セリフ/【け、剣はどこだ……! くそ……腕が……動かない……】

Last-modified: 2018-07-07 (土) 20:24:50

FFT

イズルードアルマとのシーンでの今際のセリフ。
どうやら失明している様だが、暗闇の状態異常によるものか直接的な負傷か?
この後の、フランダース的セリフもあって、騎士道(?)精神溢れるこの姿には、生きていればアルマにフラグを立ててもおかしくは無かったかもしれない。

  • このシーンの始めにも剣はどこだ…?と言っており、大事なことなので2回(ry
  • 死に際のセリフでは、個人的にFFの中ではトップレベルだと思う。
  • お姉さんが仇を取りに行ってもおかしくない、立派な弟である。
  • おそらくは失明ではなく大量出血によって瀕死(実際にすぐ死ぬ)だったために目の前が暗くなっていたのだと思う。
  • ↑のはおそらくブラックアウトのことを言ってるのだろうと思う。簡単に言うと血液が脳に行かないために一時的に見えなくなる。逆の代物に眼球に血が行き過ぎて視野が赤くなるレッドアウトというもある。

このやり取りの全文は以下の通り。
少し長くなってしまったが、この場面はFFT屈指の名場面の一つなので敢えて掲載。
こちらの項目も参照。

神殿騎士イズルード
「……う、……うう。
アルマ
「しっかりして。
神殿騎士イズルード
「……け、剣はどこだ……? どこにある……?
 あいつを…倒さなければ……。お願いだ……明かりをくれ……真っ暗で…何も見えない………。
アルマ
「…もう大丈夫よ。戦わなくてもいいわ…。安心して…。
神殿騎士イズルード
「……きみの兄貴…に…伝えてくれ…やはり…聖石は…“悪魔の力”…
 父は…、あいつは…父上じゃない…聖石の力によって……ルカヴィに……。ゲホッ!!
アルマ
「お願い、もう喋らないで…。
神殿騎士イズルード
「ラムザの…言っていたことは…正しかった…。
 あいつを…倒さなければ……世界は…滅ぶぞ……
 皆に…伝えて……くれ……戦争なんて…やってる場合じゃない…協力して…立ち向かわないと……
 け、剣はどこだ……! くそ……腕が……動かない……
アルマ
「大丈夫よ、安心して。大広間に『あいつ』の死体があったわ。
 兄さんが倒したのよ。だから大丈夫。あなたが戦う必要はないの…。
神殿騎士イズルード
「本当か……? そうか……なら、安心だ……
 オレの……上着の中に……聖石がある……それを…きみの兄貴に……
アルマ
「必ず兄さんに渡すわ。
神殿騎士イズルード
「頼んだぞ………。
 ……ふぅ、………疲れた…眠い………少し眠るよ……。

この時のイズルードの顔グラフィックは血塗れで非常に痛々しい。
もはや虫の息であるにも拘わらず、世界のために戦うことを諦めなかったイズルードの勇気は、正に本来の意味での「ゾディアックブレイブ」に相応しいものではないだろうか。