FF10(INT版)
ダーク召喚獣の1体。HP80万。全属性半減。
聖ベベル宮攻略終了後にビサイド村に入ると戦闘になる。
普段は通常攻撃と「ソニックウィング」「シューティング・レイ」をランダムに使用し、ODゲージが満タンになると「シューティング・パワー」を放つ。
「シューティング・パワー」以外ではダメージ限界突破せず、厄介なステータス異常を付加する攻撃もないので、ダーク召喚獣の中では最も御し易い。
真っ向勝負でネスラグを倒せる程度の強さがあれば問題なく勝てるだろう。
楽に倒すなら、「さきがけ」で先制したキャラクターが攻撃力を鍛えたワッカに交代してダメージ限界突破武器を装備して「アタックリール」。
しかし、コイツの恐ろしさはその戦闘能力ではない。
戦闘開始前や戦闘終了後にフリーズする可能性があるという点である。
どちらもスタートボタンを連打していれば回避し易くなるようなので、倒しても気を抜かないように。
シューティングパワーの威力は全ての技の中で一番威力が低いが、ダメージ限界突破が搭載され特殊魔法扱いになっており補助魔法による軽減も無効になっている。
ゲーム後半はこの敵を倒さなければビサイド村に入れない。
この弊害はかなり大きく、事前にシューティング・パワーやジェクトのスフィアを取っていない場合は、この敵を倒さなければ入手できなくなってしまう。
ジェクトのスフィアが入手できないということは、アーロンの陣風が覚えられないということでもある。
ビサイド寺院の試練の間の宝を取り忘れていた場合、こいつを倒さないと試練の間に再挑戦できず、結果としてユウナのニルヴァーナを第3段階に強化できなくなってしまう。
大きな罠であるが、マカラーニャよりはましか。
こいつと戦う前に陣風を覚えたい場合はスフィアマナージュ撃破後からマカラーニャ寺院訪問までの間にビサイド村に引き返す必要がある。
- 追加ボスのお約束か、当たり前のようにラスボスより強い。
INT版で追加された問題点のひとつである。
これがスルー出来るか敵がシーモア終異体やユウナレスカ程度の強さだったらどれだけマシだったことか…。
ラスボスを余裕で倒せるぐらいの強さにならないと最初の村に戻れなくなるという点はもう少し何とかならなかったのか。 - INT版以降で初期相性値が大きく改善されたようじんぼうの斬魔刀で強引に突破する手もある。
幸い、セーブスフィアが村の近くに存在するので、粘ればそのうち倒してくれることだろう。
ビサイド村を訪れると迫りくる者たちをBGMにコイツの召喚士(ズーク先生のモデルを流用したモブ)が出てきて、けしかけてくる。
倒されると腰を抜かして、村人からも糾弾され、慌てて逃げていく。
戦闘BGMは「ノーマルバトル」。
普通はINT版なのでボイスは無いはずだが、ここでの村人たちのセリフには日本語のボイスがちゃんと付いている。
恐らくビサイドを旅立つ前夜にユウナと話をしていたお婆ちゃんと子どものボイスの使い回し。掟破りしたティーダに注意していた2人である。
エクスポーション2個(通常枠)かエリクサー1個(レア枠)を盗める。
倒すとダークマターかマスタースフィア(レア枠)と、ダメージ限界突破と4属性攻撃のいずれかが付いた武器かリボン、HP限界突破、オートリジェネのいずれかが付いた防具をランダムで落とす。
攻撃力カンストのダメージ限界突破アタックリール12連撃なら必ず倒せるので、自作しようとするとダークマターが99個も必要になるリボン防具を最初に狙うのに向いている。
武器の方は属性攻撃が付く可能性が高いため、ダメージ限界突破が目的であってもオススメ出来ず完全にハズレと思っていい。
FF10(INT(UH版))
アルティメットヒッツ版ではこのフリーズバグは治っている。
ただ、どういうわけか戦闘画面がやたら暗いので、そこが気になる所。
FFRK
レア6の召喚魔法アビリティとして登場している。