FF6
帝国とリターナーとの間に設けられた和平会談の場。
直前に話をつけた帝国兵の人数とここでの態度によって、ガストラ皇帝から貰える宝と解放される施設が増減する。
- サウスフィガロの町から帝国軍が撤退。施設を利用できるようになる。
- ドマ城から帝国軍が撤退。宝を回収できるようになる。
- 封魔壁監視所から帝国軍が撤退。宝を回収できるようになる。
- タマの鈴が手に入る。
- 退魔の腕輪が手に入る。
退魔の腕輪は有用な上に他の手段での入手が難しいので、ぜひともここで手に入れておきたい。
- 成績が最悪でもサウスフィガロの解放だけは必ず行われる。
またドマ城はここで失敗しても世界崩壊後には自由に入れるようになる。 - 上位成績の特典は、仮にここで失敗しても取り返しがつかないわけではない。
目ぼしいのはエリクサーとフレイムタンくらいだが、監視所解禁を逃すと監視所のアイテムはとれなくなる。
会食前に話しかけるべき帝国兵の人数は24人(うち4人は戦闘になる)で、制限時間は4分。
ちなみに、普通にシナリオを進めているとメガアーマーとはここでしか戦えない。
牢屋のケフカイベントを見るとかなりのタイムロスなので、見たければ後回しに。
大三角島に行く前なら会食終了後でも見ることができる。
会食は感情的な選択肢を選ばないことがポイント。
ちなみに正解の行動は以下の通り。
他を満点にしていれば、会食会談のケフカの処遇で死刑を申告しても退魔の腕輪がもらえる。
シナリオに変化はないが、ケフカの所業を腹に据えかねた人は多少溜飲を下げられるかもしれない……?
- なお死刑宣告しても、ガストラ皇帝の返答は「とりあえずは牢に入れておき後で考えることにしよう」である。
- 「許して牢から出してやるべき…」を選択しても返答は同じである。
そのあと当然ケフカのせいで悲惨なことになるが。
- 「許して牢から出してやるべき…」を選択しても返答は同じである。
- この選択肢の点数が牢屋>死刑>免罪であることを考えるとガストラ的にも赦し難かった、という事だろうか。
- ガストラに限らず、囚人を解放しろなどと要求されたら、国としていい気はしないだろう。メンツも丸潰れだし。
- 免罪の評価が低いのは単にリターナーに呆れているだけでは。
自分たちに毒を撒いた相手を理由もなく許してやれ、なんてふざけた事を言うようでは「こいつら真面目に話をする気があるのか?」と判断されても仕方ないと思う。
- 4つ目の選択肢は一見すると「どちらにしてもセリスを~」が正しいようにも思えるが、正解は「セリスは仲間だ」。
「どちらにしても」という事はセリスがスパイである可能性を完全には捨て切っておらず、この台詞でも厳密にはセリスを信じていないという事になる。
字面や語感に惑わされず、また先入観を持たずに言葉の意味を正確に把握する事が求められる。
低レベルクリアを目指す場合は、ここでの退魔の腕輪の入手はほぼ必須事項になる。
- 低レベルで退魔の腕輪を狙う場合、そのままでは途中の戦闘をこなすとどうしてもレベルが上がってしまう。
そのため、コンフュ+けむりだまを使ったバグ技で敵を逃がして勝利し経験値を回避する手段がよく使われる。 - 上記のバグを使わない場合、一旦戦闘無しで会食を終わらせてノーセーブで魔大陸が浮上するまでゲームを進め、仲間の再加入処理で経験値の端数が切り捨てられた後に全滅することで、経験値を余らせた状態で再び会食を行うことができるため、全て戦闘勝利して退魔の腕輪を取ることができる。
- スマホ版以降は混乱煙玉バグが修正されているためこちらの手段が必須となる。
ガストラの改心は嘘であった為、この会食も芝居だったわけだが、その割に帝国に媚びても見下しても良い点は貰えない。
律義に採点をしているものである。
- 考えようによっては、律儀な採点を含めた芝居とも取れる。
敵(リターナー)を騙すには味方(周囲の兵士たち)から、ということか。- 地味に「平和」より「戦いの終わり」の点数が高いあたりに本音が透けて見える。
つまり、武器などの戦力供与をしたり拠点を明け渡したりするにあたり、ふたたび反抗する意思があるかを見ているという事。- 目的が「平和」だといずれまた戦うことになる。戦いを忌避しているのであれば操りやすい。
- 「平和を『願う』」と「戦いの終わりを『誓う』」の差だと思った。はっきり宣言するのがベターだと。
- 地味に「平和」より「戦いの終わり」の点数が高いあたりに本音が透けて見える。
- 「さっき最初に質問されたのは何だったかな?」なんて発言するあたり、真摯に謝っているわけではないことが透けて見える。
