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添付AD&D第2版の用語。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズでの「クレリック呪文」「ドルイド呪文」、ダンジョンズ＆ドラゴンズ第3版での信仰呪文?のこと。
どの宗派や哲学、教義にせよ、「プリースト」という存在は、自分より上位の存在である神から呪文をはじめとする様々な奇跡という力を貸してもらうという形で授かる。もちろん、これはプリーストが自身が信仰する存在に忠実でなくてはならない。逆に言えば、プリーストが自身の信仰する存在に対して不信を抱いたり、自らの義務を怠るなどをすることで信仰する存在から不興をかうと、呪文を与えられなくなることがある。信仰する存在から制裁を下されると、プリーストへはすぐにそれが伝わる。その後は、改心したり何らかの奉仕を行うことで悔い改めたと見なされると元通りになる。
プリーストは、プリースト自身や彼が属する集団を守り、導くという性格が強い。このため、プリースト呪文は総じて自分の属する集団に対して恩恵を与えるものが多く、攻撃的な呪文よりも防御的な呪文が多い傾向がある。ただし、特定の神を信仰するスペシャリティ・プリーストの場合、信仰する神が司る権能によっては攻撃的な呪文が多くなる場合がある。特に戦争や死を司る神に多い。
DMの設定によっては、多神教かつ神々に階位が存在する。AD&D第2版では、上位神・下位神・亜神の3つに分類されており、それによってプリーストに与えられる呪文のレベルに上限が掛けられる。上位神は全てのレベルの呪文をプリーストに与えることができるが、下位神は6レベルまで、亜神は5レベルまでの呪文しか与えることができない。
呪文を使用する時は、ウィザード呪文にせよプリースト呪文にせよ、基本的には同じルールで処理される。傾向として、ウィザード呪文に比べてプリースト呪文は詠唱時間が長めに設定されていることが多い。
レベル別呪文一覧 
スフィアー別呪文一覧(プレイヤーズハンドブック所収分)
発売当初から設定されているスフィアーとその呪文。
各スフィアーに属する呪文は後に見直され、基本的には各々のスフィアーに属する呪文数は増えている。
追加スフィアー別呪文一覧
プレイヤーズハンドブックより後に販売された、未訳の「The Complete Priest's Handbook」や「Tome of Magic」、「Spell &Magic」で追加されたスフィアーとその呪文。
