プトレメウス=レピドゥス(オレニア大公)

Last-modified: 2014-08-30 (土) 14:15:43

フルネームは、プトレメウス=レピドゥス・ユリウス・イオ=エクシーナ=ウィスタ・デ・オレニア。
オレニア大公家の第一大公子として生まれながら、一級魔導師となるべく勉学の為にアウロラへ留学。その際にジュリア=ルシーヌと出会い、恋に落ちる。指輪を交換するなど、互いに愛を育んでいた。

 

22歳の時、ジュリアと共に何者かに追われていた際に瀕死の重傷を負うが、ジュリアから大量の血を与えられた事により驚異的な回復を果たす。しかし、肉体が時の流れから引き離される呪いを受け、殆ど老いる事がなくなった。
25歳の時に<黒龍の剣>を得て<光の黒龍>となるが、竜剣を巡る戦いでも生死の境を彷徨い、その時もジュリアの血を受けた事で呪いは決定的となった。

 

それから間も無く、ジュリアがによって地上から消されてしまった為、かねての婚約者だったイスキアの王女カタリナと結婚。アエリウス含む3人の子供をもうけた。
その後二度の対暗黒戦争に臨み、<黒龍の剣>や魔道の力で異界の者を退け、ユーフラニアの勝利に貢献する。しかし、その驚異的な力は<大災厄時代>で疲弊していた諸外国に、恐れを抱かせた。

 

第二次対暗黒戦争時にルシーヌが異界に墜ちてしまい、王から呼び出されたプトレメウスは、ルシーヌが地上へ戻る方法として自らを餌として差し出す事を告げられる。
同時期に、オレニアを抑えて世界の均衡を保とうとする諸外国から告発を受け、ジュリア死亡への関与、不老による<妖精の血>摂取疑惑など、様々な嫌疑を掛けられてアウロラの神聖法廷へ召喚されるが、最終的に裁判は成立しなかった。Book27ではアウロラに混乱が生じたと綴られているが、プトレメウスをルシーヌへ喰わせる為に、王が何らかの手を下したと思われる。

一旦オレニアへ戻った後にルシーヌへ自らを捧げ、その魂と<黒龍の剣>はルシーヌの中に取り込まれた。ルシーヌへの影響が余りにも大きかった為、再び心がプトレメウスへ流れる事を恐れた王によって、魂はルシーヌの記憶の奥底に封じられた。
ゲーム中では、自分に代わってプトレメウスの魂を<私>に滅ぼしてもらわんと、王によるミスリードの罠が仕掛けられている。

 

<銀の卵>を届けた主人公に、自分とジュリアの血をひく者が地上に存在するか確かめて欲しいと頼み、<オレニア大公家の指輪>と<アウロラ聖公爵家の指輪>を託した。
ちなみに、Book20に書かれている「イオ教授」は、彼の事を指す。著者の女性はかつてジュリアの側に仕えていたようだが、何故彼を教授と読んでいたかは不明。