オープニング

Last-modified: 2016-11-01 (火) 15:01:53

ストーリー

神暦四千九十五年……
エウロペア大陸の ひとときの
平和は はるか南からの
侵略の手により 無惨に打ち砕かれた
オルドバ王国
エウロペア大陸の 最南端に位置する
この古き王国は『神祖連邦』を名乗り
北方に侵略の手を 伸ばし始めた
すでに 十二の国々が神祖連邦に
がっぺいされ七つの国が
この地上から姿を消した
オルドバの エウロペア大陸完全制圧は
いまや目前にまで迫っていた……
残るは 大陸の最北に位置する島国
ラインメタル王国のみ……
ラインメタル軍は
迫り来るオルドバを迎え撃つべく
ドーヴァーの海を渡った……

ラインメタルとオルドバの戦争

戦闘中の会話

場所:戦場

会話主会話内容
デトニクス「……だ だめです 師団長!
敵は先ほど 最終防衛線を突破
本陣に向かって 進撃中です!」
師団長「そ そんなばかな!? 剣をまじえ
たった1時間しか たっていないぞ!?」
「わが栄光の ラインメタル騎士団が
たった1時間の戦いで
一人のこらず 全滅したというのか!?」
デトニクス「もう終わりです 師団長どの……」
「敵は あまりにも強すぎます
まさか連邦軍の部隊が
これほどの強さとは」
「計算ちがいでした……」
師団長「いや…… そうじゃない……」
「敵が わがラインメタルに
狙いを定めた時から すでに
勝負は 付いていたんだ……」
デトニクス「師団長……」
師団長「行け デトニクス」
「この戦いの状況を 本国に伝えよ
われわれが いかに戦ったかを
そして いかに負けたかをな……」
デトニクス「師団長 私も騎士団の一人!
最後まで おともをします!」
師団長「よく聞け デトニクス……」
「進撃してくる連邦軍と わが祖国
ラインメタルとを へだてる物は
今や ドーヴァーの海だけだ……」
「こうなれば 本土決戦あるのみ」
「今回と同じ失敗は ゆるされない
だからこそ お前が
この戦いの状況を 伝えるのだ!」
デトニクス「わかりました 師団長……」
師団長「行け! ここは 私が守り抜く!
年おいたとはいえ
まだまだ 敵兵の十人や二十人!」
デトニクス「師団長どの ご無事で……」
師団長「ふふ……わが軍が全滅か……」
「そう言えば十年前 同じように
自分の部隊を全滅させ
軍を追われた 一人の騎士がいたな」
「不敗の聖騎士……ソードか……」
「今にして思えば あの男が
わが騎士団にいてくれれば
あるいは この戦いも……」
分隊長「いたぞ! 敵の隊長だ!」
「殺せ! 殺して その首を取れ!
首を取った者には
二階級特進 ほうびが付くぞ!」
師団長「来おったな 連邦の兵士ども!
ここから先へは 一歩も行かせん!
わがラインメタルの 名にかけて!」
分隊長「へへへ…… よっぽど
死にたいと見える! 殺せ!
望み通り さっさと殺してやれ!」
師団長「つ 強すぎる…… たしかに……
これが連邦軍の 実力か……?」
分隊長「しぶといな まーだ生きてやがる!
おら! 首を斬り落とすんだよ!」
師団長「わがラインメタルは このまま……
消え失せるのか……
この地上から…… この世界から……」

戦闘後の会話

場所:崖の上

会話主会話内容
猛将レオパード「終わったようだな……」
魔将オルトルート「クフフ たやーすい たやーすい」
「それーにしても わずか一万の軍で
本当に ラインメータルは
われらに勝てると 思っていたのか?」
知将ルーネ「最大の敵は 戦う相手を甘く見る
おのれの心の中にある
それを 忘れたがための敗北だ」
猛将レオパード「軍事大国ロムルスは すでにない
残るは 海をへだてた島国
ラインメタル王国だけか……」
「ふん 北エウロペア大陸制圧も
以外に あっけない物だったな」
魔将オルトルート「くだーらんな これーでは
わが連邦の最終兵器を
使う場面が ないーではないか」
猛将レオパード「ふん 平和利用でも 何でも
使い道は いくらでもあるさ」
魔将オルトルート「クフフフ…… 平和利用か……」
「さーて そーろそろ本国に帰るか
最終兵器の復活も
まーだまだ 完全では ないからな」
猛将レオパード「私も行こう」
「ラインメタル攻略の任を 皇帝より
じきじきに たまわった
ついに 最後の仕上げというわけだ」
「もう一つ ご命令も果たさねばならん
こんな所で 勝ち戦を
ながめていても 時間のむだだ」
知将ルーネ「皇帝からの じきじきの命令か
さて それは どんな内容なのかな?」
猛将レオパード「何のことはない ただの探し物だ……」
「時に ダークロード」
「われわれは いったん本国へ帰る
お前は どうするつもりだ?」
闘将ダークロード「もう少し ここにいる……」
猛将レオパード「ふふん! 余裕だな!
さすが 皇帝に目をかけられ
闘将の名を 得ただけのことはある」
「しかし 気をゆるめるなよ
エウロペア大陸の後は
中央エイジア攻略が ひかえている」
「まだまだ 世界は広いのだからな」
知将ルーネ「何を見ているんだ ダークロード?」
闘将ダークロード「海の向こうの ラインメタルだ」
「……小さな 小さな島国だ」
知将ルーネ「判っているな ダークロード」
「レオパードの言う通り
世界は広く やるべきことも多い
くつろいでいる時間はないぞ」
闘将ダークロード「もちろんだ」
知将ルーネ「では そろそろ行くか」
闘将ダークロード「……ああ」
闘将ダークロード「……お前は そこにいるのか?」
「……オレは ここだ!」