元ネタは「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」の「アラジンと魔法のランプ」のお話に登場するランプ。
FF5 
戦闘中に使用すると召喚魔法が発動するアイテム。
最初はバハムートのメガフレアが発動するが、使うたびに弱体化し、
最終的にはエッグマンのエッグチョップとなる(与ダメージ0)。
「魔法のランプ」でオーディンを呼び出すと必ず斬鉄剣を出してくれる。
ラスボス相手に使ってみるのも一興。本体は復活するが、ネオエクスデスの左下パーツを確実に一撃死させる。
- 魔法のランプ斬鉄剣はボス系耐性持ちの確認に確実かつ手っ取り早い。魔法回避が高い場合、グラビガなどによる確認が難しいためである。
- 斬鉄剣が有効な(実際は切断エフェクトが発生する)対象が敵内に1体でも存在すると召喚でき、敵全体を切断後、斬鉄剣が無効な敵は復活する。
この復活は「戦闘不能→蘇生」ではなく、単に消えてしまったグラフィックを戻しているだけなので、HPや状態異常などは変化しない。 - 大海溝のボスのトライトン・フォーボス・ネレゲイド相手に効果MAX。
弱体化した「魔法のランプ」はイストリーの滝にて回復させるのが一般的と思うが、
大海溝で水が満ちている部屋にも回復させるポイントがある。このランプ、水にこだわりでもあるのだろうか?
- ランプの回復について説明してくれるドワーフが居る。案外彼らの作った品なのかもしれない。
- ダンジョンを通らないといけないのでやや面倒ではある。
ボコの位置をギードの祠からアントリオンの巣があった辺りへ移動させておくと少しだが移動距離が短くなる。 - >こすると出てくるのが魔神ジンの一種イフリートである。
だからイフリートが出てくるのか、と納得。- それ以外にも色々出てくるだろw
「よびだす」とは違い、持っていない召喚獣でも召喚できるのが特徴。
そのため、縛りプレイでは使用禁止にされるのが常。
ちなみに、隠し召喚技?のエッグチョップは「しかし、チョップはとどかなかった」と出るだけで
何のアニメーションもない。もちろんエッグマンの姿も拝めない。
10数回使ってチョコボになったのでこれで打ち止めかと思ったら、
そこからさらに使い続けるとエッグチョップなんて技が出るようになるなんてビックリ。
何の意味もないんだが、ほほえましく感じてしまう。
使用済み回数と、次に使用したときに現れる召喚獣及びその使用技の関係は以下の通り。
使用済み回数 | 召喚獣 | 使用技 |
0 | バハムート | メガフレア |
1 | リバイアサン | だいかいしょう |
2 | オーディン | ざんてつけん |
3 | シルドラ | サンダーストーム |
4 | カーバンクル | ルビーのひかり |
5 | カトブレパス | あくまのひとみ |
6 | ゴーレム | アースウォール |
7 | タイタン | だいちのいかり |
8 | イフリート | じごくのかえん |
9 | ラムウ | さばきのいかずち |
10 | シヴァ | ダイアモンドダスト |
11 | レモラ | まとわりつき |
12 | シルフ | かぜのささやき |
13~31 | チョコボ | チョコボキック/デブチョコボ |
32~ | (エッグマン) | エッグチョップ |
フェニックスは出てこない。
ちなみに、使用済み回数0のランプを対バハムート戦で使うと、
バハムートがバハムートに向けてメガフレアを放つのを見ることができる。
原理がエッグチョップの元ネタの卵と同じ。
こちらはお祓いすれば回復する。
GBA版までは「アイテム」扱い。旧スマホ版では「魔法」扱い。
ただし、エッグチョップだけは魔法ではないらしい。なぜだ。
- すべてをしるもののページ参照。
GBA版まではミノタウロス戦でも使用できていたが、
