【キラ(ロトの紋章)】

Last-modified: 2021-11-02 (火) 21:34:47

本項目では、ロトの紋章に登場するキャラクターについて取り扱う。
DQ8に登場する「キラ」については【キラ】を参照。

ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章

レギュラーキャラクターの一人。表情豊かな太い眉と、バリバリに硬そうな黒い長髪が特徴の少年。

【アルス】の幼馴染であり親友。旅の仲間達の兄貴分的存在でもある。
アルスと共に【仙人の里】で育ち、【異魔神】を倒すために旅立つことになる。
後に兄【サーバイン】から【剣王】の称号を引き継ぎ、優れた戦士として覚醒した。
仙人の里を旅立った当時は13歳、最終決戦の際には19歳に成長している。

キャストは、コミックCDでは鈴木みえ、劇場版では山口勝平。

略歴

サマンオサ南部にある剣王の里にて、四代目剣王【ロートシルト】の第二子として生まれる。
だが、生まれて間もない頃に魔剣ネクロスに操られた実兄サーバインの手で剣王の里が滅ぼされてしまう。
実母ヘザーによって庇われて里から逃げ延びた後、たまたま通りかかった密輸商人【ギラン】に託された。
以後、己の素性を知らされぬままギランの息子として育てられてきた。
イシスの砂漠地方で赤子のアルスを連れて放浪していた【ルナフレア】達と出会った後は仙人の里で10年間過ごす。
聖域の結界が破られたことでルナフレアたちと共に仙人の里を出た後、偶然邂逅したカダルのいう修行に興味を示して自ら弟子入りを申し出、蜃気楼の塔で3か月の修業を受け戦士としての実力を身に付けた。
 
その後、【アッサラーム】でのサーバインとの対決の際に自分の出生を知らされ、アルスたちとは別行動で剣王の里へ向かった。
そこで、亡霊となったサーバイン達の計らいで剣王の力を継承。
【グノン】との対決時にアルスと合流している。
【旅の扉】が使えない状況でアッサラームからサマンオサ、アリアハンと、約1年半かけた強行軍で世界を巡った事になる。
ちょうど現地で合流できた理由に説明は無かったが、アルス達がテドンで賢者カダルのお告げを受けたように、キラにもカダルから何らかのメッセージがあったのだろうか?
剣王の里で幻影の中の試練の最中、オネショをした際にその跡がアリアハンを示していた描写はあったが…。
 
異魔神が復活した際、アルスのパーティ解散宣言で不本意ながらも戦線離脱している。
そのまま拳王の里でヤオと結婚して暮らしていたが、拳王の里を訪れた【ピエタ】に戦いに戻るよう促されると、ヤオと共に奮起し、異魔神との最終決戦に参戦した。
ポロンのマダンテ発動までの時間稼ぎで異魔神と戦い、最後はヤオと共に身体を張って異魔神を拘束し、諸共にマダンテに巻き込まれ、死亡する。
その後、異魔神を糧に急成長した世界樹の花びらでヤオと共に復活した。

戦闘能力

魔法は一切使わない戦士タイプであり、剣術ではアルスより高い技術を持つ。
連載初期、仙人の里での一対一の剣術訓練ではアルスに負けている場面があるが、アリアハンでの修行時にはアルスの方から教えを乞うようになっていた。
 
物語初期は普通の武器を獲物としていたため敵を一刀両断するほどの攻撃力は無く、鎧などの防具を持たなかったこともあり、どちらかといえばゲーム本編の戦士というよりも、手数の多さと身のこなしの軽さを身上とした剣士に近い。
実際にDQ3の戦士職はキラの愛刀はやぶさのけんを装備できず、キャラクターの趣はだいぶ異なる。
 
兄との戦いと別れの後、いちど剣王の里に帰還して伝承の技【幻魔剣】を習得。
剣王震空呀を始めとした遠距離攻撃や範囲攻撃、敵の肉体や装甲ごと斬り裂く攻撃力を獲得し、多彩かつ豪快な剣技を披露するようになる。
また「生きた鎧」ブラックシーザーを手に入れたことで、シーザーの放つまぶしいひかり、火炎の息、こごえる吹雪、凍てつく波動などのモンスター系の技も扱える。
幻魔剣の習得者は呪いの武具を自由に身に付けることができるようになるため、ルイーダから初代勇者アレル達の残していった呪われた武具を譲られそうになったが、どれも不気味な見た目だったので断ってしまった。

装備

カダルから修行完遂の記念にもらった【はやぶさのけん】をずっと装備していた。
この剣は幻魔剣習得の際に黒く染まり、呪いの力を持った武器となっている。
ゲーム本編の「一度に二回攻撃できる」はやぶさのけんの効果は、剣王震空呀を二重に発生させる力として表現された。
 
防具は特に装備していなかったが、幻魔剣習得時に剣王の里に伝わる最強の鎧【ブラック・シーザー】を送られ、この成長する生きた鎧を最終決戦まで愛用している。

その他

連載当初はカダル様に赤子にされたりケツに火を付けられたり、合体スライムにナメられたりティーエにツッコミを入れらたりからかわれたり、挙句の果てにははやぶさの剣と間違えてハエ叩きを持って来たりと何かと三枚目のイメージが強かったが、実兄である剣王サーバインと邂逅を果たしてからはそういったイメージは払拭された(以降、これらの役割はポロンが引き継ぐ形となっている)。
アルスが突如行方不明になったグノン戦後(アルスがジャガンと戦っている最中)からアルス復活までの間は、3人のケンオウの中で代理リーダーのような存在になっていた。
一人称は「おいら」だが、ヤオと結婚してからは「俺」になっている(完全版だとこの部分は修正された)。
 
剣王の里に戻り一族の霊魂と共に修行した際には、サーバインの力で幼いころの姿に戻っている。このとき母親であるヘザーからは、針金のような髪の毛や風貌を父親のロートシルト譲りだと言われている。

パーティーで仲が良かった【ヤオ】とは旅の中で恋仲となり、後に結婚。
最初アッサラームで出会った頃や、アリアハンで再会した時には戦いが目前にあったためか意識するシーンは少なかったが、ジパングでやまたのおろちを倒した後の祭りで一緒に踊ったことなどをきっかけに気になる存在となっていったようだ。
パーティーリーダーのアルスが勇者としての使命感や責任感から徐々に年頃の少年らしさを失っていくのに対して、情感のある人間関係を担っていたとも言える
 
そんなアルスとは最初から仲が良かったように描かれているが、幼い頃を描いた映画版ではアルスを弱虫扱いしていじめるガキ大将だった。
肝試しの際にマンイーターに殺されかけたのをアルスに救われたことで態度を改めたようで、エピローグでは「相棒」と呼んでいる。

ロトの紋章~紋章を継ぐ者達へ~

成長した容姿はロートシルトと瓜二つ。妻となったヤオとの間に、一人息子の【リー(ロトの紋章)】が産まれ、剣と拳の才能が受け継がれた。
家族と共に剣王の里で暮らしていたが、【失われし日】にほとんどの【ラダトーム】の人間と共に姿を消した。その元凶である【クインゾルマ】の策略によって【アニス】の記憶を消されており、無自覚のうちにアニスの剣の師匠となっている。