モンスター/【インセクト・スウォーム】

Last-modified: 2022-04-11 (月) 22:39:34

原語は「Insect Swarm」。
swarmは群れ、大群、群衆を意味する名詞。
小さな虫が多数群れた集まりで、虫の種類は問わない。例としては、蟻、蜘蛛、百足、蜂、甲虫、飛蝗が挙げられる。
ファンタジー作品で虫を召喚する魔法は珍しくないが、モンスターとして設定されているものは少ない。敵モンスターとして比較的有名なのはWizardryシリーズに登場するNo-see-um Swarm(ノーシーアムスワーム)。大量に出現しブレスを吐きまくる面倒なモンスター。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではエキスパート・ルール・セットで登場。新和版では「インセクトスワーム」の表記で登場している。
群れを構成する虫は普通の種類で、移動方法は虫の種類により異なる。アライメントはニュートラル。光や匂いに引き寄せられたり、巣の付近に出現する。
ヒットダイスは低いが、ダメージを与えられる手段に多少の制限がある。しかも群体特有のしつこさで、高確率で追跡してくる。士気も高い。
なお、群れのサイズは最低でも10'×10'×30'であり、範囲内の生物は命中判定なしでダメージを被ることになる。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版では「インセクト・スウォーム」と表記され「虫の群れ」と訳されている。
種別は下等生物知力は0、サイズSであることが追記されている。