原語は「Curtains of Scenery」。
curtainはカーテン、窓掛け、幕のこと。sceneryは景色や風景、舞台などの背景などを意味する名詞。
直訳すると「風景の窓掛け」。
使用者が念じた場所の風景を映し出す魔法の窓掛け。といってもクリスタル・ボールのような離れた場所を映す物ではなく、使用者の心と記憶を読んで特定の場面を映すという魔法効果。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「シーナリィカーテン」。
外見の記述は無い。
使用したい者が精神集中をしながら命じることで、使用者が思った風景を作り出す。この風景は屋内でも野外を問わないが、使用者の心と記憶をカーテンが読んで作り出される。
映し出す風景は1時間ごとに変えることができる。
解説文を読む限り場面や風景をカーテンに映し出す幻影タイプの魔法で、映せるのは静止画像のみと思われる。動画を映せる上位品もアリかも。
記憶にある特定の場所や生物、人物を画像として映せるため情報伝達や尋問など用途は多い。