ストーリー/【闇の章1.レンジャー編】

Last-modified: 2018-07-15 (日) 19:04:13

FFL

メインキャラカンストレベル*1
ナハト30
ディアナ
アルバ
グレイブ
じいさん

 

レンジャー編「光奪われしレンジャー」


暁の章からの続き。
クリスタルの神殿崩壊により、引き裂かれた闇の世界にいざなわれるナハトたち闇の戦士の物語。
 
クリスタルの守護獣からの攻撃を受けて砕け散ったクリスタル。
そして、クリスタルの神殿も崩壊していった。
夜が支配する闇の世界へと。
 
目が覚めたナハトは、先ほどいたクリスタルルームの残骸へ飛ばされたことに気づく。
先ほどまでそばにいた仲間たち、セーラダスクはいなくなり、
代わりに向こう側にいたディアナとグレイブが横たわっていた。
先へ進むためにとりあえず3人を起こすナハト。
クリスタルルームから出ようとしたとき、砕け散ったクリスタルが輝きを放つ。
クリスタルは闇の戦士を受け入れ、ジョブの魂をくれた。
 
神殿から外へ出ると、そこは変わり果てた大地だった。
朝が来ない大地。引き裂かれた世界、闇に沈んだ大陸や海。
南にあったはずのルクスも見えない。
世界に何が起こったのか─。
ナハトは先へ進むという決断を下し北に停泊していた難破船へと乗り込む。
どこに行く?
グレイブの問いにナハトは答えた。
どこかに、だ。
 
今にも沈みそうな難破船の舵を執り進むナハトたち。
襲いかかるサッカーの攻撃を退けたのもつかの間、船は操縦不能に陥る。
そのまま気を失っていった─。
 
気がついたのは、ルクスよりはるか西に見える大陸だった。
なおも先へ進もうとするナハトに同じ質問をするグレイブ。
もちろん答えも同じだ。
 
先へ進むために北のベルデの山を越えるナハトたち。
山頂から見える巨大な大樹にナハトは答える。
あれは天空樹ユグドラシル、エルフたちが住まう里であると。
ナハトやアルバはクリスタルを奪おうとした賊、
信用できないと疑うグレイブ。
しかしアルバは冷静に解散を提案する。
ザコ敵にやられてもいいのなら、と。
ディアナの説得でふたたび先へと進む。
 
山を抜けてたどり着いたのは狩人の村ベルデだった。
突然の世界規模の異変、枯れ始めた天空樹ユグドラシル。
すべての原因は東に小屋を建てて住み始めた謎のじいさんだという。
じいさんが来てから、すべての異変は起こったというのだ。
そして天空樹ユグドラシルとエルフの里アルフヘイムに向かうためには、
突破不能の迷いの森を抜ける必要があることも。
 
迷いの森に入った一行は帝国の偵察兵に出くわす。
2人を片付けたあと、ふと空を見上げると帝国の飛空艇が天空樹へ向かっていた。
迷いの森の脱出ルートがあることを子供から聞き、その通りに進むナハトたち。
無事に迷いのループを突破した後、途中のたき火で一休みをすることに。
暖をとりながら、今後を話し合う仲間たち。
そこに現れたのは、ひょうひょうとした物言いの謎のじいさんだった。
アルバのアレを言い当てたじいさんに、
ナハトは天空樹ユグドラシルへの道を尋ねるがじいさんは答えずに立ち去ってしまう。
 
森の途中で見つけた傷ついた獣に手当てを施すディアナ。
そこに再び謎のじいさんが現れ、突然矢を放った。
驚くナハトたち。だが矢はまっすぐに後ろで狙っていた帝国兵を射抜いた。
ただものではないと見抜いたアルバ。
森の仲間を助けてくれたお礼にと、じいさんは道案内を買ってでる。
じいさんの名前を尋ねたグレイブに、じいさんはクラウ・・・と答えるが
アルバには認められなかったようだ。
好きに呼んでいいということで、一行は森を抜ける。
 
森を抜けて北にあるエルフの里アルフヘイムに辿りついたナハトたち。
人間に関係されない土地柄もあり、
こびと、カエル、エルフなどの種族が暮らしていた。
また、エルフ王フレイが帝国の支配を受け入れたために
天空樹が枯れ始めたことも聞ける。
肝心の天空樹へは門番がいて入れない。エルフ王の住居でもあるからだ。
侵入を模索するナハトたち。突然じいさんが頭痛に苦しみだした。
そして、北の山へ・・・と告げた。
 
