映像作品/【FF:U ~ファイナルファンタジー:アンリミテッド~】

Last-modified: 2017-12-23 (土) 13:38:28

概要 Edit

2001年10月~2002年3月にかけてテレビ東京系で放送されたアニメ番組。
プロットとしては、異空間にさらわれた両親を探すために
少年少女が魔列車「エリザベート」に乗って果てしない旅に出るというもの。
途中に寄る様々な世界でゲームFFのキャラをモチーフにしたキャラが現れたり
ヒーロー的役割のキャラが毎回召喚獣でモンスターを倒すなど、
ファンをニヤリとさせる演出が多く、人気は上々であった。
が、当初一年間(全52話)の放送を予定されていたところ、
旧スクウェアが同年に公開した映画版ファイナルファンタジーの失敗で経営不振に陥ったため、
このアニメはその煽りを受け、半年間(25話)で打ち切られてしまった。
アニメ制作はGONZO
 
ヘルバタイラント伯爵など、一部天野喜孝っぽいイメージのキャラも登場する。


映画版FF公開後に放映されたアニメ版のFF。通称FF:U。
他のFFとの最大の違いは、現代(の中の異世界)が舞台、という点。
世界観設定を「サガ」シリーズ製作総指揮の河津氏が担当している為か、
雰囲気もゲームのものとはかなり異なる。
 
ストーリーは、「異界」と呼ばれる世界に消えた両親を探すべく双子のアイユウの姉弟が「異界」へと旅立ち、
そこで出会った謎の女性リサと、謎の男『』と共に様々な異世界に迷い込んでいきながら、
やがて「混沌」と呼ばれる存在と対峙していく、というもの。
一応『』が物語の主人公ではあるのだが、彼は物語の流れに積極的に絡まない為、
アイとユウ、リサとその仲間達が物語の中心になっている。
また、主人公がとにかく喋らないと言うのも(一部で)話題となった。
 
実はその後も公式ムック内のシナリオやドラマCD、WEB小説などで話は続いていたのだが
現在では公式サイトも消えてしまい、結局尻切れトンボのような形で終了となってしまったようだ。
どうにも残念でならない。
未見の方は、できればアニメだけでも見ていただきたいものである。
 
余談だが同じく河津氏が手掛けた「アンリミテッド:サガ」とは
(企画段階では連動する案もあったようだが)何も関連性はない。
名残として「アンリミテッド」「混沌」等の単語が見られるのみである。


音楽は基本的にアニメ音楽制作会社の作曲家が作っている
(そのうちの1人はFF7~11のアレンジCDを担当した浜口史郎氏)が、
チョコボのテーマなどFFシリーズおなじみの音楽はいくつか植松氏のものをアレンジして使っているほか、
風・リサのテーマを植松氏がアニメ用に提供していて、
特に風のテーマはオープニング曲「Over the FANTASY」としてアレンジされ、ヘルバ役の植田佳奈に歌われている。

  • 勝利後はあの「勝利のファンファーレ」が流れる。

今でこそ「映画失敗の巻き添えを食った不遇のアニメ作品」としての評価が中心だが、
放送当初はFFのゲーム作品をそのままアニメ化したものではなかったことや
ゲームのように一行全員が戦闘要員ではなく、巻き込まれ側であるアイやユウの視点を中心に話が進むこと、
更に冒頭で「外界」として佐渡ヶ島などが登場する独特の舞台、といったものへの不満も見られた。
作画も秀逸な回と悪い回の差が激しく、ひどい回はDVD版で修正を受けたりしている(19話)。
その修正も決して安定しているとは言えず、そう言った面では少々不安定な感は否めない。
 
一方、風の「魔銃」に代表される独自の演出やキャラクターに加え、
オメガシド、召喚獣など恒例の要素を独自解釈で導入した設定は過去のFFに例がなく特徴的であった。
敵(ガウディウム、混沌)側の視点も色濃く描かれたりと、アニメでしかなかなか出来ない表現も多い。
総監督の前田氏・コンダクターの米たに氏などはFFのプレイ経験は全くなく周囲から情報を集めたそうだが、
まさに「FFの外伝」という立ち位置に相応しい作品であると言える。

  • 敵側の描写はFF12などではムービーとして見られないわけではないが、
    やはり第三者視点の強い映像作品だからこそ、そのシーン数も多い。

キャラクター・用語 Edit

映像作品/FF:Uの各項目を参照。

余談 Edit

アニメ会社GONZOは大抵2クール目になると話が失速し、作画もボロボロになる。
この失速を「ゴンゾる」と呼ぶ人もいる。

  • 「ゴンゾる」とは言い難いが、本作はフングス撃破後から召喚獣の出番が減っていく。というか戦わなくなる。
    キャラの掘り下げなどは行なわれ面白いのだが、「今日の召喚獣はなんだろう!」な楽しみは無くなってしまう…

 
当時これの後にポケ○ンの再放送がやっていた


版権の問題などで客演等には恵まれてはいないが2016年、久しぶりにスクエニサイドの人物からこの作品(というか黒き風)について少しだけ触れられた。
ソース

Q31 黒き風を追加しなかったら、ハザマさんに相応しいソイルを決めてしまいますよ。

鯨岡 間さんならいいか……。撃ちまくってください。