概要
基本的に王族の娘のことを指す。【姫】とも呼ばれる。
外見がまばゆいばかりに白くなっていることが多く、DQ5では年齢問わず高貴な女性として扱われているため年齢不詳のイメージが強い。
FC版1-2では、姫を含む女性が同じ外見なので、街中にも白いドレスを着た女性が徘徊している。
ドラクエ世界では【王子】がいなくても王女がいる国が多い。
王位を継ぐべき王子がいない場合、王女が継いで【女王】になる。
王子と異なり、すべての作品で最低1人は登場している。
DQ1
【アレフガルド】の地を治める【ラダトーム】王のひとり娘として、【ローラ姫】が登場する。
DQ2
DQ1の主人公の子孫である【ムーンブルクの王女】が登場。
【サマルトリア】にも【サマルトリア王女】が登場するが、彼女もまたロトの血を引く子孫にあたる。
DQ3
【エジンベア】に【マーゴッド】姫がいる。
【アリアハン】にも、名前は出てこないが王女が登場する。
魔王のせいで外に遊びに行けない日々にうんざりしている。
危険だから怖くて行けないのではなく、父王にきつく止められているらしい。
また、【ロマリア】では【ロマリア王】のそばに、見るからに高貴な身分の女性がいる。
国王になった状態で彼女に話しかけてみると、「ごりっぱですわ ○○さま! どうか このひめとともに すえながく くらしましょうね。」と声をかけてくることから、恐らく王女なのだろう……と思いきや、リメイク版では主人公の性別が女の場合、彼女は【王妃】であると判明する。
一応「姫」は年齢や婚姻の有無に拘わらず高貴な女性を指す言葉ではあるので、王妃が自身を姫と呼称しても矛盾しているわけではないが。
FC版では高貴な女性はみんな姫っぽいグラフィックなので紛らわしい。
【サマンオサ】にも姫様がいる。一人称は「姫」。
「おとうさまが べつじんのように おもえて なりませんわ。」と主人公に語りかけてくるがその父王は実際に別人である。
【エルフの隠れ里】の女王には、【アン】という名の娘がいる。ただし、すでに故人となっている。
DQ4
導かれし者の一人に【サントハイム】の王女である【アリーナ】が登場。
【エンドール】には【モニカ】が、【スタンシアラ】にも王女が存在する。
【ブランカ】にも王女と思われる人物が存在する。
DQ5
主人公の娘が【グランバニア】の王女にあたる。
主人公の従妹であり、先代国王【オジロン】の娘【ドリス】も主人公の即位前は王女であった。
というか現実世界だと、ドリスの王女という身位は保持されたままになるはず。
DQ6
主人公は実は【レイドック】の王子だが、王女は小さいころに死亡している。
夢の世界では【ターニア】が妹になるが、実の兄妹ではなく王女ではない。
【グレイス城】にもかつて王女がいたことが確認できる。
また、古から生き残ったためどこの姫かはわからぬが【イリカ】がおり、更に、【ポセイドン城】にも姫らしき女性がいる。
DQ7
【グランエスタード】の王子である【キーファ】の妹の【リーサ】が登場。
過去【フォロッド城】に【エリー】(すでに死亡)と妹姫が登場。
現代【コスタール】城(ホビットの洞窟内)に姫が登場。
現代【マーディラス】に【グレーテ】がいるが統治者であり、実質的に女王にあたる。
また、【アニエス】はどこかの国の王女だったらしい。
かなり世代が離れているが、【アイラ】も王族の血を引く。
DQ7(漫画版)
ゲームに準拠した王女としてリーサとエリーが登場。
エリーの妹姫に【マリア】という名前が付けられており、話にも関わってくる。
DQ8
トロデーンの王女【ミーティア】が登場している。
他には【メダル王女】がいる。
DQ9
【セントシュタイン城】の【フィオーネ】とその先祖【メリア】が登場。
またモーダメ王のメイド(というか娘)の【マロア】も一応王女に当たる。
DQ10オフライン
ガートラント王国の【ゼラリム姫】(王孫)、王都カミハルムイの【リン姫】がいる。
Ver.2
グランゼドーラ王国の王女で【勇者】である【勇者姫アンルシア】が登場。
DQ10オンライン
Ver.4ではエテーネ王国の王女【メレアーデ】、ウルベア地下帝国の【ウルタ皇女】が登場したほか、主人公を女性にした場合はエテーネ王国の王弟の娘と判明する。その場合はシリーズ初の(血統的には)王女の主人公となる。
DQ11
【デルカダール王国】の王女で、本作のパーティメンバーのひとり【マルティナ】が登場。
他の王族の女性はみな王妃や女王であり、珍しくNPCの王女は登場しない。
DQM2、イルルカ
【雪と氷の世界】のウェスターニャの国に【ユナ】が存在する。
PS版では「ひめのかぎ」「ぞく・ひめのかぎ?」という【ふしぎなかぎ】が存在し、お転婆…を通り越して破天荒な王女が登場する。
トルネコ1・2
【王様のお城】に、【王女(トルネコ)】がいる。
こちらでは【王妃】として扱われており、【王子(トルネコ)】の母親でもある。
また、王子に見初められた少女も、未来の王女となっている。
ダイの大冒険
メインキャラクターの1人【レオナ】は【パプニカ王国】の王女。
また、【カール王国】の女王【フローラ】も、15年前に【アバン】と出会った時は即位前でその身分であった。
主人公【ダイ】の亡き母親・【ソアラ】も、かつては【アルキード王国】の王女だったが、その身分を捨てて【バラン】と駆け落ちした。
ロトの紋章
第三のロトの血を引く者・【アステア】は【ラダトーム】の王女である。
兄・【アロイス】が魔王軍との戦いで戦死し、アステアは男装して戦うことを決意した。
また、外伝「イシス恋の遁走曲(フーガ)」に登場する【ジェファ】はイシスの王女である。
一目惚れしたヘビ使いの少年・【ムスタファ】をモノにするために荒くれ者を率いて追いかけ回すという一面も。