為政者との会談だけあり、所謂政治家的答弁に近いほど点数が高い傾向にある気がする。
強い主張はせず曖昧な表現で、相手に媚びるでも挑発的でもないどっちつかずともとれるスタンスを示しつつ、デリケートな問題はとりあえず現状維持で先送り……。
- 採点をしているのはリターナー側の政治力を調べているのかもしれない。
点数が高ければそれだけ譲歩しなければこちらの提案を受け入れて貰えないからではないだろうか。
点数が高かった時の見返りが大きいのはその為だと思われる。- この会食での点数がガストラの本意だとしたら、仮にリターナーを裏切るにしても敵国に毒を流したケフカを使うというのは有りえない話。
結局の所、ここでの点数は相手を見極めるためのものでしかなく本心は全く別物であると考えた方がいい。
- この会食での点数がガストラの本意だとしたら、仮にリターナーを裏切るにしても敵国に毒を流したケフカを使うというのは有りえない話。
『会食』とあるが実際に食事をする風景はなく質疑応答イベントの一環。
どんな料理が出たのか、味はどうだったのか、キャラクターの食事マナーはいかがなものだったのか、興味深く色々気になる点ではある。
- メンバーは自由(ティナ、ロック、カイエン、エドガー、マッシュ、セッツァー、ガウ、モグの内4名)なため、ガウを連れて行くこともできる。
ちなみに彼がテーブルマナーを習うのは崩壊後である。 - 会話のたびに選択肢が登場するので、クイズでもやらされている気分になる。
特に、7の選択肢は、クイズ番組における「今何問目?」のノリである。 - 3人以下のパーティで会食に参加することももちろん可能。
やろうと思えばモグやガウのみというどう考えても使者に向かない人選も可能。- 特にモグは加入時期の関係からシド博士との面識すらなく、リターナーの一員として認識されているかどうかも怪しいが問題なし。
- 会食の選択肢なども変わらないため、彼らが絶対に言わないであろう口調で返答することになる。
なぜかリターナーのリーダーのバナンが参加しない。
立場上、もっと重要人物であるエドガーに任せたと見るべきなのだろうか?
- 騙し討ちや暗殺を恐れたのかも。
バナンが参加してしまったらおそらくバナン主導で交渉が進められてしまうため、プレイヤーが会食に参加する余地がなくなってしまうという、ゲーム上の都合もあるのだろう。
- 帝国皇帝が出席しているわけだから、国際的な体面としては国家元首、あるいは委任された大使を引き合わせる必要がある。
リターナーはフィガロ+ドマ+ナルシェといった複数の国家が国ぐるみで参加しているので、組織といっても反帝国を旗頭とした超国家連盟組織である。
ようは国家間同盟。
なのでリターナーが帝国と比較して格落ちしていることはないし、テロ集団というわけではない。 - フィガロ国王エドガーがバナンを「大使に任命」して体面を保つ方法もなくはないが、リターナーのリーダーとして名が知れ渡っているバナンを使うわけにはいかない。
- この会食はあくまでリターナー対帝国の場であると双方認識している。国際的な体裁を考える必要は全くない。
- 帝国に侵略された(=この戦争の当事者)のはリターナー国家だけではない。
それらの国々にも戦争の終わりをアピールする必要がある以上、体裁を考えなくていいなどとは全く言えない。
- 帝国に侵略された(=この戦争の当事者)のはリターナー国家だけではない。
- この会食はあくまでリターナー対帝国の場であると双方認識している。国際的な体裁を考える必要は全くない。
結果として、リターナー的には国家元首の肩書きを持つエドガーに委任したと見るべきか。
この会議にバナンやジュンが参加していないこと、およびこの後にバナンやジュンが行方不明になることを合わせて考えると割と深読みも可能である。
会食の正解はおおむね「不幸な過去は忘れてこれから私たち仲良くしましょう」という意味合いである。
また、
- 「セリスは仲間だ」の点数が高い
- 裏でこっそり裏切り者のセリスを帝国に再勧誘している(セリスはこの後「帝国の将軍として」出てくる)
- この後にセリスやレオと共闘を依頼してくる
といった点と「前後関係から、会食の時点ですでにバナンやジュンを秘密裏に消すつもりだった可能性も十分ありえる」ことを合わせると、ガストラの目的として「リターナー本来の構成員であるバナンやジュンは拉致して秘密裏に始末し、魅力的な強さを持つ主人公一行はセリスのツテでゆくゆくは帝国兵に」というセンが浮かび上がってくる…ような気がする。
この後のケフカのアレはガストラも計算外だったとして。
