イヴァリース関連作品にて登場する集団・組織。
FFTとFFTA2でその名が出てくるが、両者はまったく異なる集団である。
FFT 
バリンテン大公が擁する暗殺集団。
ガルテナーハ兄妹はこの組織に所属していた。
五十年戦争であふれた戦争孤児たちを集め鍛えた部隊。
大公はこれ以外も多数部隊を所持しているらしい。
- 使い方はアレだが、戦争孤児を保護したと見れば評価するべきところだろうか…。
同じくあふれた没落貴族があんな風になっているのだから。- ガルテナーハ兄妹に限って言えば大公本人が彼らを孤児にした。
現実世界のゲリラは子供たちを攫って洗脳して少年(少女)兵に仕立て上げるということを行っている。大公の性格を考えればこっちの方な気がする。
- ガルテナーハ兄妹に限って言えば大公本人が彼らを孤児にした。
- オスマントルコのイェニチェリと似たようなシステムだなぁ(他にも似たようなシステムを採用していた国は多いが)。戦災孤児など身寄りのない者を集めて親衛隊や部隊を編成するのは独裁国家で良く見られる手法で、主君(独裁者)以外に頼れる人物がいない状況を作り出す事で反乱や造反を防ぐ事を目的としていた。
最近の例で言うとルーマニアのセクレタリアも孤児を洗脳していたと言われており、チャウシェスクが反乱軍(と言っても軍の大半だったりするが)に捕らわれ政権が風前の灯となってもチェウシェスクのために戦い続けた。当然このような部隊を育成には時間がかかるため、バリンテンは相当前から結構ろくでもない野望を抱いていたのだろう。
はっきり言ってFFTA2に出てくるカミュジャに比べると全くと言って良いほど目立っていない。理由の一つは組織の中心人物であるガルテナーハ兄妹(と言うか天冥士と天道士)が今一つぱっとしないからと言うのもあるが(PSP版ではどちらもかなり上方修正されているが)、何より「カミュジャ」と言う組織として襲ってきていると言うより単に「バリンテンの手下」と言うイメージが強いからだと思われる。
その頭目であるバリンテンにしても濃いキャラ揃いのFFTの中では「ラファになんかした外道」程度のキャラでしかなく、死にっぷりも情けない。多分マラークが率いていた連中もカミュジャのメンバーだったのだろうが…
- そもそもシナリオ上でカミュジャの名前が出ていないからな。
確認できるのはブレイブストーリーのラファ、マラークの項目のみ。
そりゃ影薄いわ。 - ジャ系の一種なのかもしれない。
FFTA2 
ユトランド地方にて暗躍する謎の組織。
イルーア、ユエンらが所属。
モンスター密売を主にしており、ジャッジを無効化する力を使ってくる。
募金活動などする優良企業の、裏の面。
グラスの町を拠点とする犯罪組織。
飛空艇や帆船の製造を隠れ蓑に非合法品を密輸・売買している。
トップクラスの実力を持つイルーア亡き後、多少の混乱があったが組織を揺るがすような
事態にはならなかった模様。
マフィア組織デュアルホーン侵攻時には先行部隊を襲撃し損害を与える。
その後蛇心のデュークがカミュジャの賭場で暴れまわる。
この数日後報復攻撃が開始し、デュアルホーンの戦力を四天王上陸前と変わらぬ程低下させた。
「泣く子も黙るカミュジャ。 泣いているとカミュジャが来るぞ。」 この歌は誰もが子供の頃に聞いたと思うが、歌にでてくるカミュジャとは、 百年以上前に存在したとされる、 モンスターよりも恐ろしいといわれた犯罪集団の呼び名である