【世界観】/天体

Last-modified: 2024-02-02 (金) 04:33:54

分類:世界
発案者:tocoma110
Tag: 世界観 天体 文化 発案:tocoma110


概要

“偉大なる青”において観測される、主だった天体。
文化圏によって重要視される天体に差異はあるものも、大抵の文化圏で親しまれているのが以下のものである。

 

主だった天体の一覧

以下はエルネセトア九大州文明圏でも取り上げられることの多い天体を羅列したもの。
便宜上、名称は華州で使われるものを代表的に用いる。

太陽/天陽

たいよう。てんよう。
『昼』という光の満ちた世界を作り出す、最も眩い天体。
地上の大半の文明圏で重要視される天体であり、完全性や正当性の象徴とされやすい。また為政者や教祖といった、社会的地位の高い人間と結び付けられることも多い。
時間単位の多くはこの天体の出現・消失を基準とすることが多く、エルネセトア大陸でも「日」「年」といった言った単位はこの天体の活動を由来とする。


また、光の国信仰との結びつきが非常に強いことでも知られる。
 

太陰/月/双月

たいいん。つき。そうげつ、ふたつき。
『夜』に強く輝くとされる、二つの天体。
周期的に光が満ち欠けを起こし姿を隠すことが特徴の一つとされ、その周期を大雑把に纏めて「月」という時間単位が生まれている。


また「姿が変動する」という神秘性から様々な事柄と結び付けられてきた。
実際に潮の満ち引きや生体機能のサイクル等ともつながることから、自然の巡りにかかわる移り変わりと関連付けられることが多い。
その他、視認に太陽の反射を必要とすることや夜と密接な関係にあることから、各種文化圏で秘される傾向にある物事の象徴とされやすい。

  • また、この世界では「見える月」と「見えざる月」の二種類が存在する。
    異なる周期で巡る両星だが、しかしこれらはどの文化圏でも二つで一つのものとして語られる。

見える月/輝月

みえるつき。きげつ、てるつき、てるづき。
一般に『月』と言う場合に指される方の天体。
夜間を中心に出現するが、日中にもうっすらと天に姿を確認することが出来る時間もある。
基本的には蒼白い輝きを返し、その冷たい輝きは人に様々な想像を呼び起こさせてきた。稀に金色の輝きを返す際は、特別な状況とされる。

見えざる月/暗月

みえざるつき。あんげつ、くらつき、くらづき。
通常は目にしづらい、光を限りなく返さない月。
秘された月、などとも呼ばれている通り目撃することは難しいが、星がよく見える夜などにはその存在がわかりやすい。
こちらは輝月よりゆっくりとした周期で姿を見せ、基本的に夜間にしか出現しない。かつて、月の満ち欠けは暗月が輝月を飲むことで起こる現象であると考えられていた。

  • 目視することは困難だが、これは通常の光に頼らない視覚を持つ種でも同様である。
    そのため、他の天体とは異なる種類の天体なのではないか、と考察する研究者も多い。
  • また、数百年から千年に一度ほどの周期で、その輪郭周辺が燃え上がるような光を見せることがある。
    この現象が起きる際、空から星は消え昏く濁った闇が覆い、太陽が昇らない日が続く。古くはこの現象は「太陽の死」であると考えられ、その復活のためにいけにえを捧げる風習も珍しくはなかった。
    見えざる月に由来するこの現象は、『陰り火の夜』と呼ばれる。

 

五光星

ごこうせい。
太陽・双月に準じて語られる、五つの星。
時期で位置や時間は変われど、夜空にまぶしく輝くことから、長く人々に認知されてきた特別な星々。輝くそれぞれの色合いが精素の基本色に通じることから、その象徴として用いられた。
ほか、太陽・双月と合わせ「七つ」の象徴として用いられることが多く、そうした関連から各地で組み合わせて語られる。