ガストラ皇帝が頼んでくるアルブルグへの同行を「いいえ」と答えると無限ループになる。
仕方なく「はい」と答えると後で大変なことになる…。
食事後にレオ将軍が登場するが、この時マッシュとカイエンがいると、それぞれ追加セリフあり。
下手すれば帝国壊滅という状態の中あえてこのような会食を行い、結果的に魔大陸の浮上まで成功させたガストラは人としては大いに問題があるものの、軍略家としては相当優秀だったといえるかもしれない。
- 対策としてエドガーたちがベクタに残ったわけだが、ケフカが釈放されて大三角島に向かったことに気付かない、バナンやジュンも(恐らく)犠牲になってしまうなど何の役にも立てずに終わっている。
こんなことなら始めから全員で大三角島に来ていれば、せめてレオ将軍と幻獣たちだけは救えたかも知れない。- ただ、この時点で帝国に対抗する為の唯一の翼、ブラックジャック号は帝国領内に不時着して修理中。
大三角島へ向かう人員は最低限とし、飛空艇を何が何でも死守するという方針は間違ったものではない。
(もし飛空艇を占拠されようものなら、魔大陸へ乗り込む手段がなくなっていた)
幻獣をワンパンできるような戦力が帝国にあるほうが想定外なわけだし。
- ただ、この時点で帝国に対抗する為の唯一の翼、ブラックジャック号は帝国領内に不時着して修理中。
ガストラが和平を申し出てきたことの裏にはティナの利用やリターナーの殲滅の他、帝国内部にいる反ガストラ派(和平を望む者=世界征服の邪魔者)の摘発と粛清もあったと思われる。
- 会食前に帝国兵達と会話をさせたのは、本心を調べていたと思われる。
帝国兵のケフカ批判に関してもケフカはガストラ直属の部下(事実上帝国のNo.2)で皇帝から直に命令を受けている立場なので、ケフカへの批判を許してケフカが失脚すればガストラの立場も危なくなり反乱にも繋がりかねず、ガストラの皇帝の地位も簒奪される可能性がある。
クーデターによって政権簒奪をした独裁者はそのクーデターを恐れるからだ。
従ってこれらも粛清の対象にしたのかもしれない。
例としてレオ将軍の殺害に関してもガストラがケフカとレオの仲が悪いのを知らないとはいえ、皇帝の命令で動いているケフカに逆らう=ガストラ自身への反逆行為として粛清の対象になったとすればガストラも納得するであろう。
サマサのイベントの後にベクタに戻っても帝国兵が何処にもいないのはその為ではないかと思われる。
またリターナー側になったシドに関してもブラックジャック号でのセッツァーとのイベントの後ベクタに戻らなかった為、粛清を免れたのかもしれない。
(リターナー側になったのは実はガストラの命令で帝国側が本気で和平を望んでいる様に思わせる為の作戦だった可能性もある)
- もしくはこれまでの功績(魔導研究による人造魔導士や魔導アーマー開発など)や再び帝国に協力することを条件に生き延びたのかもしれない。
実はリターナーという単語はシドや兵士からは出ていても、皇帝本人からはほとんど出て来ない。
一応セリスに関する質問での返答で皇帝がリターナーの単語を出している。
ガストラ「ケフカがうそをついていたのだ
セリス将軍は、わたしより
先にこの戦争のおろかさに気づき
リターナーにくみしたのだよ。
他は
「戦士達よ。ともかく、今夜、ゆっくりと食事をしながら話したい」
「おぬし達の力と帝国の力をあわせなければならぬと考えたからだ…」
「ティナの力を借りたい。」
等、皇帝はあくまで戦士としてのティナたちを主賓と考えているフシがある。
なので会食の回答も「リターナーに…」「帝国のスパイだったのか?」等、ティナ達がリターナーの一員であることを示すと点数が低い。
ドマやサウスフィガロの解放等も、あくまで「戦士達」の中にカイエンやエドガーが含まれるからと考える事もできる。
高得点の景品はほとんど「戦士達」個人に向けてのものだし…。
- ガストラはリターナーとの和解などこれっぽっちも考えていなかったことの伏線とも取れる。
【視聴覚室】
あえて最悪の結果にしてみた。参考 | スマホ版で低レベル退魔の腕輪入手 |
感情的すぎる不正解の発言は以下の通り。
- 『リターナーに…』
- 『許して牢から出してやるべき』
- 『すぎたことはしょうがない』
- 『帝国のスパイだったのか?』
- 同じ質問を二回以上選択。
- 『幻獣の力を持ち込んだのはあなただ!』
- 先ほど5.にて最初にした質問を選択していない。
- 『話を続ける』
- 『「すまなかった」と』
- アルブルグへの同行を最初断る(以下了承まで無限ループ。)
反応は動画を参照。