【ゼブル】

Last-modified: 2020-03-06 (金) 00:07:33

DQ3(ゲームブック)

仲間の男性の僧侶。バハラタ出身で、オルテガに命を救われたのが縁で旅立ちの際にアリアハン王から引き合わされる。
ストーリーではそこそこ出番があるが、戦闘中は何もしない。
戦闘後にホイミくらいしてくれてもいいのに…。
とはいえ、冷静な参謀役であり、限られたパラグラフで世界観を表現する説明役・円滑に話を進めるための案内役として欠かせない存在。
エニックスのロト編ゲームブックにはこうした役回りのキャラが大勢登場する。

ロトの紋章

【ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章】に登場する【ミニデーモン】の名前。
ドラマCDでの声優は田口裕司
原作者はブックレットにて肝付兼太(旧スネ夫のCV)を希望していた。
体が小さいことがコンプレックスで、【キラ】にチビと言われたときは逆上していた。

【仙人の里】の近くで、友人の【トロル】と共に生活していた(おそらく公式ガイドブックの「トロルと一緒のときは~」の記述が元)。
 
仙人の里に【アルス】が生活していることを知った【竜王】によって、アルスたち襲撃の捨て駒として選ばれている。
当初は大悪魔になれると唆され乗り気になるも【聖なるオーブ】があるからと二の足を踏んでいた。竜王から友人のトロルを犠牲にした打開策を吹き込まれ躊躇するが「この竜王より友達とやらの命が大事なのか?」と釘を刺されやむなく動く。
 
聖なるオーブを「知恵の玉」と偽って「知恵の玉をかじれば賢者になれる」とトロルを騙して仙人の里を襲撃。トロルに聖なるオーブをかじらせて破壊することに成功。
その時の衝撃で息絶えたトロルの姿を見て涙目で許せと呟くものの、友情の念を振り切るかのように頭を振って、ヘディの泉にいたアルスたちを、【リザードフライ】の大軍を引き連れて襲撃した。
リザードフライの囮戦法もあってまだ未熟だったアルスとキラを追い詰めるが、
吹雪で腕をやられても友情のために立ち向かうキラの姿にトロルとの思い出を想起させられ、動揺しつつもキラに追撃を重ねる。
しかし、怒りに燃えたアルスの【ギラ】を受け、自分の出世と保身のために友人のトロルを犠牲にしたことを悔いて死亡するという救われない最期を遂げた。
  
このエピソードは序盤のロト紋でも評価が高く、「我欲に負け、捨ててはならないものを捨ててまで主人公たちを倒そうとするが、主人公の相棒にそこを刺激されて敗北、己の行いを悔いながら倒れる」という大まかな流れだけならばダイ大ロモス編の【クロコダイン】と酷似していながら、画風も含めまるでテイストの違う生々しさや決して後味が良いとは言えない結末から、ダイの大冒険とは大きく作風の異なるドラクエ漫画としてのインパクトを当時の読者たちに刻み付けた。

ドラマCDでも同じ役回りだが、原作であったトロルとの友情を伺える台詞や描写の多くが削られ、更に竜王の大悪魔に据える云々の発言のタイミングが変わっている事もあって、端からトロルの命より出世を選んだように見えてしまうという改悪描写になってしまった。
完全に削られているならまだしも、中途半端にたった一人の友達呼ばわりする発言だけ残されているので、却ってあやふやな印象になってしまっている。

スーパーライトではロト紋コラボイベントでトロルを引き連れて登場する。