【グランエスタード】

Last-modified: 2026-05-05 (火) 22:06:56

モンスターズシリーズのモンスター→【グランエスター

DQ7

【エスタード島】を治める国。正式には『グランエスタード王国』。島の西海岸に突き出た半島にある。
DQ7発売前にイメージ画像が公開されており、DISC1の表面にも描かれている。
英語版での地名はEstard。本作の町名では唯一、PS版と3DS版以降が一致している。
 
ちなみにグランエスタード(Gran Estado)はスペイン語では雄大な国もしくは偉大な国という意味になる。
領土が小さな島一つだということを考えるとなんとも皮肉な名前である。もっとも、物語開始時点では世界にはこの島一つしか存在していないのでおかしくはないのだが。
また、グランエスタードは国名だけでなく、城・城下町の名にもなっている。
ルクセンブルク大公国の首都がルクセンブルク市であるのと同じだが、これまた現実世界にはそう多くない事例である。
 
現在の【国王】である【バーンズ・グラン】は名君であり、多くの民に慕われている。
王族の名前は例外なく「グラン」が付いていることからすると、おそらく王家の家名は「グラン」。
よって、国名の由来は「グラン王家の治めるエスタード島」みたいな感じだろう。
世界史的にも国名に王家の家名を冠するタイプの国家はいくつか存在している。
「サウード家の治めるアラビアの王国」を意味する『サウジアラビア』がその代表例である。
 
【主人公】は、王子である【キーファ】や、幼なじみの【マリベル】と共にこの国から冒険の旅に出ることになる。
キーファの妹【リーサ】【ガケっぷちのじいさん】、主人公の叔父である【ホンダラ】など、重要な人物も多い。
 

グランエスタード城

城は3階建てで、1階には【道具屋】【ゴールド銀行】、2階には王族の部屋、3階には玉座の間がある。

ここの道具屋の売り物は、道具じゃないものが過半数を占めている。
今作でのひのきのぼうは漁師が使う道具でもあり、おなべのふたも防具として売られているわけでもないだろう。
なんというか生活感溢れる品揃えで、どちらかといえば演出の一部としての道具屋だと言える。
また、2階への階段の裏には地下室の入口がある(宝箱を取るには【さいごのカギ】必要)ほか、【イカダ】で水路を回れたりと城内は結構広い。
 
最序盤ではここと【フィッシュベル】【謎の遺跡】を何度も行き来することになる。
その後も【エンゴウ】編まではしばしばイベントが発生し、現代【ウッドパルナ】を訪れた後は、イカダを使って城の裏の地下室にある【エンゴウ周辺】用の【ふしぎな石版赤】を入手することになる。
 
ユバール編でキーファと別れた後はバーンズ王から【ダーマ神殿周辺】用の【ふしぎな石版青】が貰える。
王子であり跡継ぎとなるはずだったキーファには城中が手を焼かされており、どこぞではボンクラなどという陰口も叩かれていたようだが、それでも結構慕われていたようで、キーファが二度と戻ってこないという話が広まると城の空気がお通夜と化してしまう。
 
その後はしばらく訪れる必要はないが、【アイラ】を仲間にした後や【飛空石】の入手後に来ると会話イベントがある。
【魔空間の神殿】クリア後は、【トゥーラ弾きの大会】の情報を聞いたり、神復活の儀式後のお祝いや神の使いに会ったりするために訪れることになる。
 
ちなみにゴールド銀行があるものの、他の町で銀行がある場所は限られており、【過去の世界】ではルーラも無効なため、結局は向こうで買い物をしたいなら現金を持って徒歩で行くことになり、利用されることは少ない。
しかも【異変後】の一時期は城に入れなくなるという問題もある。
 
どうでもいいが、この城に詰めている兵士やメイド、料理人の合計数は、どう見てもフィッシュベルやエスタード城下町の市民の数より多い。
まあゲーム的に省略されているだけで、村も町も本来はあの規模ではないのだろうが…。
 
屋上にはアミット祭りで出港するアミット漁の船を「初めて見た」と言う兵士がいる。長年エスタード島に住んでいて他に目立つイベントもないだろうこの島で、「今までアミット祭りに行ったことがない」とはかなり奇特な人物である。「兵士として務めたことで、初めて上から見た」という意味合いかもしれないが。

