原語は「Horseshoes of Flying」。
horseshoeは蹄鉄(ていてつ)や蹄鉄型の物という意味。flyingは飛ぶこと、飛行を意味する名詞、あるいは飛ぶ、空中に浮かぶ、急いで、慌ただしくという意味の形容詞。
直訳すると「飛行の蹄鉄」。
着けた馬に飛行能力を与える魔法の蹄鉄。ファンタジー作品でも馬を空に浮かべる魔法はほとんど登場しない。
クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ
クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「フライングホースシュー」。
外見についての記述は無い。
この蹄鉄を馬に取り付けた後、騎乗生物は空を飛べるようになる。ただし移動速度自体は馬の中ではほどほどの速さという程度であり、「フライ」の呪文の半分程度になっている。
この魔法の蹄鉄は基本的に4つセットになっている。
移動速度こそ「フライ」の半分程度ではあるが、地形を無視して空を駆けることができるという利便性は高い。問題は馬は本来臆病な生物であるため、予め訓練しておかないと、命令しても空を飛んでくれない可能性がある。
関連項目
【ホースシューズ・オヴ・スピード】【ホースシューズ・オヴ・ゼファー】【ホースシューズ・オヴ・フリートネス】【ホースシューズ・オヴ・ペトリフィケイション】