モンスター/【ネスラグ】

Last-modified: 2024-04-02 (火) 23:07:53

巨大なカタツムリのモンスター。
由来はネオ+スラグまたは「スネイル(カタツムリ)+スラッグ(ナメクジ)」と思われる。


FF6(GBA版)

Neslug.png

ネスラグ (頭)
Lv97、HP62000、MP62000、種族:なし。
攻撃力50、防御力180、命中150、素早さ95。
回避率50、魔力20、魔法防御150、魔法回避50。
弱点属性:炎。吸収属性:冷気、雷、水。無効化属性なし。
有効な状態異常:プロテス、ヘイスト、シェル、リフレク。常時レビテト状態。
行動:
開幕:スロウガ(戦闘中1回だけ)

通常

  • 1ターン:たたかう/ねんえきねばねば/ベロベロなめる

操る:不可。スケッチ:スロウ/たたかう。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:グングニル(100%)。変化:不可。
EXP:0。獲得ギル:50000。


ネスラグ (殻)
Lv97、HP62000、MP62000、種族:なし。
攻撃力60、防御力255、命中100、素早さ80。
回避率0、魔力20、魔法防御255、魔法回避0。
弱点属性:炎。吸収属性:冷気、雷、水。無効化属性なし。
有効な状態異常:プロテス、ヘイスト、シェル、リフレク。常時レビテト状態。
行動:
通常
開幕:無敵になる

変数36がセットされていない

  • ホワイトウインド→変数36セット(ホワイトウインド使用フラグ解除)

内部タイマーが5以上経過

  • 頭が殻の外に出ている:頭が殻に引っ込む。内部タイマーリセット
  • 頭が殻の中にいる:頭を出す。変数36解除(ホワイトウィンド使用フラグ)。内部タイマーリセット

通常時

  • 1ターン:たたかう/たたかう/100まんトン

「たたかう」か「まほう」へのカウンター

  • 1ターン:100まんトン(100%)

操る:不可。スケッチ:スロウ/たたかう。あばれる:不可。
盗み:なし。落とすアイテム:なし。変化:不可。
EXP:0。獲得ギル:50000。


GBA版で追加された竜の巣の〈竜の神殿 宝物庫〉の宝箱に潜んでいる、
プレゼンターの色違いモンスター(ユミールの亜種でもある)。
特徴もそれに準じて頭部が2・3回行動する毎に殻に隠れて、一定周期毎にまた表れて行動を再開する。
倒すとグングニルを必ずドロップする。


頭部スロウガや、ストップ効果の物理攻撃「ベロベロなめる」などでパーティーの行動を邪魔する。
は開幕無敵状態になり、以降ダメージを与えることができず、ホワイトウィンドでHPを9999回復し、「たたかう」か「まほう」に反応してカウンターの「100万トン」で即死させてくる。
頭が殻に引っ込んでいる間、殻はたたかうか即死攻撃の100万トンを自発的に使ってくる。
殻のホワイトウインド使用は変数36によって決定されるため、戦闘開始後の最初に殻が行う行動はホワイトウインド。これらの仕様上、さほど頻繁に殻の攻撃(=通常時の行動)は行われない。


エルメスの靴ミラクルシューズを装備し、頭部を弱点の炎属性技で攻撃するのが鉄則。
冷気・雷・水属性は吸収される他、常時レビテト状態なので地属性も実質無効。
おまけに不利なステータス異常は全て無効なので、搦め手は通じない。属性・ステータス異常耐性の内訳は頭部・殻共に共通。


素早さもトップクラスの高さを誇り、殻も80と相当高いが、頭に至っては95とデスゲイズアンラックズブラキオレイドスと同値を誇る。
行動ペースがとにかく早いので、殻への誤爆を防ぐため、頭部が2回分行動を行ったら一旦攻撃はやめた方が良い。


HPは頭・殻共に62000と、同じ場所に出現するモンスターの中でも断トツで、
何とラスボスのケフカと同値を誇る。
両方を一緒に倒してもグングニルが2つ得られるわけではないので、頭だけを攻撃したほうがいい。

  • ちなみにMPも頭・殻共に62000ある。これはオメガウェポン(MP65000)に次いでゲーム中2位の数値。

プレゼンターにも言えることだが、宝箱から出てくるモンスターが口に宝箱を銜えているのはかなりシュールである。


両方同時に倒すと殻の分のギルも貰えるが(計10万ギル)、面倒臭いのでやらなくてもいいだろう。
どちらにしてもモンスター図鑑には「頭」・「殻」ともに登録される。

ガウの「愛の宣告」利用では自滅では片方しか倒せない。
「愛の宣告」による自滅狙いの場合、頭の「ベロベロなめる」を殻が肩代わりし、殻が頭に「100万トン」を使って自滅するシュールな光景を拝むことが出来る。
どう頑張っても殻が「100万トン」を自身に使うことはない。下記の通り誘惑中は100万トンの使用しないし、頭が殻にこもっている間に、殻が使うたたかうを殻自身が愛の宣告でガードしても、100万トンを使わず何もしない。


