーンを王子様と呼んで慕う、ロードス軍のエスパー少女隊のメンバーの1人。銃弾の飛び交う戦場を、愛らしい姿で駆け抜ける。装備武器はぬいぐるみ。
使用感
仲間加入時に主人公のレベルに合わせて加入しないタイプのキャラ。それ故のレベルの低さとステータスの低さ故に弱いイメージがあるが、しっかり育てて行くとちゃんと強くなる上、このキャラ独自の強みも持っている。
活用法
打たれ弱いので常に主人公の後ろから援護させる形で動かすのが基本。ぬいぐるみによる攻撃は短くこそはあるがある程度の射程を持ち、何気に高い攻撃速度からそこそこのダメージを期待出来る。SPの溜まり具合も早めであってメガヒールやキュアーを持つのが嬉しい。ブレスパワーも覚えるので攻撃力の高いキャラクターに掛けたり、自分に掛けて攻撃させても結構強い。ティーパーティは広範囲の敵味方のHPを全回復させてステータスを大幅に下げるといった特殊な性能を持っている。これを味方の回復として用いずに、アリスを先行させるなり、敵のみ範囲内に収められるよう陣取るなりで敵のステータスを下げるスキル(HPは全回復してしまうので本格的に攻撃する前に掛けるのが前提。)として用いると非常に強力である。


アヤメ
設定
ロードス軍のエスパー少女隊のメンバーの1人で、強力な攻撃系魔法でセラをよく助ける。アリスに比べ、感情表現が淡白なのが特徴。装備武器は鞠。
使用感
アリス同様に仲間加入時に主人公のレベルに合わせて加入しないタイプのキャラ。それ故のレベルの低さとステータスの低さ故に弱いイメージがあるが、しっかり育てて行くとちゃんと強くなりメガヒールは使えないものの最終的(LV80&あやじおりのてまり装備)にはただのヒールでも100以上回復し、セラ編でキュアーを使えるのは彼女だけなのでセラ編においては最も優秀な回復役となる。
活用法
アリスに比べてMSは高いがHPや防御力、ASは低くアリス以上に打たれ弱くSP回復スピードも劣る。しかし最初からてまりうたを覚えているため低レベル時の戦闘はアリスより楽で後半でも消費SPが低く混乱の追加効果もあるためサンダーストームより使い勝手が良い。また高レベルになればファイアストームはてまりうたよりMGの反映度が高いのでそちらに切り替えて攻撃に参加してもよいだろう。


オヅヌ
設定
エウロペアのはるか東方にある国、ジャポネの謎めいた風水師。鋼鉄の島の秘密を求めて、トリュウを伴いはるばるやってきた。装備武器は珠、杖。
使用感
ステータスに穴が無いので安心して使って行けるキャラクター。テレポートで奇襲も出来る。
活用法
ステータスに特に穴が無く、単体、範囲の攻撃スキルに、メガヒールの回復も持つので様々な場面で活躍出来る。特徴的なのは奇門の術で、これは自分の周囲広範囲の指定した場所に瞬間移動するもので、障害物を飛び越えて移動も可能。移動距離を稼げるので宝箱回収に向いている。又、いやらしい位置に構える敵を暗殺しに行くのにとても便利。


トリュウ
設定
オヅヌの従者で、ジャポネの剣豪。無口で無表情という愛想のなさが欠点だが、剣の腕は確かだ。戦場では接近戦で大いに活躍する。装備武器は剣。
使用感
ステータスや覚えるスキルのチョイス、立ち回りから劣化ケーン感の否めない性能のキャラクター。が、それも考えようによっては高性能なキャラクターに次ぐ性能を持ち合わせるという事。戦場に安定感を齎してくれる事だろう。
活用法
主人公キャラクターと同じく、高めの耐久力と攻撃力を武器に最前線で敵を倒したり、敵の注意を集めて壁役をやるも良し。手加減で他の仲間の育成に貢献したり、SPの溜まり具合も早めなのでヒールを配って戦場の安定性を高めるも良し。


ファウスト
設定
ある少女との約束を果たすため、100年の時を越えて生きてきた魔導師。鋼鉄の島の一角で、一緒に旅をする仲間を静かに待っている。装備武器は杖。
使用感
前作からの続投キャラ。設定に恥じない圧倒的な魔力で戦況を一変させる戦力になり得る。初期装備が既にキャラクター性能に合わせた最強装備なのも魅力。
活用法
基本的にはSPの溜まりが遅いのだが、ヴォイドサークルSPを展開出来るので、その上に移動すれば直ぐにSPを溜める事が出来る。更にアースクウェイク(飛行タイプの敵には当たらない)、ブラッドレインがマップ全体攻撃である為、自分から敵に近付く手間も無く、サークルSPの上から全く動かずに敵を殲滅出来る反則級の強さを持つ。他キャラクターのレベル上げや宝箱の回収等を考えないのならば、殆どのマップで戦闘開始から直ぐにSPサークル展開→アースクウェイクorブラッドレイン連発で短時間クリアが可能。メガヒールも使えるので、ボス戦では他の味方にメガヒールを届けられる位置にサークルSPを置いて待機させておけば心強い支援としても期待出来る。


