原語は「Earring of Defense」。
earringはイヤリング、耳飾りのこと。defenseは防衛や守備を意味する名詞。
直訳すると「防衛の耳飾り」。
着用者の命令により剣と短剣に変わる魔法の耳飾り。後述の通り、いざという時の隠し武器という扱いになる。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ディフェンスイヤリング」。
外見は小さな「X」の形の飾りがついた耳飾り。
着用者が命令すると、「X」の部分がノーマルスォードとダガーに変わる。ただしこの剣と短剣は魔法がかかっていない普通の武器となり、再び耳飾りに戻すことはできなくなる。
残った耳飾りだけでは何の効果も無いが、この耳飾りのすぐ傍にノーマルスォード+1とダガー+1を置いてから命令することで再び「X」の飾りが戻る。
つまり、この耳飾りで剣と短剣を持ち出した後で元の魔法の耳飾りに戻すためには+1の剣と+1の短剣を1つずつ消費することになる。もちろんマジックアイテムの価値はワールドにより異なるため、この耳飾りの利用価値もそれ次第ということになる。