原語は「Hasp of Locking」。
haspは扉や窓、カバンなどに取り付ける掛け金や留め金のこと。lockingは鍵をかける、閉じ込める、固定する、取っ組み合うといった意味の動詞lockの現在分詞形。
直訳すると「施錠の掛け金」。
付けた途端に魔法で施錠される魔法の掛け金。地味だが使い勝手がよい魔法の錠となる。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「ロッキングハスプ」。
外見についての記述は無い。
この掛け金を扉に取り付けると、取り付けた扉に「ウィザードロック」がかかる。
この「ウィザードロック」の術者レベルは、使用した生物の経験レベルと同等と見なされる。
「ウィザードロック」自体はかなり開けにくい施錠方法であり、しかも使用者は特に問題なく自由に開閉できる。それが誰にでも使えるこの掛け金は便利な一品となる。