FF12RW
FF12RWに登場する有翼人種。
元々はヒュムだったが、ヴィエラの秘術により翼を得た。その副作用か寿命は40年程度と短い。
オキューリアと争った末に、浮遊大陸レムレースに幽閉状態で暮らしている。
後に、エグル族同士で争いを始めたために、族長フォルサノスによって心を奪われた結果、
現在では争いを好まず、感情の起伏にとぼしく、夢や希望を抱くこともないという。
フォルサノスの定めた「神の掟」なるものに従い、細々と暮らしている。
海外版での表記は「Aegyl」。
このことから由来はおそらく「EAGLE(鷲)」のアナグラムと思われる。
翼を得て浮遊大陸をつくったため、オキューリアが怒ったらしい。
言えば神の真似事をするなといったところか。
その時代では飛空艇がなくとも地上と浮遊大陸を移動できた。
心を無くしてはいたが、野生の幻獣と戦う為に自衛団は組織している。
イヴァリース歴ではかなり昔から居た種族。
断崖の絶壁に住むため文明に取り残され、オキューリアの歴史干渉も受けていなかったヒュムが、
閉鎖環境から脱するため、ヴィエラの秘術を用いて翼を得た。
オキューリアの支配下に置かれそうになると、彼らは全面戦争に出る。
だが他種族らも使うオキューリア側に押されて勝ち目がなくなり、戦闘を放棄して浮遊石でレムレースへと移動する。
レムレースにあった浮遊石で彼らの文明はさらに発展し、飛空艇を完成させる。
飛空艇のことを知ったオキューリアは歴史干渉の邪魔になると判断し、
浮遊石の力をミストの結界として変質させ、レムレースごと彼らを封じ込めた。
それ以後、数千年は歴史から抹消されていた。
トマジからは手先が器用な種族だと感心されていた。
暦
エグル神殿兵の日誌に「海の月5日」という記述があるが、
他に暦を知る為の記述は存在しない。
フォルサノスも元はイヴァリースの住人であることからイヴァリース暦との関連も考えられるか。
と言ってもエグルがイヴァリースを離れる時に暦の読み方が定まっていたかは不明。
エグルの服装
エグル族は総じて軽装であり 翼のはばたきをさまたげない薄い布や軽い金属を身につける。 年間を通しあたたかく おおむね過ごしやすいレムレースの気候も 服装にこだわらない彼らの傾向に拍車をかけているとみられる。 レムレースレポート「エグルの服装」より
- 男女とも翼の動きを遮らない為に、上半身の露出度は高い。
「男性に至っては上半身裸が多い」
女性もイラストでは確認できないが、背中はかなり開いていると思われる。
トマジ曰く、目の保養になるらしい。*1
エグルの食生活
エグル族は おもに採集によって食料を得ている。 木の実や野草、あるいは魚やタマゴが主食である。 レムレースに生息する動物は殆どが幻獣で実体がないため肉は食用にならず また人口が少ないために 農耕も行われない。 レムレースレポート「エグルの食生活」より
- 動物がいない事は、レムレースが人工的に人を置いた土地だからか。
フォルサノスがエグルを導くとき、食事のことは余り考えていなかったのかもしれない。
尤も、野生の幻獣によって絶滅したのかもしれないが。
エグルの住まい
現在エグル族は 新しく家を建てることはなく かつて祖先が築いた遺跡に いまなお住み続けている。 古代レムレース様式の石造建築は流麗な翼のモチーフと 豪壮なたたずまいが特徴で 堅牢な造りは 当時の高度な技術を示している レムレースレポート「エグルの住まい」より