黄星/土星

おうせい。どせい、つちぼし。
黄色の輝きを放つ星。
運航が緩慢で、輝きは鮮やかながらどこか鈍い色合いを示す。一般には黄色・黄性精素と関連付けられる。

黒星/海星

こくせい。かいせい、うみぼし。
最も暗い、黒に近い輝きを持つとされる星。
強い光を放つ際は紫、藍色、紺色などに近い色合いとなるため、暗月と並び隠匿された知識などと結び付けられる。一般に黒色・黒性精素と関連付けられる。

青星/空星、葉星

せいせい。そらぼし、はぼし。
青と緑の中間に近い色を放つ、いささか珍しい星。
その輝きから青色・青性精素だけでなく碧性精素とも結び付けて考えれている。また、色味がぶれるという性質は他には見られない性質のため、精合術を扱う者の間で、特別な星とされてきた。

赤星/炎星

せきせい。えんせい、ほむらぼし。
真っ赤な輝きを放ち、夜空の一画にて目立つ星。
その色合いから古代より戦いや生命力に結びつけられ、物事に力を与える(あるいは振るわせる)ものと考えられてきた。一般に赤色・赤性精素と関連付けられる。

白星/金星

はくせい。こんせい、かねぼし。
夜明けの前に日の出を告げ、夕刻には日没を示す白い輝きを放つ眩い星。
太陽に続くような形で空に現れることから、吉兆・凶兆の双方で語られてきた。一般に白色・白性精素と関連づかれている。なお、金星という呼称は「金属」の「金」であり、「黄金」の類を意味するものではない。

 

咒洪星

しゅこうせい。
数百年に一度だけ姿を見せるという、稀有な星。
この星が見えた年には決まって“陰り火の夜”が生じることから、その前触れの不吉な星として知られている。

  

氷花星

ひょうかせい。ひかぼし。
まるで氷の華が咲いたような、六本の光の筋を放つ星。
六本の光の筋は隣接して見える別の星灯される。冬の間に観測されることが多いため、古くから冬季の象徴とされてきた。

 

光國星

こうこくせい。みつくにぼし。
いつ、どこから見ても、東の空に輝く」という不可思議な特性を持つことで知られる、銀色の星。
夜空でもそれなりに目立つ輝きを持つ星の一つであるが、この星は「強くその星を見ることを願う者には、一際眩しく光る」と長く伝えられており、その伝承から古来より特別な星とされてきた。
中でも、光の国信仰では教義上重要な「光の国」と同一視されており、太陽と並び特別視されている。名前の由来もそこから取られている。

  • また、極稀に周辺輪郭が赤く燃え上がるような光を放つ。
    この現象は光の国信仰では「どこかの危機に光の巨人たちが出立する合図である」としている。
     

不動星/軸星

ふどうせい。じくぼし。
南北に存在する、不動の星。
天体観測における極点・不動の座標として用いられている。
対を成すように北は青、南は赤の星から成立する。

 

主だった星座

複数の天体を一つのセットとして考え、その領域を区切るもの。
以下は一つの州で強く浸透しているもの、あるいは大陸同盟を介して広く知られているものである。
それ以外にも文明圏ごとに多数の星座が作られ、語り継がれている。

十二星(天道十二正座/天道十二座)

太陽の通り道=天道の軌跡上に観測される十二の天体領域図の総称。
元は綴州古代文明で定められたものであり、象徴とするものは変われど、構成する天体そのものは数千年間不変であるとされている。
起源については、農耕の周期を把握するため作られたとする説と、旅人が位置を把握する画で語り継いでいったとする説が主流。

※(以下随時追記)

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

&color():Invalid color: #blue;

 

なお、極稀にこの星を含む場合もある。

&color():Invalid color: #blue;

 

竜星

真竜類が特別視する、数少ない星。
真竜たちの間では「竜の故郷」であると共に「死後の世界」の一つのように捉えられているようだが、人類の考えるそれより複雑な意味合いを持つようで、謎が多い。

 

関連するもの


相談コメント欄