何らかの特技や能力、アイテムなどを封印してプレイするというもの。
たとえばFF5での青魔法のみでのプレイやFF6での魔石装備禁止、FF8のジャンクション禁止などなど。
基本的には通常プレイに物足りなくなったプレイヤーが難易度を求めてやるものである。
- 小さいものも含めれば「これは強すぎるので封印」とか「これは(個人的に)気に入らないので使わない」でも縛りと言えよう。
大小関係なく、何かしらの制限を自分にかければ立派な縛りプレイである。
低レベルクリアやノーセーブクリア、広義ではリアルタイムアタック(RTA)なども含まれる。
基本的には何らかの支障が生じるものを制限したプレイに対して使われる言葉で、
万人が認めるバランスブレイカーを制限した場合は縛りプレイとは考えられないことが多い。
(例:FFTでオルランドゥ、エクスカリバー使用禁止、FF8で他の制限をつけずに低レベルクリアなど)
ここまで縛りプレイが増えた理由には、間違いなくインターネットの情報公開の便利さがある。
エミュレータの存在も大きい。(良し悪しは別にして)
加えて近年では動画サイトの存在により、比較的簡単に他人のプレイを見る事ができるため、「俺もやってみるか」といった感じで気軽に挑戦するプレイヤーも出てきているようである。
- アルティマニアで制限プレイの紹介やコツが掲載されていることも大きい。(初出は8のドロー禁止)
シリーズを追うごとに掲載されるプレイの種類も増えていったが、極まったプレイヤーは当然のごとくそれら以上のものを目指す。 - ネットでのバッシングが発端となった珍しい経緯を持つ縛りプレイもある。
ネットには色んな側面があり、やり込みを活発にさせる力も下火にさせる力もある。 - それなりに知られるようになったためだろうか、中には縛りプレイをしておきながら他人にアドバイスを求めるという本末転倒なプレイヤーも出てきた。
- 秘訣の人は別にアドバイスは求めてないでしょ。
中古のFF2を買った人が、残ったセーブデータのクリアが諦められた形跡に気付いて、
その理由を「バーサクやブリンク抜きではクリアは難しい」と推測したところ
ブラッドソードを使えばクリアは簡単だと文脈を無視したアドバイスが飛んできた話。 - そもそも別に「縛りプレイはヒントやアドバイスを求めてはならない」なんて言う決まりは一切なく、本末転倒でもなんでもない。叩きたいからって無理筋すぎる。
- というか、いきなり難易度が高すぎる縛りに挑んだってそりゃ知識も技術もないんだから無理に決まっている。
まずは縛るものは一つだけにしたり、ゲームの仕様を理解していく等、順を追ってプレイしていくのが肝要。何事も一歩ずつ。
- 秘訣の人は別にアドバイスは求めてないでしょ。
制限する内容によってはちょっとしたメリットが発生することがある。
例えば、
- 宝箱無しプレイではダンジョンの探索時間が短くなる。
- 装備無しプレイでは装備品に金をかける必要が無くなる。
といった具合。
デメリットのほうが大きいので、あまりうれしいメリットとは思えないが。
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