旧スマホ版では魔法扱いとなったためか使用禁止になっている。
FF5(ピクセルリマスター版) 
イストリーの滝と大海溝で魔法のランプを回復させた時、メッセージが表示されるようになり回復がわかりやすくなった。
ゲームクリア後のセーブデータは「ラストバトル直前」の状態になるのだが、魔法のランプの使用回数はラストバトルで使用した回数が反映されている。
必要ならイストリーの滝で回復させよう。
召喚魔法版のオーディンがボス系耐性の入り混じった敵集団にも斬鉄剣を出してくれるようになった。
ランプに頼らずとも斬鉄剣が出せる。
FF8 
特殊G.F.アイテム。SeeDの初任務へ赴く直前にシドに渡される。
移動中に使うとディアボロスが出現していきなり戦闘に突入する。勝てばG.F.として仲間にすることが可能。
しかしこのディアボロス、戦い方のコツを掴まないとかなり手ごわいボスなので、
何の心の準備もなく気軽に使ってしまって全滅するプレイヤーが続出。
- 他、『おでかけチョコボRPG』ランクBでも拾える。
アイテム説明欄には「使うと恐ろしいことになる、必ずセーブしてから使うこと!」
という世にも恐ろしい注意書きが書いてある。
そんな注意書きを見ても意に介せずノーセーブで全滅したとしても同情の余地は無いのである。
とは言え「全滅」自体を避けたいプレイヤーにとっては気持ちの良いアイテムではなかったのは事実。
その点をもってして罠アイテムと称されるのは仕方のないことだろう。
そんな呪われたモノ渡すなよ! と突っ込みたくなるな。
- いや、G.F.を戦力として活用するバラムガーデンの方針(とFF8の仕様)を考えれば普通に戦力強化アイテムだし。
ちゃんと渡されてありがたいモノだよ。ドッキリ仕込みには違いないけど。 - スコールたちを信頼したからこそ渡したものと思われる。
でなけりゃ使った瞬間倒されて任務どころじゃなくなる。 - 実際、ディアボロスの覚える「エンカウントなし」や「ぶんどる」は出来るだけ早めに欲しい能力である。
プレイヤーのレベルによっては高位魔法がドローできるので、
序盤で貰えるにしては結構おいしいアイテムだったりする。
売値は125ギル。
- ちなみに上記の通り一部ハードでは複数個入手こそできるものの、既にディアボロスを入手した後に使用しても
「何も起きない…」といったメッセージが出るだけで再戦は不可能。単なるコレクションとなるだろう。
FF8(PC版/リマスター版) 
新たにディアボロスを使った画面スキップバグが発見された。
オリジナルのPS版では発生しない。
FF12 
おたからの一種。
メリッサから心得ありでドロップ&密猟か、ヘルヴィネックとイクシオンから盗んで手に入れることが可能。
売却することで1753ギル。
交易品「弱々しい光」の入荷に必要。
余談だがランプに封印されている魔人ジン、アラブ圏では不思議な存在全般を表す言葉。
口から煙を上げる金色のランプ。 もともとは悪魔を封印する道具として使われていた。 ランプから出すのを条件に悪魔と契約するという。
悪魔は人に対して誘惑する。
彼らの誘惑はまるで蜜のように甘く魅力的であるため、避けるには強靭な意思が必要だといわれている。
人を惑わす彼らの誘惑の中で、最も有名なものが願い事を叶えるランプの存在だろう。
しかし、この魔法のランプを手にし願いをかけてしまうと、願いが叶う代わりにあなたは命を失うことになる。⇒ハントカタログNo.195 『不思議なおたから』より
TFF 
装備しているとBMS時、フィーチャーゾーンに突入した時に必ず使う消耗品。
どんなにミスっても召喚に失敗せず召喚できる。ただし出てくる召喚獣は評価の影響を受ける。
またこれでバハムートが出る事はないようだ。
FFRK 
「魔法のランプ【VIII】」
FF8共鳴のレア5のアクセサリとして登場。
風属性軽減【中】、闇属性軽減【中】の効果を持つ。