FF3より初登場。
闇属性が付いてるのは全作共通だが、細かい効果は作品によって異なる。
刀として今やすっかりお馴染みの阿修羅、虎徹、菊一文字の三振りも、
実は最初は暗黒剣だったという意外性のある面白い事実。
関連項目:
→設定/【暗黒剣】
→アビリティ/【暗黒剣】
→特技/【暗黒剣】
FF3 
魔剣士と忍者の武器。
物語の終盤に登場するので、どれも高性能で分裂モンスターと戦う際には重要な武器となる。
尚、ラグナロクだけはナイトも装備可能である。
DS版ではあまのむらくも、ムラマサ(いずれもマスターアイテム)が追加された。
暗黒剣と銘打ってはいるが、実質は刀ばっかりという謎の武器群である。この扱いはFF3だけ。
- だがそれがいい。
- 通常の剣と効果が違う暗黒剣を新たな武器カテゴリとして設ける際、
西洋の直剣よりも東洋の刀にした方が判別しやすいと考えて、こうなったのかもしれない。
それに日本の刀には妖刀などもあるからイメージしやすいのかも…。- 日本刀の場合、切腹した人間を介錯する(切腹は案外激痛を伴うも生存率が高いため(新撰組隊士・原田左之助のように、若い頃に切腹したが生き延びたという例もある)、首を斬る事で確実に死なせる介錯人が必要だった)ことや、新しく打った刀の斬れ味を確かめるために罪人の死体を「試し斬り」に用いた(どんなに優れた刀匠の刀でも、実際に人の身体を斬った時に刃こぼれする刀では意味がない。また死後刀の「試し斬り」に用いられるという屈辱で、罪を犯すような気概を失わせるという狙いもあったのだろう)など、「負」のイメージも案外多かったので、「暗黒剣」として見られるのも止むなしと見て取れるが…
- 切腹は楽に死ぬ方法ではなく、死の痛みを恐れないという武勇を示すための作法でしたな。(腹は急所が少ないので即死できない。)
- 日本刀の場合、切腹した人間を介錯する(切腹は案外激痛を伴うも生存率が高いため(新撰組隊士・原田左之助のように、若い頃に切腹したが生き延びたという例もある)、首を斬る事で確実に死なせる介錯人が必要だった)ことや、新しく打った刀の斬れ味を確かめるために罪人の死体を「試し斬り」に用いた(どんなに優れた刀匠の刀でも、実際に人の身体を斬った時に刃こぼれする刀では意味がない。また死後刀の「試し斬り」に用いられるという屈辱で、罪を犯すような気概を失わせるという狙いもあったのだろう)など、「負」のイメージも案外多かったので、「暗黒剣」として見られるのも止むなしと見て取れるが…
- 西洋の直剣って、刀身と柄が直角に交わるところから、十字架としての意味もあるんだよね。そういう意味では西洋の騎士剣は聖剣向きなんだろう。
DS版ではファルガバードの滝の老人のセリフが変わっていて「刀」と明言。
- FC版でも攻略本で「カタナ」と表記。
多くのボスやラスダンの一部のザコモンスターには闇属性耐性で威力が低下してしまうので、、
ダメージ面で他の名剣と呼ばれる無属性の剣に劣ってしまう。
しかし、ラグナロクもマサムネも基本性能は素晴らしく、
一応FC版には右手に盾を装備すると左手の武器の属性が無になるバグ(?)があるので、
バグに抵抗がないならば活用したい。
- DS版ではラスダン敵の暗黒耐性が消失したため、設定通りの強さに返り咲いた。
負の力を源とし、暗闇の恐怖を克服した者だけが扱える。
これの使い手のレオンハルトは、負の力を恐れた時のサロニア王によって追放を余儀なくされ、
ファルガバードの創始者となる。
負の力を使える者は少なく、暗黒剣の使い手はわずか数名。そして、その内の殆どが高齢者である。
- 扱いが難しいとされるだけあり、装備できるジョブは大いに限られる。
しかしその分その性能は絶大で、高命中高威力を両立させた優秀な武器群である。
特殊な暗黒剣
※ラグナロク
暗黒属性で、魔剣士も装備でき、攻略本でも暗黒剣と書いてあるが、
ナイトも装備でき、アイコンや戦闘グラフィックも「普通の剣」に該当している。
※地獄の爪
空手家用の武器で、NTT出版の攻略本でも爪に分類されているが、
暗黒属性を持っていて、暗黒剣の一種であると解説されている。
※魔神の槍
DS版に追加された竜騎士専用の槍。無論、カテゴリは槍だが、
暗黒属性を持っているのが暗黒剣の一種と見なされるならこいつもそうなのだろうか?
