FF:U
FF:Uに出てくる人種(?)。
主人公の「風」や「雲」などがアンリミテッド。
異なる世界を渡り、神をも超える力を持つ人らしい。
不老不死であり多少の傷では死なないが、
致命傷を受けると復活したとき何らかの障害が出る。
風は12年前の戦いのために本編中は記憶に障害を起こしていた。
どうもこの設定はゲーム『アンリミテッド:サガ』に出てくるアンリミテッドとほとんど同じのようだ。
Uサガにおける「アンリミテッド」は幾多の世界を旅し、自分の生まれた世界以外では不死身の人間という設定だった。
- あちらは「無敵の力を持つ」と明記されているので、この時点では両者の設定にやや違いが見られていた。
もしこの2作品がリンクするところまでプロジェクトが進んでいれば、細かい設定のすり合わせなどがあったのかもしれない。 - 設定の共通性については以下のような発言もある。
――世界観といえば、当時河津さんが監修している
『FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド』というアニメが放映されていましたね。あの作品
と本作は関係があるのでしょうか?
河津 :当時、裏設定として関係していました。“アン
リミテッド”という設定が共通なんですよ。『アンリ
ミテッド:サガ』の中では直接語っていませんが、イ
スカンダールがあの世界の“アンリミテッド”なんで
す。
彼は、あの世界では普通の強さなのですが、他所の
世界にいくと超人的に強くなる。きっと、別の世界で
はソイルを使って魔銃(まがん)を撃っていると思い
ますよ(笑)。
(http://dengekionline.com/elem/000/000/988/988659/より)
作中では、オスカーが伯爵に「黒き風の男……その能力から察するに、『アンリミテッド』ではないかと」と進言するシーンや、
フングスが風に倒された際「まさかお前は……アン……リミテッド……!」と驚愕するシーンがあるが、
打ち切りの影響もあってか描写はそのくらいで、そもそもアンリミテッドとは何かということを口頭で言及するシーンはほぼない。
ただ、不自然なまでの神出鬼没さ、致命傷レベルの攻撃に生き残るタフさなど、
明らかに風や雲(特に風)に常人と違うところがあるのは確かであり、そこはまず間違いなくアンリミテッドとしての性質によるものだろう。