FF:U
FF:Uの黒き風のライバルキャラ。CV石田彰。
風がヴィンセントにそっくりなためか、こいつもつんつん頭の剣士で
FF7のクラウドがモデルになっていると言われがち。
- 風とヴィンセントに比べると共通点はほとんどない。でかい剣くらいなもの。
- ちなみに「クラウド」とは雲という意味でもあるため、一応名前繋がりではある。
「アンリミテッド」の一人で、本編中で黒き風の宿敵となる存在。
口から吐き出す「ミスト」の力で攻撃を行うことができる魔剣士で、
腰に差しているミストの入ったビンを剣で真っ二つにして割ることで
「一刀獣」と呼ばれるドラゴンのような魔獣が出現し、敵を殲滅することができる。
(一刀獣のモデルはFFシリーズにおけるリヴァイアサンである)
一刀獣の召喚には「白銀のエチュード」など、「『白』のつく熟語+演奏曲の種類」の技名がついている。
普段はミストが口から漏れ出さないように口をマスクで覆っていることが多い。
黒き風ほどではないが寡黙で、「無様だな」「感謝する」などの口癖を持つ。
異界を支配しようと目論むタイラント伯爵の配下として登場し、
黒き風を含むメインキャラ達に大きな被害を与えた後、何度か現れて黒き風の前に立ちはだかる。
実は伯爵たちの内部を探るために潜りこんだ一種のスパイであり、
黒き風を倒そうとしたのも風の魔銃を封印するためであった。
そのため根は非情な人間ではなく、伯爵や配下の四凱将に偵察役としてこき使われていたクルクスにも
ひとり感謝の言葉をかけたりするなど他人を気遣う面がみられる。
アニメ終了後のムック本・ファンクラブで掲載されていた小説などでは、二度目の決着以降ミストが失われたことが明かされる。
が、そこを乗り越えクルクスと兄から新たな力を受け取り、双刀獣なる新召喚獣を入手することになる。
この頃になるとクルクスとのつながりがより強く描かれるようになるほか、双子との行動の数も増えてくる。
武器である白い剣は、手を触れずに動かすこともできる。
風が左手の銃で乱射した弾を、本人は棒立ちのまま軽々と全て弾き返したりもしており、一刀獣を使わなくとも戦闘能力は非常に高い。
霧の剣が破壊された際本人も多大なダメージを受けている点からも読み取れるが、
恐らく黒き風の魔銃と同様、剣に使用者の魂が込められて一心同体になっているのだろう。
- 風の場合は心臓が魔銃に移植されている。
白い雲のそれに関しては詳細不明だが、兄は剣を媒介に復活しているので核を破壊された故の敗北・死なのだろう。