その他の魔法のアイテム/【ジェム・オヴ・ドルージョン】

Last-modified: 2024-02-08 (木) 21:48:15

原語は「Gem of Income」。
gemは宝石、あるいは貴重な物や逸品を意味する名詞。drusionの意味は辞書に載っておらず不明。ネット検索では出てくるが、D&Dとは関係ない模様。
金の成る木が生えてくる魔法の宝石……に見せかけた呪いのアイテム。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ドルージオンジェム」。
外見の記述はないが、インカムジェムとそっくりに見える。
しかしこの宝石を植えると、使用者には呪いがかかってしまう。この呪いにより、使用者は樹木に変化し始める。呪われた使用者は一部の能力値移動速度を少しずつ失っていき、土に根を張ろうとし始める。根を張れなかった場合は1日で死ぬし、根を張り始めると少々の時間で土に根を下ろしてしまう。
樹木となっても呪われた使用者の意識はあるし会話も可能だが、根が土に埋まっているので移動はできない。また呪文を唱えることもできなくなる。
呪いを解く事は可能だが、高位の術者でなくてはならない。根が生えてくるまで呪いが進行した場合、呪いを解く事はかなり難しくなる。


呪われた者は生きて会話する樹木となってしまうが、知的動物としての寿命や肉体の損傷、病気などがどうなるのかは不明。
罰として呪われるというのがこのアイテム本来の姿なのだろうが、あるいは子孫や土地を見守る存在となるのかもしれない。童話やSF作品の中には後者のような存在が偶に見られる。

関連項目

ジェム・オヴ・アイデアズ】【ジェム・オヴ・インカム】【ジェム・オヴ・インサイト】【ジェム・オヴ・シーイング】【ジェム・オヴ・シールディング】【ジェム・オヴ・スクロール・リーディング】【ジェム・オヴ・ブライトネス】【ジェム・オヴ・リターニング