ヒギンズ
設定
ラインメタル軍所属の自称プロフェッサー。アイテムを使った新兵器の実験のために鋼鉄の島に来ていたが、途中で軍に見捨てられる。装備武器は剣、銃、短剣、救急箱。
使用感
本のアイテムを無限に使え敵のドロップアイテムを高確率で奪う事が出来る。貴重なステータスアップ(~のみなもと)系やレアなアイテムを落とす敵はこの是非ともこのキャラクターで倒したくなる。
活用法
本アイテムを無限に使えるとあるが、攻撃系は自分に反動ダメージが有る為にやや使い難い。真骨頂はそういったリスクの無い回復系や補助の本にあるだろう。何気に剣、銃、短剣、救急箱と様々な武器が装備可能なので、戦況に合わせて武器を持ち換えると良いだろう。銃あたりが使い易いか。基本のスキルを一切持っていない反面、全てのヴォイドスキルを覚えられる。特に高速でSPを溜める事が可能になる魔方陣を敷けるヴォイドサークルSP、これを覚えられるのが強味。上手く使って戦況を有利にして行こう。余談だが最大ASは14まで上がる。これは近接武器を扱うキャラクターとしては特別優れた数値では無いが、銃を扱えるキャラクターとしては最速の数値だったりする。


パーシファル
設定
ケーンのパーティにのみ参加することになる重装備のガンナーだ。ロードス軍の脱走兵で、エスパードールに憎しみを抱いている。装備武器は銃。
使用感
凄く極端なキャラクター。強く、硬く、遅い。銃を扱うキャラクターなので足の遅さは武器の射程でだいぶ賄えるが、いかんせん攻撃速度が遅い。更にSPの溜まり具合も遅めなのが辛い所。
活用法
極端なステータスで且つ、スキルも攻撃一辺倒といったチョイスでキャラクターの個性は良く出ているのだが扱い難い印象は否めない。しかしながら主人公キャラクターを超えるHP量とこのゲーム最大の基本防御力値を持つキャラクターでもあるので壁役として非常に優れているし、遠距離キャラクターの中では最大の攻撃力を持っている。回復スキルを扱えるキャラクターと組ませて安定させよう。


ジャギュア
設定
戦場の死刑執行人として恐れられるアッシリアの戦士。セラの仲間として彼女を護りながらも、自らの死地を求めて悲壮な戦いを続ける。装備武器は短剣。
使用感
速くて強い。そして風貌や言動が渋くてカッコイイのでこのゲームシリーズのファンならば戦力としてだけでなく、それ目当てで使う人も多いはずだ。しかしHPや防御力は近接キャラの中で最も低い上に回復魔法も使えないので守りに回ると脆い。アヤメや回復ヴォイドとペアにして安定させよう。
活用法
AS・MSは全キャラ中最高でSPも速く溜まり攻撃力も高い。特にハルパー入手後はただでさえ高い攻撃力やAS・MSがさらに強化されるので攻撃の要となる。しかし中盤以降は2番目に素早く耐久度や範囲攻撃に優位性を持つケーンが固定となるため彼には出来ないマインドブラスト&封印のナイフでの足止めやライトニングでの遠くの敵の狙い撃ちといった小技を使いつつダブルアタックでの各個撃破を担当していくとよいだろう。


FD-3S
設定
鋼鉄の島の大樹の根元で永い時を過ごしてきた機改兵。欠落した記憶と自分の存在意義を求めて、仲間として旅をすることになる。装備武器はフュスキーナ(槍)。
使用感
一言に、強い。主人公を上回るHPと攻撃力と防御力を持つ上、専用武器と防具の強さもあって兎に角強い。戦場において頼れる存在になってくれる事だろう。
活用法
近接タイプとしては攻撃速度、移動速度がやや遅く、SPの溜まり具合も遅めだが、その分に高いHP、攻撃力、防御力を持つ。回復スキルを持っていないのでそこだけは注意。回復スキルを持つキャラクターに支えさせると安定するだろう。


テティス
設定
島の奥で暮らす、体長約30cmのかわいらしい妖精。後半戦のエリアで出会う唯一の仲間だが、仲間になる条件は非常に厳しい。武器防具は装備不可。
使用感
回復以外に使い道はない。もしかしたら製作サイドからして縛りプレイ用のキャラとして用意したのではないだろうか?*1
活用法
メガヒールでの回復が出来るのが唯一の取り柄。使うとすればメガヒールワンド持ちのヴォイドと同じと考えて使うのが普通だが縛りプレイ要員として敢えて戦力を落とすのに使う事もあるかもしれない。どう使っていくにしてもHPの低さは致命的なので、「命のみなもと」である程度底上げしておかないとあっさり昇天してしまう。



総評
初期レベル60でありながらステータスが低く、レベルを上げても大きな成長が出来ないテティスを除いて、どのキャラクターも決して弱くは無く、活躍の場がある。好みのキャラクターを使って行くと良いと思われる。


*1 事実『真正シークレットガイド』の座談会にて、西谷英晃氏が「テティスは元々使えないように設定した」とぶっちゃけていたりする