キャラクター/【ディーン】

Last-modified: 2021-04-29 (木) 13:15:11

FF6

モブリズの村に住む少年。
分岐シナリオのマッシュ編で初めて訪れたときにはカタリーナという少女との縁談が進んでいたらしく、どこか初々しい場面を見せてくれた。
親族共々幸せそうにしていたが、世界崩壊のときに、大人達は子供を庇い犠牲になりディーン、カタリーナの親族も巻き込まれてしまった。
それ以後、モブリズの村は子供達だけの村になってしまう。
ティナを除くと村の最年長はなんと、16歳であるディーン、カタリーナの2人だけ。
1年後、プレイヤーことセリス達がティナと再会しまた一緒に戦おうと仲間に誘うが、「ティナをとるな!」と拒むのはそのため。
 
ドット絵は普通の青年と変わらないので、あまり歳を感じさせないがその後のイベントでカタリーナが妊娠してしまいどうしていいかわからず冷たく当たってしまう場面ではまだ16歳という微妙な年頃であることがわかる。
 
それにしても16歳で子供が出来るとは…
ドット絵のせいもあるのか、未だに実感出来なかったりする。

  • 崩壊後は1年後だから17だけどな。
    • 当時の技術で当時の容量じゃあれが限界なのかもしれんが、せめて16歳に見えるドット絵が欲しかった。

余裕が無いのはわからんでもない。
裁きの光で住んでいた町が滅茶苦茶な事になっちまって、助けてくれる大人もいないから。
……だからと言って、あんな無責任な言動が罷り通る道理も無いがな(カタリーナ妊娠の事)。
そのお粗末さで「ここは俺達の国だ~」と自信満々にほざくとか、冗談抜きでやめとけと言いたい。
まあ、さすがにカタリーナの事は反省するが。


よくも悪くも16歳。複雑なお年頃である。
ていうかカタリーナのイベントで彼を叩く人は多いが、そういう彼ら彼女ら、16歳にして自分の彼女を妊娠させてしまったときに冷静でいられるのだろうか。
それも村には大人がおらず最年長は恋も母性愛も知らない19歳、小さい孤児達の面倒は見なきゃいけない、村の周囲には魔物がウロウロ…という非常事態である。
だからあまり彼を責めてはいけない。むしろ「人間そのもの」として温かく見守ってやろう。

  • 「あんな状況で子作りするな」とも思ったぞ。
    そりゃまあいつかは作らなきゃならないのはわかるが、よりにもよってあの大混乱の時期に妊娠予防もしない夫婦の営みしなくても……
    • むしろ「あんな状況だからこそ」という考え方もあるだろう。
      極限状況下での種族維持本能というやつだ。
      • 第二次世界大戦終盤の日本で、灯火管制中は暗くて何もできないから、励んでましたというのはたまに聞く話だけど、それを一般化してよいものなのか疑問だ。
      • いや、「暗くて何もできないから」とかそういう暇潰し的な意味じゃなくて、文字通りの種族維持本能。吊り橋効果をもっと思いっきり極端にしたものだと言えば分かるか?
      • 極限状態になると遺伝子を残すために性欲が増すというのは聞いたことがある。
      • 生活水準だけは(どういうわけか)悪くないように見える。
        ので、子作り自体は別におかしなことではなかろう。フンババとかくるけど。
        いろいろ死に絶えているという設定の割りにえらい生命力にあふれたやつらだとは思う。
  • 中世を基準に考えるなら10代中盤で結婚、出産は珍しくもなんともないかと。
    参考までにマリー・アントワネットの結婚は14歳、
    前田利家の正室である芳春院は満年齢11歳で結婚・出産を経験している。
    • さすがに当時でもドン引き案件だったという11歳のお話は無しの方向で。
      とはいえ現代よりも寿命が短かった時代の事、10代中盤なら十分大人なので珍しくなかったのはたしかだろう。
      出産はともかく結婚だけなら中世どころか近代の童謡にすら「15で姉やは嫁に行き」とあるくらいだし。
    • ちなみに11歳で結婚+出産という「子供が子供を産む」行為は…ほぼ100%で性的虐待の果てであるため世界中で擁護不可能な行為である。
  • 前提条件が違いすぎる。医者や産婆どころか出産の経験・知識を持つ者も近くに居ないのに励むのは軽率と言う他ない。
    あんな状況では母子ともに喪われてしまう可能性も低くはないだろう

はっきりいってしまうと、行為に及んだ状況は関係ない(それをNoと言ってしまったらカタリーナや生まれる子供の立場がない)。
子供が出来る可能性を理解していて行為に及び、本当に子供が出来てしまった彼女を悲しませるその無責任さが一番の問題だろうと。

  • こういう場合男性ばかり責められがちだが、行為に及んだのが同意の上なら責任はカタリーナにだってあるぞ。
    お互い子供ができるという知識はあっても、それがどういう責任を伴うのか分かってなかったんだろう。
    教えてくれるはずの大人はいなくなってしまったし、ティナが教えられるとも思えない。
    ティナや村の子供たちの手も借りながら、生まれた子を無事に育てていけるならそれでいいさ。
  • カタリーナは赤ちゃんができて喜んでたぞ。
  • まぁ腹を立てるような場面ではないが、叱られるべき場面ではある。
  • いずれにせよ、世間一般の目線的には「子供が子供を作る」ということか…。でも、最近は
    どこもそうだけど、やることやって作ってから結婚なんて多いよ。
  • というかそもそも単純に子作りとか避妊に対する知識がなかったんじゃないの?
    そりゃ現代日本の16歳を基準にするなら、性教育受けたり性的媒体が当然のように身の回りにあったりするから
    知識あっておかしくないけど。小学生の精通みたいなもんで
    「何これよくわかんないけどすごく気持ちいいー」みたいなノリでやってたら
    妊娠、という思いもよらない結果を突きつけられて混乱したんじゃないのか。
    • もしそうなら、今の自分の状態が「妊娠」であることも分からないと思う。
  • カタリーナとしては私達は夫婦っていう意識があったんだろう。普通に結婚してただろう関係だし。それで子供ができて喜んだのに、肝心の夫は喜ばないどころか冷たい態度。そら傷つくってもんだわ。

フィクション上での話なのではっきりしたことは言えないけど、スタッフは生命の息吹を描きたかっただけで他意はないように思える。
穿った見かたはいくらでもできるけど、それも平和な世の中でのこと。あの状況下では命は何より尊いということを示したかったんだろう、と個人的に解釈した。

  • EDでも登場していることから重要さが伝わるが、前述の傲慢な態度などいかんせん描写が悪かったように思う。

まぁ色々言われてしまうキャラではあるが、ティナイベントが終わった後やEDにはちゃんと責任を自覚しており、ティナに代わってカタリーナや子供たちを守る気概を見せてくれる。
いずれは村のリーダーとして立派に成長してくれることだろう。


関連項目:セリフ/【ここは俺達の国だ。勝手な事されちゃあ困るぜ。】

FF1(GBA版以降)

赤魔術士デフォルト名のひとつになっている。