【アニエス】

Last-modified: 2021-08-20 (金) 12:28:07

DQ7

【シャークアイ】の伴侶である女性。
英語版での名前はPS版ではAnise、3DS版ではAnaīs。
 
シャークアイが【オルゴ・デミーラ】との戦いに行く前に【コスタール王】(過去)に預けられた。
戦いの結果、シャークアイたちが氷漬けにされたショックからか寝込むようになり、さらに身籠っていた胎児も消えてしまった。
【コスタール】の国民からは魔物の仕業だとされていたが、実際は【みずのせいれい】によって安全な時代へ飛ばされていた。
この胎児こそが、ボルカノとマーレの元に生まれた【主人公(DQ7)】である。
 
シャークアイに再び会うことを願い続けていたが、氷漬けにされた呪いが解けるのは数百年先だと知り、【海底王】の計らいによって不老不死の【人魚】となり、シャークアイの復活を待ち続けるようになる。
本来は人間に戻れないハズであったが、海底王が力を振り絞ったことで七夕ではないが1年で1日だけ人間に戻ることが可能になった。
つまり1年に1日だけ歳を取ることになる。
毎年アミット漁の季節に元に戻れるということで、エンディングでシャークアイと再会し、共に【マール・デ・ドラゴーン】に乗っている場面が登場する。

出自

とある国の【王女】だったらしい。
劇中でどこの国と明言されることはないが、少なくとも当時はまだ存在していなかったと思われる【グランエスタード】ではないだろう。
 
他の候補になり得る国家としてはコスタールそのものに加え、【フォロッド城】【砂漠の城】【マーディラス】【ラグラーズ】
このうち、コスタール王が「アニエスどの」と敬語で呼んでいる以上はコスタール王族である可能性は低い。
また、イベントからラグラーズは同時代に存在している事が判るが、もし彼女がラグラーズ王族であればラグラーズとシャークアイはもっと緊密な関係なはずで、いちいち海軍提携の申し入れなどしないだろうし、大臣の訪問程度で寄港を取りやめたりしないと思われる。
もし彼女がラグラーズ王家の意図を無視して同行している場合はラグラーズとシャークアイの関係はより複雑な敵対関係に陥る可能性があるため、ラグラーズへの寄港は選ばないだろう。もしラグラーズ側が和解を意図していた場合でもコスタールの大臣訪問で寄港取り消しも考えにくい。よってラグラーズ王族の線も薄い。
他の可能性として高いのはマーディラス王女だろうか。王女でありながら海賊の妻として帯同するという気性の強さはマーディラス王家の血筋を感じる部分がある。
逆に可能性が低いのは砂漠の城か。代々女王が治める性質上、他国における王子に類する立場である王女が出奔してしまうのは厳しいものがあるだろう。ついでに言えば『アニエス』という名は砂漠の文化圏としては少々不自然である上、シャークアイ一味の封じられていた地点が他ならぬ砂漠の国であったことに何ら言及がないのは裏設定としても少々不自然である。また、フォロッド王家から嫁いだという設定ならからくり掃除機の一つでも船に乗っていそうなところだがそれもない。
 
結局の所、そもそも過去コスタールの時代で他の国がどうなっていたのか、そもそも存在していたのかも定かではない以上、特定できる事ではないが。現にシャークアイ本人が「俺たちに美味い話を持ってくる国は数多い」と言っている以上、その相手がコスタールを除けば3つしかないというのは考えにくいだろう。