DS版では地獄の爪の暗黒属性がなくなったため、暗黒剣扱いではなくなっている。
PR版ではラグナロクと地獄の爪以外の暗黒剣(即ち刀)は、「闇の力をまとった」という表記は無い。
が、どれも標準的に闇属性は付いている。
本作の刀は全て闇属性持ちの為、表記を割愛したものと思われる。
FF4 
暗黒騎士セシルの武器。
パラディンになると用無しになるので、イベント直前に装備を外しておき、売ってお金にすると良い。
そもそもあんこくの媒体でしかないからか、単に触れる機会が無いからか、攻撃力は貧弱そのもの。
ヒトが心の中に持つ、怒りや悲しみ、嫉妬や怨念などの様々な負の感情をエネルギーとして内包した魔性の剣。
強大な力を持つ反面、暗黒騎士としての訓練を受けていない者や負の力に耐えうる精神を持たない者が握ると、心身共に異常をきたし、最悪の場合心が闇に堕ちてしまい、手近な人間を片っ端から斬り殺して回る狂戦士、または悲しみと絶望に染まった廃人となってしまう。
GBA版での追加ダンジョンで手に入ることもあるが、
パラディンの試練でろくな行動を起こさなかった場合に皮肉の意味でプレゼントされる。
前作とは異なり攻撃力も命中率もあまりよくは無い。
共通点としてどちらも闇属性を持っている。
アンデッドに軽減されやすく、特にゾンビー系統にはほとんど1ダメージどまりになることが多い。
オクトマンモスに効果的。
エッジの忍者刀と攻撃モーションが一緒だが、エッジは暗黒剣一切装備不可なので当時の俺みたいに勘違いしないように。
FFT(PSP版) 
暗黒騎士専用の武器。両手持ち専用。
いずれも通信を用いないと手に入らないが、騎士剣と同等の攻撃力を誇る。
ただし、Braveが高ければ高いほどダメージを叩き出せる騎士剣とは対照的に
暗黒剣はFaithが低ければ低いほど高いダメージを叩き出せる。
…理解は出来るのだが、ジョブチェンジ条件にFaithが重要な黒魔道士のマスター等がある事を考えると
何となく納得が出来ない気がする。
特徴として、どれも暗属性が付いており、何らかのステータス異常が追加で発生する。
…しかし、両手持ちのこれを持つと言う事は、盾を捨てるという事で
元々の回避率が0%な暗黒騎士の場合、マントかリアクションアビリティで補わないと
常に攻撃に当たり続ける事になる。ちなみに武器回避率も0%なので
装備武器ガードは無駄。
また、暗属性である事からアンデッド戦には果てしなく不向き。
頼りのウエポンバッシュも暗黒剣の属性付与によってアンデッドには通用しなくなる。
別のアビリティで対抗しましょう。
正直、拘りがなければ騎士剣を使った方が汎用性があるというか、
入手条件上、騎士剣を振るわざるを得なかった暗黒騎士も多かったものと思われる。
というか、ここまで書いておきながら入手した事がないからわからないんだけど、
この両手持ちは武器のダメージに左右するんだろうか?
しないなら、やっぱり片手の空く騎士剣の方が…
- 斧と同様に両手持ち補正は無効。
また厳密には暗黒騎士専用ではなく、一応たまねぎ剣士も装備可能。一応。- 全ての武器に追加効果がある暗黒剣と通常攻撃しかできないたまねぎ剣士の相性は悪くはない。
たまねぎ剣士は暗黒騎士に比べると攻撃力が劣るので「属性強化込みで騎士剣以上の攻撃力」という暗黒剣の攻撃力が過剰になる事もなく、そういう意味では暗黒剣のスペックをフル活用できるとも言える。
しかし、たまねぎ剣士はただでさえリアクションアビリティがセットできないのに盾とマントが装備できなくなり、低Faithにより味方の補助魔法も効かなくなるので耐久面が完全に無防備になってしまう。
いっそ防御は完全に捨て永久リレイズで死にながら戦う方が良いかもしれない。
難点はオニオンソードがあれば攻撃力の面では暗黒剣を使う意義が完全に無くなってしまう事、根本的な問題としてたまねぎ剣士自体が弱すぎる事か。
- 全ての武器に追加効果がある暗黒剣と通常攻撃しかできないたまねぎ剣士の相性は悪くはない。
通信無しで無限に入手でき、どれも高い性能を誇る騎士剣が存在する以上、
敢えて暗黒剣を使う意義は限りなく薄い。
全て暗属性なので、百八の数珠などで属性強化することにより威力を上げられるのは騎士剣に無い利点。
尤も暗黒騎士の攻撃力ならそこまでする必要はないだろうし、他に装備したいアクセサリもあることだろう。
騎士剣の威力に関わるBraveは基本的に「高ければ高いほど良い」のに対し、
暗黒剣の威力に関わるFaithは「高すぎても低すぎてもダメ」だというのも痛いところである。
裏真言のためにFaithを3まで下げたマラークにでも装備させてみる?