グランエスタード城下町

城の手前にあり、マップは城とは別となっている。この城下町は、世界唯一の都市として賑わいをみせている。
城下町には宿屋に教会・よろず屋がある。よろず屋にはマリベルのボーイフレンドを自称する【オルカ】がいる。
…しかし、教会やよろず屋はともかく、他の人里がフィッシュベルしかない頃からなぜ宿屋があるのかは地味に謎である。まあフィッシュベルから泊まりがけで来る買い物客などを当て込んでいるのかもしれないが。
南東隅には井戸が、また北東部にはホンダラの家があり、その近くにはガケっぷちのじいさんの家に通じる地下通路の入り口がある。
いずれも序盤の謎解きに関わる場所となり、井戸では【しんじゅ玉】、ホンダラの家では【ホットストーン】が手に入る。ただし井戸はしばらく話を進めないと、井戸端のおばさんに止められて入ることができない。
 
【ウッドパルナ】から帰ってきた後はホンダラから【すごい聖水】を貰える。この後の【炎の山】で必要となるので早く貰っておけば二度手間を防げる。
また、ストーリー中盤ではホットストーンの譲渡先の情報をホンダラから聞くことになる。
復活の儀式が終わって戻ってきた時には、神の城を建造する大工を募ろうとしている神官が現れている。
 
【オルゴ・デミーラ】との最終決戦に勝利した後の【エンディング】では、各地巡回の終着点となる。
このとき、井戸の中に【こわれた石版】が落ちており、バーンズ王に会う前にいったん町に引き返してこれを回収し、ガケっぷちじいさんの家に行く途中の鉄格子の先にある宝箱に保管することで、ゲーム再開後に【ふしぎな石版?】に変化する。クリア後の【謎の異世界】に行くために必要となる。
事前情報なしではどう考えても不自然かつ不可能な行動を必要とするため、ネットなどで情報収集をしない場合はかなりの洞察力や物事を疑る心がなければ、隠しダンジョンに行けないという理不尽なシステムである。

リメイク版

ガケっぷちに通じる階段の位置が教会付近に変更された。
また、城下町でしんじゅ玉やホットストーンを回収するイベントは削除された。
ちなみに、よろず屋のカウンター内にある2個の宝箱は、PS版では【レミラーマ】【とうぞくのはな】に反応することはなかったが、リメイク版ではなぜか反応するようになった。
しかし、PS版と同様、調べても「カギが かかっている!」と表示されるだけでどうやっても開けられない。
なぜわざわざこんな設定にしたのだろう?
 
エンディングでは城下町からスタートするようになったうえ、井戸でふしぎな石版?を直接拾えるようになり、宝箱にこわれた石版を入れる必要が無くなった。
 
【すれちがい石版】に挑むときの全滅リスク対策という役割があるので、ゴールド銀行の利用機会は増えている。

リイマジンド

城と城下町の双方が【ルーラ】の行き先対象となり、城下町を選ぶとフィールドに、城を選ぶと城門に着地する。
ゴールド銀行は廃止され、【メダル交換出張所】に置き換わっている。なおリーサ姫の部屋で【ちいさなメダル】を1枚入手できる。
 
もの知りじいさん(ガケっぷちのじいさん)の家に行く地下通路は「グランエスタード地下道」というマップ名になり、通路の脇に鍵のかかった扉が追加された。
この扉はじいさんから貰える【試練へのカギ】で開くことができ、その奥では石像を動かして【スライム】の形の影を作る仕掛けがある。石像は2つあるがそれだけでは完成せず、主人公が立つことで隙間を埋める必要がある。
そしてその奥で今作初の敵モンスターである【影の石版守り】とのバトルになり、戦闘後に【ふしぎな石版・黄】が手に入る。
また、城下町のホンダラに会うとそれとは別の石版の話が聞け、城下町の至る所に現れる【空のビン】を拾って【七色の入り江】に向かうことになる。
 
以降のイベントは従来版と同じだが、新たに【砂漠の城】【ネフティス】から貰える【友好の書状】をバーンズ王に届けに来る必要があり、それを経て【ユバール族の休息地】の情報を聞いて【アイラ】加入イベントへと続いていく。
城下町には鍵のかかった宝箱があり、【まほうのカギ】でちいさなメダルを入手できる。
 
【異変後】は、【さいごのカギ】を使ってじいさんの家とは反対方向の地下道へ行くと、途中に【ふしぎな石版・金】が落ちている。地下道を抜けた先はフィールドとなり、宝箱ではなく【キラキラ】があり、【ちからのたね】を拾える(ここには【飛空石】では着陸できない)。
また、【ダークパレス】の出現後は【シャークアイ】が玉座の間に現れ、【神の祭だんの湖】に異変が起きていることを伝える。
エンディング中に井戸の中に出現する【ふしぎな石版・銀】は、エンディング後にセーブして冒険を再開した後でも入手できるようになった。
 
【さらなる異世界】のスタート地点「みなれた町」は、グランエスタード城下町の外観とホンダラの家のマップが流用されている。

キャラバンハート

プロローグと2周目の始まりでグランエスタード城を移動できる。
マップは謁見の間とキーファの部屋のみ。