セリフ/【・・・まぁ、ぜんぶオレがやってきたことだ。良かったのも悪かったのもオレだからな。】

Last-modified: 2021-02-01 (月) 20:22:07

FF8

エスタで、遂にスコールと対面したラグナがこれまでの事を語って、最後にポツリと呟いた言葉。
今までの出来事(ジュリアレインの別れ、エスタへの冒険etc)を良い事悪い事ひっくるめて全て自分のやってきた結果であり責任だ、といった感じか。

劇中では子供っぽい人物のように描かれてきた彼だが、このような台詞を言えるほど彼も成長し「大人」になったという事だろうか。


こういうことを言えるのがラグナのみりきであり人望なのだろう。


或いは最初からこういうキャラだったのかも。だからこそ常に「自分に正直」に生き、それが周囲には子供っぽく見えてきた。

  • というかFFキャラの多くは過去を後悔しない(それが命題であるキャラを除く)。
    メテオを喚んだ(黒マテリアを渡した)元凶でも、クラウドはセフィロスへの思い入れを改めたりしない。

「俺が悪いんだ…」系は、ラグナを見習うべきかも。
親しい誰かを喪う重みを理解することは難しいかも知れないけれども。


彼の経歴は決して「自業自得」なものではなく、どこでどの他人を憎悪してもおかしくない(「イジワルしてやる」のガルバディア兵、兵士として命を懸けて戦ったエスタ兵たち、レインとの幸せな日々をメチャクチャにしたオダインにアデルなど)。
スコールやエルオーネ、レインの件にしても、オダインを指差して全部あいつが悪いと叫んでも決して間違いではない。
そこを自分が悪いとまとめる彼の性格は、変わっているようで昔から変わらない彼の魅力なのだろう。