状態/【盲目】

Last-modified: 2020-11-03 (火) 21:09:27

現実世界では、病気や負傷あるい加齢などで視力を失った状態を指す。全盲とも言う。
一時的な盲目状態の場合は、過度の疲労や心因性の要因などが原因で起こる。
恒久的な盲目状態では、先天性の視覚障害だったり、後天的な要因で視力を失う事により起こる。
ファンタジーを扱うゲームでは、ステータス異常の1つとして登場することがある。この場合、薬や魔法により治療が可能であり、(縛りプレイでも行わない限りは)恒久的な盲目とはならない。その効果は大半のゲームで「物理攻撃の命中率の低下」という方法で表現されている。


コウモリ大トガリネズミ?のように、音によって「見る」クリーチャーの場合は光や闇により「見る」能力を失わない。

クラシック・ダンジョンズアンドドラゴンズ

ライトの呪文やコンティニュアルダークネスの呪文などを目にかけられた時や、インフラヴィジョンを有しない生物が暗闇にいる場合、この状態にあると見なされる。

新和版

ベーシック・ルール・セットのダンジョンマスターズルールブック25ページに記述があり、以下の2つのルールのうち1つを選択することになる。

  1. 基本ルールでは「失明した者は移動・攻撃が不可」となる。
  2. 選択ルールを採用する場合は、失明しても命中判定に-4のペナルティを付けた上で攻撃してもよいとなっている。この時、移動速度は通常の1/3になるが、先導された場合に限り通常の2/3の移動が可能となる。

新和版では、ベーシック・ルール・セットで「ブラインドネス(盲目)」と項目名が付けられている。しかしそれ以外の説明文では「失明」と表現されていることが多い。こうした用語の統一が不徹底な点は当時ならではと言える。

ルールサイクロペディア版

「ダンジョンマスターズ」266ページの「キャラクターが陥る特殊な状況」で解説されている。
盲目状態での戦闘に関しては、命中判定に6、セービング・スローに4、アーマークラスに4と、ペナルティの対象が命中判定だけだった新和版よりも大幅に厳しくなっている。
移動速度に関しても、屋外ではヤード単位の移動ではなくフィート単位の移動に制限されるなどのマイナス部分が増加している。

アドバンスド・ダンジョンズ・アンド・ドラゴンズ

視力を失った場合、その者は命中判定、アーマークラス、イニシアチブが悪化する。

関連用語

盲目(特殊能力)