WOFF
レェンとラァンの母親。CVは潘恵子。
出現したブレンディレスによって、羽付の騎士ペリノアの姿に変えられた。
世界中のミラージュを統御し、グリモワルをミラージュの脅威から救った偉大な女王。
その両腕には神の力を行使できる証である特殊な模様がある。
模様はラァンとレェンにも受け継がれ、異常な腕の持ち主として時にいじめられることもあったようだ。
そんな子どもたちをルゥスは優しく慰めていた。
女王として多忙な日々を送る母親をラァンとレェンは子供ながらに気にしていて、二人がミラージュ使いを志したのも母親の仕事を手伝い、負担を減らすためだったようだ。
しかしミラージュを捕まえてもそれを管理することをしなかったため、世界は再び混迷に陥り、ラァンとレェンは「対偶の悪魔」と呼ばれるようになってしまった。
ルゥスは偉大な女王だが子育てに関しては甘かったらしく、二人を諌めるようなことはなかった。
(多忙ゆえにそんな余裕がなかっただけかもしれないが)
そうして奔放に育ってしまった二人は大きな過ちを犯してしまうことになる。
- 過去のラァンは、アルテマゲートを開くことを止めようとするアウィンをクリスタルの檻に封じ込め力を吸い上げるという、本編の性格ではやるとは思えないことを何のためらいもなくやっている。
後のアウィンの恨み骨髄っぷりからして、この件抜きでも、普段からロクに考えずに強力な力を振るう思慮の浅いクソガキといった相当タチが悪い感じに育ってしまっていたのだと思われる。- 分別ある大人が大半のプレイヤーからしたらこの部分に感情移入するのが困難で、この姉弟に対しての評判はすこぶる悪い。
しかし、15歳(ゲーム開始時なので、過去の出来事はその更に前から始まる)の心身共に未熟な少年少女が先天的に強大なミラージュを従えられる力を持っていたのだから、簡単に増長するのは仕方ない側面もある。
そして母は上述のように多忙ゆえか甘さゆえか叱れず、父は母の陰に徹しすぎたことで子供達から無条件に尊敬される存在になれず、姉代わりの人間も姉弟を止められる力は無かった。- 彼女達が操る力を別のありふれた概念に置き換えると、実のところ思春期の子供を抱えた家族で普通に起きかねない事態ではある。
そんなよくある家族のトラブルが、世界を用意に変えられる力を持つ一家に起きてしまった事がグリモワルの不幸だったのだろう。
- 彼女達が操る力を別のありふれた概念に置き換えると、実のところ思春期の子供を抱えた家族で普通に起きかねない事態ではある。
- 分別ある大人が大半のプレイヤーからしたらこの部分に感情移入するのが困難で、この姉弟に対しての評判はすこぶる悪い。
- 結果として世界を破滅させる存在を招いてしまった姉弟だが、元来邪悪な性質というわけではなく、現に記憶を無くして目覚めた後、少しずつミラージュを集めながらグリモワルを巡る内に精神的にも成長し、己の過去の所業を思い出してからはラァンはブレンディレスと刺し違えてでも世界を守ろうとし、レェンはラァンが刺し違えたことに一時は絶望したものの、それでも自体が解決しなかった未来を垣間見て時間を戻して世界と、弟を救うために再び立ち上がろうとする。
ナイン・ウッズヒルをグリモワルから分離させ、もう一つの世界として確立させたのはルゥスの力によるもの。