Top > 【バハラタ】


【バハラタ】

Last-modified: 2019-09-12 (木) 12:22:16

概要 Edit

DQ3に登場する町のひとつ。
また、アベル伝説に同名の男が登場する。

DQ3 Edit

【アッサラーム】から【ノルドの洞窟】を越えて南東にある町。
英語版での地名は全機種共通でBaharata。
 
ノルドの洞窟の開通後から訪問可能になる。
しかしアッサラームからの距離は結構あり、そのうえ森や山などを通らなくてはならず、【ハンターフライ】【アントベア】といった強敵を何度もかいくぐらなくてはならない。
【マージマタンゴ】やら【デスジャッカル】など強烈な体色のモンスターも多く目にもあまりよろしくない。
 
町の南には聖なる川が流れる。
「せいなるガンジスのながれは いのちの みなもとです。」なんていうセリフもあるので、おそらく川の名前は「ガンジス川」である。
【くろこしょう】の名産地であり、【ポルトガ王】の依頼により勇者一行は胡椒を手に入れるためここを訪れる。
しかし、くろこしょうを取り扱っている唯一の店は、店主の孫娘【タニア】【カンダタ】一味に誘拐されたことにより開店休業状態となっており、【グプタ】が後を追って【バハラタ東の洞窟】へ向かっていく。
 
洞窟でカンダタを倒してタニアとグプタを救出すると、新たに店主となったグプタからくろこしょうをタダでもらえる。
これを【ポルトガ】に持ち帰ると晴れて【船】を入手できる。
なお、黒胡椒は香辛料なのでポルトガ王のようにそのまま食べてはいけない。
 
世界地図の場所や香辛料の産地という設定、町中を流れる聖なる川などからして、モデルはインドであろう。
日本ではインド共和国と呼ばれるが、現地での公用語であるヒンディー語では、自国を「バーラト・ガナラージャ」と呼び、そのつづりは『Bhārat』。その意味は『バラタ族』であるとのこと。
おまけにインドの歴史には『グプタ朝』なる王朝も存在する。そのグプタ朝の頃に成立したインドの叙事詩の名に到っては『マハーバーラタ』。もはやインドが元ネタということに疑いの余地は無いだろう。
ただし街中は他と同じ西洋風で、オリエンタルな要素は一切ない。
 
ちなみにFC版では、町の入口に最も近いお店の主人が黒胡椒のお店のことを「このすぐしたのみせ」と表現する。
本来ならこれは「南」等と表現するのが自然であって、「下」なのはプレイヤーから見た画面上での話だけである。
単に分かりやすさを優先したメタ表現なのか、セリフの監修ができていなかっただけなのかは不明。
無理矢理想像するとしたら、実はこの町は南側に行くに従って下り坂になっており(それならば南側に川が流れていることも説明がつきやすい)、坂の下にある店だから「この下の店」と言ったのか。

リメイク版 Edit

先述の町の入口に近い店が【武器と防具の店】として営業するようになり、有用な【まほうのたて】が売られている。
また、台詞も修正され「すぐ南の店」と言うようになった。
【イシス】で入手した【ルビーのうでわ】などの宝を売却して人数分揃えておきたい。
「聖なる地」という設定を意識したのか、【教会】がステンドグラス付きの豪華な内装になっている。
 
船の入手後は住民のセリフが変化し、【宿屋】の客も別人に入れ替わる。

小説版 Edit

仲間である【僧侶】モハレと【武闘家】カーンの出身地で、「聖都バハラタ」と呼ばれる。
だが、ゲームと違い船の入手後に訪れる。しかも食糧補給のために立ち寄るだけ。
その上カンダタは【シャンパーニの塔】で負けた時点で改心しており、人攫いイベントも無し。不遇である。

ゲームブック Edit

小説版同様、仲間の僧侶ゼブルの生まれ故郷である。
黒コショウはあっさり手に入るが、ゼブルの昔馴染みの喫茶店ラピタの一人娘シータが薬草を摘みに行ったまま帰ってこなくて、という形で東の洞窟へ向かう。
ゲームの既プレイ者も楽しめるように、様々な改変がなされているゲームブックだが、この辺りは特に原作の展開を知っている人ほど驚く展開を盛り込んでいる(【カンダタ】参照)。
 
余談だが、下巻のあとがきで作者自身が触れるほどDQ3のゲームブックにはパロディネタがあちこちに散りばめられている(まだ関係者たちが遊び心に満ち、またそれを許すおおらかな20世紀というところか)。
ここはその中でも特にわかりやすい部類だろう。

ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達 Edit

【鷹の師団】がバハラタの骨董屋に売ろうとした。
だが、強盗に襲われて店を閉めていた。

アベル伝説 Edit

前述の通り人名。声優は鈴置洋孝。
海賊船の船長。義賊であり、悪人以外を襲わない。
中盤に登場して【アベル】達に協力し、亡霊の島や闇のバザールへ案内している。
後半でも再登場。死せる水の影響で船出できず、商売上がったりと酒に溺れていたが、アベル達と再会し、【ラーミア】が眠る【レイアムランド】へと船を出す。ハーゴン戦まで同行した。
ハーゴン戦において、大ダメージを負いながらなお戦うことをやめないアベルを評し、ハーゴンに怯えるフレア族の青年を奮い立たせた
「打ち倒す者は強い。だが倒されてなお起き上がるものはもっと強い。それが勇気というものだ」
というセリフは作中屈指の名言。