ガウまたはゴゴの「あばれる」で「ゆうわく 」を使った場合について。
 
実は殻に入る行動を決定しているのは頭部ではなく殻の方。また、殻は「誘惑」中はたたかうしか行わなくなり、100万トンカウンターも使わない(頭がこもり殻が誘惑されている状態でこちらがたたかうや魔法を使っても無反応)。
ゆうわくは通常1体にしかかからず、使用者が死ぬと解除なのだが、チャダルヌークの誘惑が形態切り替えで解除されるのと同じく、頭にかけた誘惑は殻に入ると解除となる。すると、「あばれる」使用者はそのまま殻に誘惑を使いうる。
 
以上から、頭が外に出ている状態で殻の方に「あばれる」の誘惑をかけると、頭が殻にこもる指示が出なくなるので、殻は誘惑状態で頭と殻に「たたかう」をし続ける・頭は殻に入らない、という状態になる。

  • 逆に頭が殻に入っている状態で殻の方に誘惑をかけると、頭を外に出す指示が出なくなる

頭部の方にだけ誘惑をかけると、殻に入る前に頭が殻に「たたかう」を使えば、殻が頭に「100万トン」で反撃して即死させる。
頭は魔法回避が50あるので誘惑が失敗しやすく、たとえ成功しても頭自身にばかり攻撃したり、誘惑成功後に頭の殻への攻撃が間に合わなかったりして、頭が殻の中に引っ込んでしまうと、頭への誘惑が解除される。

  • 頭への誘惑解除なので、そのまま誘惑が再使用されなければ頭が殻の外に出てくる。殻にこもっている間に誘惑が使われると、殻は魔法回避0なのでほぼ確実(ヒット値80なので絶対ではない)に誘惑が成功し、頭への指示が出なくなるため、殻が自身に延々0ダメージ攻撃を行う膠着状態となる。

頭が殻に引っ込んだままになったら「ゆうわく」の使用者を戦闘不能にすれば解除されるので、俗に言うハマリ状態とは違う。
「たたかう」か「魔法」へのカウンターなので「あばれる」使用者の打撃はあばれる扱いらしく、正常状態でも100万トンカウンターされない。
よって、ネスラグにゆうわくを使うのは厳禁というほどではない。
まとめると、基本的には別に「ゆうわく」を使ってもよい(「あばれる」使用者をデスやフレアなどを覚えておらず倒せない場合除く)。

  • 頭が外に出ている状態で、殻に誘惑ヒット→問題なし。頭が引っ込まなくなるだけで得。
  • 頭が外に出ている状態で、頭に誘惑ヒット→とりあえず問題なし。頭が殻に攻撃すれば反撃即死で決着。
    • 時間が経過すると頭が引っ込み、誘惑解除。あばれる使用者が殻に誘惑を使うと使用者を戦闘不能にする必要あり。
  • 殻にこもっている間に誘惑発動→膠着状態になるので使用者を戦闘不能にする必要あり。

ガウとゴゴで頭と殻にゆうわくをかけても基本は同じ。
頭が殻の外に出ている状態で両方にかかれば勝利確定。頭は殻に引っ込まず頭も殻も無力化される。
殻に先にかかれば頭は引っ込まなくなり大幅に弱体化。とりあえず頭は回避されがちなので二人がかりで使っても特に問題はない。頭が出ている間なら殻に当たる確率が増える。


頭部は物理&魔法回避率が50と高めなので、ファイガフレアは時々外れる。
ゴーレムファントムで即死物理攻撃の「100万トン」を予防し、アルテマなどで殻ごと攻撃するのも手。


魂の祠では第9グループでインフェルノ(+ケトゥラフ)の代わりに低確率で出現する場合がある。
最後半辺りで現れる事もあって、2体目以降と戦うのは相当な労力を要する。


スケッチ」「操る」では両パーツともたたかうスロウが発動。
はっきり言って地味と言わざるを得ない。


旧スマホ版ではユミールと同じく、頭が出ている時は殻にターゲットを指定出来ない上に、全体攻撃しても頭にのみダメージが入る為、殻に籠らない限り100万トンのカウンターを受けないのでGBA版よりは楽な印象。


開幕後の行動で無敵になるので、素早さを上げると無敵になる前の殻にダメージを与えられるのを確認(開幕「あばれる」の打撃発動で殻に1ダメージ発生)。
また、殻のカウンター発動はダメージではない(FF6の仕様上ダメージと回復は同じ扱いになるので、ホワイトウインドの回復に反応しないためと思われる)ので、たたかうと魔法以外の攻撃、たとえば「あばれる」中のたたかうなどには反応しない。

