負の力で鍛えられたり、悪魔の力が宿ってるとされるデモンズシリーズ。
登場してる作品は少なく、その作品内でも登場してる部位の防具も少なかったりする。
初期作品では魔剣士や暗黒騎士の専用防具という位置づけだったが、
後期作品では闇属性攻撃を吸収できる防具として登場している。
イメージ通り、闇と関係してる事が多い。
FF3
シリーズ初登場。
盾と鎧の2種類あり、どちらもファルガバードで普通に店売りされている(+同村にある宝箱からも1つずつ入手可能)。
両方共蛙耐性付きだがFC版の蛙耐性は機能しないので、実質的にはなんの耐性も持っていない防具でしかない。
魔剣士と忍者のみが装備できるが、忍者が使えるようになる頃には既に完全上位互換品のクリスタルの盾・クリスタルメイルが入手可能なので、実際は登場時期的に魔剣士専用品。
その魔剣士の方もクリスタルの盾&クリスタルメイルが装備可能なので最終的には出番はなくなってしまうものの、それでも装備できる防具が非常に限られる魔剣士の貴重な防具としてクリスタルの盾&クリスタルメイルが手に入るようになる間まできちんと活躍してくれることだろう。
FF3(DS・PSP・3D REMAKE版)
盾・鎧共にFC版と異なり忍者は不可能になったが、魔剣士以外にもいくつかのジョブが装備可能になったので、装備可能なジョブの総数はFC版より増加した。
ただし、魔剣士以外のジョブは全てこの2つよりも防御力・魔法防御力が高いダイヤシールド・ダイヤメイルがこれより先に購入可能になるため、実際のところはDS版でも両方共ほぼ魔剣士専用の防具のままであると言える。
盾の方はFC版と同様の蛙耐性に加えて暗闇耐性も追加されたが、鎧の方は蛙耐性が削除され何の耐性も特殊能力もない単なる体防具に。
また、FC版ではデモンズシールドはダイヤシールドよりも魔法防御力が10も高かったが、DS版では魔法防御力が下がり防御力・魔法防御力共にダイヤシールドより2劣るようになった。
もっとも、FC版では蛙耐性は機能していない無意味なものだったので、実際は鎧の方も防御力・魔法防御力が大幅に上がりFC版より強化されていたりする。
- 魔剣士以外にとってはダイヤメイルの完全下位互換品でしかない鎧と違い、盾の方は耐性が異なる(デモンズシールド:蛙・暗闇耐性・ダイヤシールド:石化・沈黙・暗闇耐性)ため防御力・魔法防御力で劣っていても一応ダイヤシールドの完全下位互換品ではないものの、防げる状態異常の数という点では負けていたりする。
DS版では新たにデモンズアクスなる斧も追加。
こちらは斧故に装備可能なのは戦士・バイキング・たまねぎ剣士のみで魔剣士は装備できない他、暗黒剣とは異なり暗黒属性も付いていない。
- ちなみにデモンズの名を冠する武器は今作が初登場。
FF3(ピクセルリマスター版)
装備可能ジョブが魔剣士と忍者に戻っている。
ついでにデモンズアクスも登場しない。
FF4
兜と小手が初登場し、今作で初めて盾・兜・鎧・小手の全ての部位一式が揃った。
オンライン専用であるFF14を除くと、一式が揃って登場しているのは今のところ本作のみ。
余談だが、本作はこういった一式揃った武器防具が非常に多い。もしバイキングなるジョブのキャラクターが登場していたら、「バイキングシールド」、「バイキングのこて」などといったアイテムも登場していただろう。
原作・リメイク版共に暗黒騎士時代のセシル専用品。
当然ながらストーリーを進めてセシルがパラディンになった後は誰も装備できなくなるので完全に不要品となる。
なお、本作には暗黒騎士時代のセシル用の装備に暗黒シリーズ(剣・盾・兜・鎧・小手)とハデスシリーズ(兜・鎧・小手)も存在するが、その中でデモンズシリーズが一番高性能である(剣のみは暗黒シリーズしか存在しないため除く)。
暗黒剣にはアンデッドモンスターに通用しないという弱点があるが、暗黒騎士専用防具にはそういった弱点はないので安心して装備しよう。
特にデモンズシリーズの場合、購入できるようになった直後に回復役が外れるわ、その後はひ弱なちびっ子と老人を守らなきゃならないわでセシルの負担が非常に大きくなる。
なのでお金を掛けてでも装備を固めておきたい。
パラディンになったら不要になってしまうが、売却すれば半額分は取り戻せるので実際にはそこまで金銭的な負担はキツくない。
デモンズシールド
デモンズヘルム
デモンズアーマー
悪魔の小手
FF5(GBA版)
GBA版以降限定だが、武器のみ(デモンズロッド)が登場する。