じいさんの言った通り北の山の麓へとやってきたナハトたち。
注意深く山肌を調べていくと、抜け道があった。
どうやら天空樹への洞窟らしい。
だがなぜじいさんは天空樹への抜け道を知っているのか・・・?
疑問を抱いたアルバをよそに、洞窟の先へと進む。
最奥部でグリーンキーパーを倒し、いよいよ天空樹へ乗り込んだ。
 
グリーンキーパーを倒しながら登るナハトたちの前に、
エルフ王子アドリアンが現れる。
彼の目的は、最近変である父、エルフ王フレイを助けてほしい、
ということだった。
了解したナハトたち。ディアナは彼に私たちのことは誰に言うな、とも告げた。
そこでふたたび強い頭痛に襲われるじいさん。
あ、あの子は・・・。
そう言って再びわれを取り戻し、上へと登っていく。
 
最後のグリーンキーパーを倒した後、一行は門番がいることに気づく。
どうやって先へ進むか。模索するナハトたちに突然知った声が叫ぶ。
アドリアンだ。人間が出た!と彼は叫び、門番に知らせたのだ。
あのガキ・・・。憤るアルバをよそに、アドリアンは門番を逃がしてしまう。
さあ、早く先へ!アドリアンに感謝を告げ、いよいよ天空樹の頂上へ。
 
エルフ王の間、天空樹の頂上。
先回りしていた王子アドリアン、王妃シルク。そしてエルフ王。
エルフ王に話しかけたナハト。貴様は、とじいさんに牙を剥くエルフ王。
ナハトは輝きだしたクリスタルをおもむろに取り出し、天高く掲げた。
燦々とした光に、エルフ王は正体を現した。
アヴァロン帝国四天王・・・土のアシュマダイだ。
 
アシュマダイを倒そうと挑みかかるも、大気の毒素を集めた腐敗瘴気を
破ることはできず、強力なアースシェイクの前に敗れてしまう。
とどめを刺そうとするとするアシュマダイに、
アドリアンが攻撃を加えるが、敗れてしまう。
王子、王妃、エルフの里もろとも消し去ろうとしたアシュマダイに、
じいさんは単身挑みかかる。
 
帝国がエルフたちに支配を受け入れるよう迫った時に、
謎のじいさん・・・エルフ王フレイはこれを拒否した。
怒ったアシュマダイに、じいさんは記憶と光を奪われ、
闇へと追放されたのだ。
その後アシュマダイは自分がなり替わりエルフの里を治めていた・・・。
だがじいさんは生きていた。
視力と記憶、エルフ王の姿を失いながらもレンジャーとして生きていたのだ。
再びじいさんを消し去ろうとするアシュマダイ。
この国も、家族も、その命もすべてあきらめ、わが瘴気に飲まれるのだ!と。
何も思い出せないじいさん。だがじいさんの本能は告げていた。
命に代えても、アシュマダイを倒せと!
 
2人の一騎打ち。強力なアースシェイクを仕掛けるアシュマダイ。
だがフレイは死ななかった。そして連射を閃き、強力な連続攻撃を加える。
突然の反撃にうろたえるアシュマダイ。
そしてフレイは命をかけてファイナルアローを放ち、
ついにアシュマダイの腐敗瘴気を破った。
 
瘴気を破ったアシュマダイにナハトたちは襲いかかり、追いつめる。
だがアシュマダイは勝負は預けたと言って逃げ去ってしまう。
 
ファイナルアローの衝撃に耐えられず、フレイは命が尽きようとしていた。
涙が眼から止まらないフレイ。
何も思い出せないまま、ただ本能に従って涙を流していた。
彼の家族、王子アドリアンと王妃シルクに見送られ、じいさんは息を引き取った。
あなたが・・・エルフ王だ、と。
物言えぬ空気の頂上に、突如何かがクリスタルの輝きを放った。
天空樹の実だ。
クリスタルとなった天空樹の実から、じいさん・・・エルフ王フレイの
レンジャーの魂を受け継いだ。
 
ずっと前。
港町ルサルカで竪琴を奏でる吟遊詩人エドアルドは自分を見つめる者に気づく。
それは1人の人魚だった。


*1 他編の闇の章をクリア後ならば最大60?(確認後削除可)まで解放される