VMP 1926

Last-modified: 2025-01-20 (月) 22:25:45

ヴァイマル共和国軍による発注、ハインリヒ・フォルマーによる設計で1926年に試験が行われた短機関銃で、有名なMP 38MP 40の前身となるモデル。

項目数値
Tier
BRIV
旧使用可能キャンペーン
モスクワノルマンディーベルリンチュニジアスターリングラード
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距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後)
距離(m)10100150200300
打撃力5.7⇒6.83.3⇒4.02.8⇒3.42.7⇒3.22.5⇒3.0
 
貫徹力 (改修前⇒改修後)
距離(m)101500
貫徹力(mm)1.0⇒1.00.1⇒0.1
項目初期値⇒最大値
口径(mm)9.00
打撃力*15.7⇒6.8
銃口初速(m/s)400⇒400
発射速度(発/分)600⇒690
リロード時間 (秒)2.6⇒2.3
拡散値78⇒78
反動制御(%)60⇒60
垂直反動35⇒32
水平反動11⇒10
供給システム*240発マガジン
重量(kg)4.7
スプリント係数(%)100
カートリッジの質量(g)11.2
射撃方法オート
銃剣-

金チケットで交換できる40発ドラムマガジンが特徴的な短機関銃。
ーー加筆求むーー

 

【火力】
単発ダメージ量は6.8と枢軸軍短機関銃としては標準的かやや低めと言ったところだが、枢軸軍が扱える短機関銃の中では発射速度が690発/分とそれなりに速い連射速度を持ちながら2.3秒でリロードできる40発ドラムマガジンを装備したことによって、最上位武器やソ連軍のPPDにはやや劣るが近距離戦でそこそこの火力を出すことができるようになっている。

 

【適正距離】
目標まで150m離れてしまうとダメージ量が半減してしまう為、できる限り近距離で戦いたいところではあるが、1マガジンの総弾数が40発と多めであるため近~中距離で疑似機関銃として弾幕を張るような戦い方もできる。

 

【命中精度】
射撃反動は垂直32水平10と連射速度とマガジン総弾数にしてはかなり低めでありフルオート射撃時のリコイル制御もし易く、集弾率も短機関銃にしては高い部類に入る。
照準はMP 28の様なオープンサイトとなっているためMP 40等のピープサイトに慣れているユーザーは違和感を感じるかもしれない。

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VMP 1926 Ironsight.jpg

【総論】
それなりに速い連射速度と低い発射反動そして40発マガジンが特徴的な短機関銃である。
室内戦等の超至近距離でもそれなりに頼りにできるような高い連射速度を持ちながら低い射撃反動と40発マガジンを活かした疑似機関銃として近~中距離での弾幕形成もできる。近距離~中距離であれば雑に使っても強い短機関銃である。
現在では通常武器にベレッタキーライMKb 42(H)、金武器にスオミMKb 42(W)Conders MGなど非常に強力な短機関銃が通常・金武器問わず存在しているためVMP1926を解放したとしても軍事行動の進行具合によってはパッとしない性能になってしまう可能性が高い。
扱い易さと連射速度で比較した場合にVMP1926と肩を並べられる武器が最上位武器のベレッタM38しか無い為、終盤までしっかりと最前線で使うことができる。たとえBRV装備を研究途中で解放したとしてもこの連射速度とマガジン総弾数は非常に頼りになるだろう。枢軸軍でMP 40等よりも強力な短機関銃を扱いたいと思うのであればVMP1926を解放する価値は大いにあると言える。

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1914年11月11日、第一次世界大戦で敗北したドイツはヴェルサイユ条約により拳銃を含むほぼ全ての軍用武器の生産を禁止されていたため当銃の開発は秘密裏に行われた。1920年代初頭、ヴァイマル共和国軍の発注を受けたフォルマー社は第一次世界大戦で活躍したMP 18をベースにVMP1925を開発する。その改良型がVMP1926である(その後VMP1928などが製作された後、最終的にVMP1930が開発・生産される)。VMP1925とは違いバレルジャケットが廃止されていると共に、スリットが追加されるなどの改良が施されている。VMP1930までのVMP系統の銃はネット上にオリジナル画像が存在しない程の幻の短機関銃であり、400丁がボリビアに、少数がフランス、メキシコに輸出されたと伝えられている。

これはVMP1926と全く関係ないが、フォルマー社は最終的に開発されたVMP1930の権利を販売代理を行なっていた(フォルマー社には営業部門がなかった為)エルマ・ヴェルケ社に譲っており、VMPはEMPへと名前を変えている。

 

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*1 hitPowerTotar
*2 銃本体に1マガジンで供給できる弾の総数