  • 宝箱モンスターであるためか、先制攻撃が発生する。
    しかし詠唱でラグがあるためか、先制攻撃発生→クイックでは殻が無敵状態になっていた(素早さ61+ミラクルシューズ装備キャラが先頭でクイック)。
  • 素早さ128のキャラが先制攻撃で二刀流攻撃をしても、皆伝の証は敵全体に均等にダメージを与える性質なので開幕無敵前に倒すのは難しそうである。
    • 未検証だが素早さ128クイックで無敵前に間に合えば9999x8の2セットで撃破可能? あるいはクイック中は最速でも演出中に無敵が発生してしまう?

FF10

初出。モンスター訓練場に出現。
全てのモンスターを1体以上捕獲することで戦闘可能になる。
HPは400万あり、主に「ねんえきネバネバ」や「百万トン」で攻撃してくる。
「ねんえきネバネバ」の攻撃力は高く、
毒+カーズ+アーマーブレイク+メンタルブレイク状態になるため、鬱陶しい。
(ブレイク状態で喰らうと4-5万ダメージ)
残りHPが200万をきると殻にこもり、HPが300万を超えるまでリジェネ状態でHPを回復しだす。
この状態になると一切攻撃を行わない(自分に「ケアルガ」のみ使用)が、
リジェネのHP回復量もやや多いため、メンバーの攻撃力が低いと絶対に倒せなくなる。
更にHPが100万を切ると殻が壊れ、元の状態に戻るが、殻にこもってない状態で一気にHPを削れば殻にこもる前に殻を壊せる。

  • 残りHPが300万を超えると、殻から出てリジェネ状態を解除して戦闘開始時の状態に戻る。
  • 殻が壊れた後はかなり素早くなる。
    • 元のすばやさ43から143にアップする。何気にトップのフェンリル&すべてを超えし者の次に高い。
  • なお、現実のカタツムリは殻の中に内臓や呼吸器官が詰まっているため「殻が壊れる=内臓がもげる=死亡」である。
    まあ、あくまで「カタツムリっぽい魔物」なのだろうが(FFXのモンスターは異界にいけなかった死者の成れの果てだし)。

殻に篭った状態では、オーバードライブ技以外の物理攻撃が全て無効化されてしまう。
また、あまり手間取ると10のリジェネの仕様のせいで一気にHPを60万近く回復されることも…。
出来れば「たくす」+「アタックリール」で一気に殻を割ってしまいたい。

  • ジャンボプリンと同じくアニマの「ペイン」が有効…と思いきや、
    動作時間の関係でヤツの回復ペースの方が大きく上回るという罠がある。
    オーバードライブ技を使わないのであれば、フレアやアルテマの連続魔法で地道に削っていこう。
  • 頭部が全く隠れていないのにしっかり無効化されるのが謎。結界でも張っているのか。
     

なお、殻が割れた状態でのみ清めの塩が有効。
と言ってもこの段階まで辿り着いたプレイヤーにとって大した意味はないが。

  • 「ナメクジは塩に弱い」ということである。
    • カタツムリも塩に弱いので殻が割れた状態のみ効く、というのは
      暗にこのモンスターはナメクジだということを示唆しているのだろうか?

ボスモンスター以外では唯一キャラクターの使い回しがなく、完全に文字通りの訓練場オリジナル。
これは開発中に色違いのボスモンスターが没になってしまったため。

  • ユミールのような性能ならともかく
    ネスラグのような性能なら倒すのが不可能な敵になっていたかもしれない。
  • なお、その名残か訓練場のボスで唯一専用の掛け合いボイスがあり、
    リュックを出すと「見てろよー、でんでんむしっ!」と言う。
  • 撃破時にも、あっさり消えるのではなく独自の演出が用意されている。
  • 塩が効く、殻が割れると素早さ上昇&「百万トン」の威力低下など、訓練場のモンスターとしてはネタが凝っている。未使用のボスに使用する予定だったギミックとかだろうか。

ノーマル版で一度、多分HP200万を切ってリジェネ状態になったのに何故か殻にこもらず
そのまま戦いが続いたことがあったが、あれはバグだったんだろうか…?


殻にこもった状態からアタックリール等でトドメを刺すことも可能(9:07秒あたりから)。
(OS状態のマウントマイマイも同じ消滅パターンをする)
また、殻が割れてからHPが100万を超えた場合、再び殻にこもる動作をする(11:30秒あたりから)。


実は、訓練所のモンスターでは数少ない死の宣告を無効にするモンスター。
他はエスパーダがいる。
(戦法が通用しないという意味では、サポテンダーも無効としてもいいと思われるのだが)

FF10-2

デザインはマイマイ系モンスターに流用されている。