王(妖精王)

Last-modified: 2014-08-30 (土) 13:23:33

ルシーヌの主であり、楽園(神聖アウロラ王国)の守護者であり、世界の調和を保つ者。「妖精王」は人間からの呼び名であり、実際は地上の王という方が近い。
その魂は天上にあり、身体は<聖域>の奥に眠っている。何よりも強く、形あるもののうちでは最も上位にあり、永遠に朽ちることが無い。
人間の世界に直接関与する事が出来ない為、人間と妖精の血を併せ持った『聖龍王』にアウロラを治めさせている。聖龍王は王の声を聞く者であり、王の憑人でもある。

真に完璧な存在で、ルシーヌを人の世へ降ろした時に、最も素晴らしい存在へ作りあげる事が出来る。
しかし、ルシーヌ自体が完璧ではない為、いつしか自分の内側にある違和感に気付いていたカリスは、ティリュアンとの会話でその事実に直面する事となった。

 

あくまでも守護者の為、時の流れには逆らえず、人間と人間が作り出したものを壊す事は不可能。
ゲーム中では、主人公(<私>)がその点を利用し、人間が作り出した<黒龍の剣>を手に王と対峙した。

 

洋館の中に様々な仕掛けを配置し、主人公が<銀竜の剣>を持って自分に従うよう、そしてプトレメウスの魂を滅ぼすよう仕向けるが、主人公が意のままにならない事を悟り、<黒龍の剣>を持たせたまま地上へと送りだす。その際、メルキュールの子孫を護ってほしいと頼む。
そして、地上に降りた主人公が20歳になったのを機に、<ルシーヌの記憶>を返した。