恐らく彼は二軍落ちさせている人が多いだろうし…
- 暗黒剣と属性強化を合わせて使う場合、必然的に盾もマントも装備不可となってしまう。
しかも暗黒剣の使い手である暗黒騎士は最大HP補正が低めなうえ、ジョブ固有回避率すら0。(重装備とブラッドウェポンがあるのでまだまだ頑張れるが)
リアクションアビリティの見切るは意味が無いので物理防御は白刃取り頼り、魔法防御はFaithを低くして……とここまで考えていくと暗黒剣計算式の低Faithが意外と噛み合っている事に気付く。
もっとも白刃取りを使うなら結局高Braveを維持する事になるので噛み合っていても特別な意味は無いのだけれども。
基本的には実用ではなく、フレーバー的に活用するのがいい。
ナイトの装備武器ガードなどと同じ
- 装備武器ガードは普通に有用なアビリティなんだが。
暗黒剣はすべてFF11の両手剣の名前(他シリーズに出ている剣もあるが)。
暗黒騎士が用いることが多い。
どうせなら「暗黒剣装備可能」というサポートアビリティがあっても良かったのでは、と思う。
- あっても利用価値はあまり無いだろうね。
- 「騎士剣装備可能」というアビリティが無いので、一応差別化にはなったかもしれない。
- 聖剣技・剛剣・暗黒(剣)は武器攻撃力がそのまま威力に反映するので、これらが使えるキャラの他のジョブのレベルを上げる際に役立った…かもしれない。
もっとも暗黒騎士になれる時点で他のジョブレベルはかなり上がってしまってるが…。- 確かに剣技持ちに持たせられれば強力なのだが、
↓×3にも書かれてる様に暗属性のせいで思わぬ枷になる事もある。
- 確かに剣技持ちに持たせられれば強力なのだが、
上述のように散散な扱いの暗黒剣であるが、iPhone・iPod touch版では活躍させることも可能。
iPhone・iPod touch版では通信機能が無いため、追加アイテムはストーリーをクリア後に全て毛皮骨肉店に入荷される。
そのためいきなり攻撃力40のヴァルハラを使用することが出来る。
普通にプレイしてるとサブ・追加イベントでしか活用できないが、Chapter3開始時から使用することも可能。
実はクリアデータは、クリアデータ保存時に存在するセーブデータ全てに入るらしく、クリア時に最初の方のデータがあればChapter3開始時に追加アイテムが全てあるという状況を作れる。
これを利用すればChapter3開始から攻撃力40のヴァルハラで猛威を振るえるのである。
もっとも暗黒騎士になるのが大変だが… さらにいうとデュランダルやムーンフェイスも入荷されてるので…
- 仮にFaith03にしたとしても、盾装備不可能というデメリットは余りにも大きいため、
iPhone・iPod touch版でも使用価値は皆無と言っても過言ではない。
もともと通信によってのみ手に入る系統の武器なのであまり強くないのはむしろ歓迎すべきものではある。
単独で共同戦線を張る猛者もそう多くは無いだろう。
そもそも暗属性自体、FFTでは微妙な属性である。
スケルトン系やグール系には吸収され、敵の人間が相手の場合は運悪くン・カイの腕輪を装備されてると
威力が半減されてしまう。加えてこの属性を弱点とする存在は皆無。
百八の数珠で強化できるが、それは他の属性でも同じである。
- 利用価値はせいぜい自軍のアンデッドモンスターかゾンビ状態の仲間を回復させる程度しか……
- 一応ヴァルハラは属性強化できる武器の中では最強ではある。
ただし{ヴァルハラ+属性強化+捨て身}<{カオスブレイド+両手持ち}、という無情なオチが待っているが。- 両手持ちが適用されるのは通常攻撃だけなので暗黒や各種剣技を使う場合は属性強化できるヴァルハラの方が強い。
とはいえ、ただでさえ攻撃偏重の暗黒騎士で盾を捨て属性強化装備をしてまでカオスブレイド以上の威力を追求する必要があるのかという話に戻るのだが……。- 属性強化で威力を上げれるのは強みだが、吸収する敵や半減する敵と対峙するケースを考えると、やはり無属性でどんな相手にも強力なダメージを与えられるカオスブレイドに頼ってしまう。
- 両手持ちが適用されるのは通常攻撃だけなので暗黒や各種剣技を使う場合は属性強化できるヴァルハラの方が強い。
デスブリンガー+イービルブレードでセシルごっこするのが一番正しい活用法かも知れない。
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FFL 
すっぴん以外では暗黒騎士の専用武器となる剣。メモリストもこれは装備できない。
いずれも闇属性が付いており、「暗黒の剣」以外には装備時に力がアップする効果もある。
しかし、アンデッドには基本的に無効化されてしまう……。
ちなみにアビリティの暗黒剣で使用する技の属性は名前とは裏腹に
「装備武器に依存」しているので、決して闇属性ではない。
光の戦士達が手にすることになる「聖剣」と対になっている…のか?
他の剣とは違うオリジナルグラフィックが用意されている。
カラーリングは暗黒剣とあってか、黒や赤など闇や血を連想させられる色が多い。
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