概要
DQ2で初登場したモンスター。
トカゲ(リザード)とトンボ(ドラゴン「フライ」)の合成モンスター。色は緑色。
当初はこちらが【ドラゴンフライ】と名づけられていただけに、【ドラゴンフライ】ありきのネーミングと言える。
ウォークでは「アイスフライ」という更なる上位種が登場。
DQ2
【マンドリル】で有名な【ムーンブルク】周辺の他、一部の海上でも出現。
FC版では最大5体、SFC版以降は最大4体と集団で現われては、【ギラ】を唱えてくる。
DQ2のギラは単体攻撃なので、上位種の【ドラゴンフライ】に比べるとインパクトは薄めだが、序盤のギラはそこそこ痛いので注意。ただしHPは高くなく、こちらのギラ一撃でほぼ倒せる。【バギ】さえ覚えれば、集団だろうが一掃が可能。
結局は、同じくギラを使う【まじゅつし】に毛が生えた程度の能力なのだが、一応差別化は出来ており、回避率が高く【マホトーン】が効きづらいこと、さらにこちらが強くても逃走しないという特徴を持っている。
回避率のことを考えると無耐性の攻撃呪文で攻めるのが最善の手。
報酬はなかなかのもので、特に経験値は1匹25と、ムーンペタ周辺では一番高い。また、高確率で【ふくびきけん】を落とすので、金稼ぎにもなるだろう。
王女がバギを習得した後は、この付近ではコイツの群れを狩るのが一番経験値効率が良い。狩るならマンドリルが出ないムーンブルクの城周辺などが推奨される。
なお、海上では【スモーク】、【バピラス】、【ガーゴイル】、リザードフライの4種がこの順で0~数匹の組合せで出現する。
なので、コイツが出る場合、もれなく上記の強敵2匹も飛んでいるので十分に警戒する事。
因みに、没アイテムの【みみせん】はこいつが落とす予定だったとか。
ガラケー版以降
他のリメイク版とステータスは変わらないが、ギラの範囲がグループに変更。
ドラゴンフライより遙かに早い段階で全体攻撃を仕掛けてくる鬼畜と化した。
まじゅつしと並んで仕様変更の恩恵を最も受けたモンスターであろう。
4匹で仲よく現れてのギラ連発はムーンブルク地方攻略時のレベルではかなりきつい。
素早さは16であり、サマルのレベルが7以上あれば先攻できる可能性が高いのでさっさとギラで蹴散らそう。変にケチれば無駄なダメージを蓄積するだけなので殺られる前に殺るのが基本。
レベル上げが面倒だからとLv5以下の低いレベルでサクサク進めてくると逆に先攻のギラ連発で丸焦げにされる地獄が待っている。
不意打ちされた場合は流石にきつい。登場場所ではHPを30以上に保っておくしかない。
小説版
ムーンブルク城に向かおうとする王子2人に集団で襲いかかった。
ゲームブック(エニックス)
ラーの鏡が沈んでいる沼地で遭遇する。
【ムーンブルクの兵士】が同行していた場合、彼はラーの鏡を守りながらギラに撃たれて犠牲となる。
DQM1・DQM2
モンスターズではなぜか虫系ではなく、ドラゴン系モンスターとして登場。トカゲの気が強いのだろう。
DQM1では【さばきのとびら】、【がんこじいさんのとびら】に出現するが、DQM2では物語中に訪れる異世界には出現しない。
ドラゴン系×【キリキリバッタ】で誕生するが、PS版では【フェアリードラゴン(DQ6)】or【リザードマン】×キリキリバッタという面倒な組み合わせになっている。
【ギラ】、【ひのいき】、【かまいたち】を覚えるが、序盤のモンスターなので大して強くはない。
虫系の気があるにも関わらず、成長はあまり早くないので序盤に戦力にするのも厳しい。フェアリードラゴンは早かったのに何故だ。
ジョーカー2プロ
やはりドラゴン系として登場。ランクはFと低いが、出会えるのは遺跡と遅め。
【はえおとこ】のモーションを使いまわされてしまったためにせわしなく飛んでいる。
高めの素早さとそこそこのHPを持つが、他のステータスは寂しい。
特性はみかわしアップとデインブレイク。強化するとハックブレイク、最強化するとスタンダードキラーの特性を得る。
所持スキルはバギ&ギラ。
最強マスター決定戦のF~Dランクでは、高めの素早さを活かしマダンテをぶっ放す一発屋として活躍した。
テリワン3D
系統、ランクはそのまま。ちからの扉やよろこびの扉に出現する。
特性はハックブレイクがジャミングブレイクに差し替わった。
また、スモールボディの特性を得たため、素早さ以外のステータスがかなり低い。
素早さが活きる特技を覚えさせるといいだろう。
賢さが究極化込みで240とワーストクラスに低く、同率は6体。内ドラゴン系がこいつ、リザードキッズ、ドラゴンキッズ、アルゴリザードの4体なのでまさかの四天王成立である。
あとの3体はリリパット、キリキリバッタ、キラーマジンガ。
だがもっと低いのが究極化【ベル】の210。これによって7体同時のドベはなくなった。
イルルカ
基本的には前作までと変わらず。
野生では出現しないが、錬金カギの世界に現れることはある。
【新生配合】で【しっぺがえし】、【メガボディ】化で【AI1~3回行動】、【ギガボディ】化で【ときどきピオラ】を習得。
スキルは「バギ&ギラ」だが新生配合すると「最強バギ&ギラ」に変化する。
ライバルズ
第3弾「不死鳥と大地の鳴動」で実装された共通のノーマルカード。
2/2/3 ドラゴン系
召喚時:味方ユニット1体を1マス下に移動させる
【ナスビナーラ】の精神を受け継ぐ2/2/3上下移動ユニット(とは言ってもこいつは下にしか移動させられない)。
対象にできるユニットは味方限定のため、専ら同じ弾で登場した地形絡みのコンボや、牧場のサポート等が仕事だった。
また低コストのドラゴン系ユニットとしての側面もある。【メラリザード】や【リザードマン】なんかよりも余程強いので、実装されてしばらくは重宝されていた。
ウォーク
2019年10月24日から11月21日まで開催されたイベント「試練の扉」にて、2週目の初級の扉の最終戦などに登場した。やはり、ギラを唱える。
こころの色は紫でコストは26。高グレードのものはギラ・バギ属性呪文ダメージとギラ・バギ属性耐性がアップし、グレードSでギラを覚える。
アベル伝説
【ガーゴイル】と並んで、本作のやられ役。
ギラも使わない代わりに骨のボウガンで攻撃する。
ロトの紋章
ミニデーモンの【ゼブル】に率いられ、ギラの呪文でアルス達を襲う。
キラの剣やアルスのギラで簡単に倒されるが、何しろ数が多いため大苦戦。
親玉のゼブルが倒されると、アルスの睨みつけにビビって集団で逃走していった。